どうもKGYです、バンコク行きの機内でブログを書きました。
ヤンゴン−バンコク間は、1時間15分ほどのフライト。
チケットを早めに手配したのもあり、往復73ドル弱。
これだけ安いとバンコクは行きやすい。
ミャンマー国内に行くのと同じ感覚です。
さて、引き続きキャリア編。
これまで、前回分は、冒頭に入れてましたが
かなーり長くなってきたので、後ろにもっていきます。
(今更ですが。)
前回までは退路を断つために思考し、行動した話を
書いてきました。
今回からは「キャリア」を軸に、どう考えたか を
具体的に書いていきたいと思います。
日本生命で一生働き続ける
今だから言える事ですが、
私にはこの選択肢は頭の中にはありませんでした。
元々、起業したいという想いがあったのがひとつ。
長男でいつかは地元に戻って家を継ぐ、と考えていたのがひとつ。
よって、将来地元に戻るまでにどのようなキャリアを歩むか?
そんな感じでキャリアを考え、捉えていました。
地元に帰ってから、何ができるか?
地元に帰った時にどう役に立つか? と。
この事はそれなりに真剣に考えていました。
絶対に地元に戻らなきゃ、とかいうほど強いものではないですが
やはり地元は好きだし、将来は戻りたい想いはあります。
しかし大学卒業時の進路選択時には
「今じゃない」と明確に思っていました。
せっかく田舎を出て、大学に進学して勉強した。
これを生かす機会があるなら、もう少し外にいたい、と。
そんな想いで就職活動をしました。
また稼げるお金を考えても、ちょっと違うかな、と。
勉強した事を活かす、お金を稼ぐとなると、
地元だとせめて銀行くらいかな、という感覚でした。
よって、当時は「今じゃない」と考えました。
そうなると、次のステップに考えるのは
いつか地元に帰るまでのキャリアをどう描くか?です。
地元に帰って何ができるだろうか?
私の出身地である岐阜県下呂市は、有名な温泉があります。
飛騨地方であり、飛騨という括りで考えると
飛騨高山の古い町並みや
高山祭りといった
伝統的な観光地がある事でも知られています。
ミシュランガイドで星ついてます!
今ある資源をベースに単純に考えると、
「観光業」には可能性があるのでは?
と、そんなことを考えていました。
(今も根っこにはそれがあります。)
とりわけ下呂温泉は家からも車で15分と近く
多くの温泉旅館が存在するため
地元に戻るという選択肢の中では
観光業の勉強をしっかりしてみようかな、とも
考えた事があります。
それこそ日本で最高レベルのサービスを提供する
旅館やホテルで働かせていただいて、
知識・ノウハウを得て、地元でそれを活かす、とか。
星野リゾートはどうだろうか?リッツカールトンは?
なんていうそんなパターンを考えました。
そうした学びをもって飛騨に帰り、どこかの旅館で
働かせていただく。その中で身につけた知識・ノウハウを
横展開できれば、面白いのではないだろうか?と。
また海外をターゲットにして観光業を考える、
なんてのもどうだろうか?とも考えました。
結構、真剣に一流旅館で働こうと考えた事もありました。
その当時はかなり真剣に考えたプランです。
地元「飛騨」×キャリア
飛騨をアピールするために、飛騨で戦っていく。
これを考えた事もありますが、このプランについては、
飛騨の地で仲間達がカタチにしていってくれてますし
それを応援しよう、というスタンスでいます!
もう既にカタチになりつつあるもの、なっているものの一部を紹介します。
ゲストハウス iori(8月オープン予定)
この建物のもつ歴史がすごい。文化財級の古民家の離れを活用。
どうやら、当時、家の中に池をつくることが許されたのはごく一部だとか。
そんな選ばれし、地元の名士の家の離れということで楽しみです。
(ご参考)母屋は 吉城の郷 にて営業中!http://yoshikinosato.com/information/
小坂200滝 〜岐阜の宝もの認定第1号〜
小坂の町には滝が216存在します。
そんな滝を楽しむツアーをガンガン運営しています。
夏ならでは、のイベントで沢登までできてしまいます!
冬は凍った滝も見えるという。春夏秋冬いつでも楽しめます。
沢登りでは、滝を登ったり、滑り降りたり・・・!
見たり、写真に撮ったりというだけでも
ついついテンションが上がってしまうのですが
沢登ともなれば、たまらなく楽しい事間違いなし!
そして、水が、とっても冷たくて気持ちいいんです!
hida iiyo
飛騨出身で、活躍している人々を紹介するサイト
私の友人も紹介されております。
こういうので見るとやたらと格好よく見えます。笑
こうして友人たちが色々と展開してくれているんで
私はそのためにできる限りの支援をしますが
「本業ではない」と今はそう位置づけています。笑
飛騨はアクセスが悪いのが、マイナス要因ではあるのですが、
だからこそできることもある、と考えています。
飛騨の魅力を、飛騨一丸となってPRしていって欲しいし、
そうした中で中心となって活躍して欲しいです!
私は、ミャンマーから掩護射撃しますので。笑
少し話がそれました。
将来的に、地元に戻るまでのキャリア形成を考えて
観光業は、今ある資源を守る意味でも有望。
だから、観光を学ぶのもいいのかもしれない、と
そんな事を考えていました。
しかし、それは上記でも紹介させて頂いたように
私以外の誰かに譲るとして、私は少し異なるカタチで
飛騨の役に立ちたい、とそう考えています。
私は、飛騨に産業を生み出す、とか
外から飛騨を見ることで新たな価値を見出す、とか
人と人をつなぐ、地域と地域をつなぐ、とか
そうしたカタチで飛騨に、仲間達に貢献できればいいな
なんて考えています。
これまでの、キャリア形成において
「地元」の存在が常に頭の片隅にありました。
今も引き続き片隅にありますが、
ちょっと捉え方が変わってきたような気がします。
私にとって、地元である「飛騨」は大切な場所です。
将来的には、戻る事になると思っています。
しかし、それありき ではなく、自分の可能性を広げるべく
キャリアを考えてみて、思考してみて、
自分がやりたいことをやっていく中で
「辿り着くかもしれない場所の最有力候補地」であって
目指す場所ではない。
今は、そんな位置づけかな、と思っています。
キャリア×地元 についてはそんな感じで考えています。
次回に続けます。
前回までの分はこちら。
高校までキャリアをどう考えたか?プチまとめ〜career08〜
日本生命を選んでよかったこと「人」「経験」〜career29〜
日本生命を選ぶまで、選んでから。プチまとめ〜career31〜
2009年3月25日付 東京への異動内示〜career37〜
留学でも海外赴任でもない海外勤務を知った日〜career49〜
一度、退職申出をした人間をどう捉えるか?〜career61〜
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