おはようございます、最近 ちょっと寝坊続き。
切り替えたい、と思いながらもまったく切り替えられず。
30分の二度寝は1ヶ月で1日分を生み出す。
これを改めて肝に銘じて動かないと。
今日も1日頑張ります!
さて、引き続きキャリア編。前回までの分はこちら。
高校までキャリアをどう考えたか?プチまとめ〜career08〜
日本生命を選んでよかったこと「人」「経験」〜career29〜
日本生命を選ぶまで、選んでから。プチまとめ〜career31〜
2009年3月25日付 東京への異動内示〜career37〜
さて前回は具体的な仕事の内容に触れた。
具体的な仕事内容について、大きく下記3点があった。
1、教材の作成、発信
2、研修の企画、運営
3、教育全般の企画、運営
このうちの2つについては前回触れたので、今回は3つ目。
教育全般の企画、運営について。
効果的な教育とは?
これはずーっと頭を悩ませ続けた案件だった。
具体的には、
誰に対して教育をするのか?
初期層なのか。
研修を聞きたい意欲のある層なのか。
成績不振層なのか。
それとも優秀そうなのか。
誰が教育をするのか?
成功者の生の声を聞かせるのか。
偉い人からの一言が効果的なのか。
失敗者から語らせるのか。
事務的に伝えるのか。
何を教育するのか?
マネジメント手法なのか。
精神的なものなのか。
個別、具体的手法なのか。
成功事例なのか。
どのように教育するのか?
講義形式でつたえるのか。
分科会でグループ討議させるのか。
ワークをさせるのか。
情報発信という別の場で伝えるのか。
色々と悩ましく考えながら運営していた。
受ける側のストレスは極力少なく押さえ、
ただし重要な事は必ず伝わるような仕組みを考えていた。
受け手が飽きないよう、かつ伝える側の目的が達成できるように。
ここがとても悩ましいところであった。
営業管理職は忙しい。
我々の教育の対象となる営業管理職はタスクが多く
気持ち的には「職場から離れたくない」
というのが本音であると思う。
「研修行く暇があったら、、、」と思っている人も
多かったように思う。
そうした方を研修に呼ぶこともある。
よって「そもそも研修の意味はあるのか?」といったことも考えていた。
というのは、年間に約250営業日。
250営業日のうち年間2回、1泊2日の研修があるとする。
250日のうちの4日である。
この研修にどれだけの意味があるのだろうか?
そこから生まれた発想が情報発信であったり、映像教材であった。
情報発信は、前回までに紹介させていただいた通り。
加えて、映像教材での情報発信なんかもしていた。
しかし、研修で顔を合わせての情報交換の場や
直接、本部から物事を伝える事の意味は大きい。
よって「参加してよかった」と思ってもらい、普段 職場にいては
忙しくてできない頭の整理をさせるため、計画を立ててもらったり
周囲とのコミュニケーションをとったりしてもらう事を意識した。
普段はできない事。 これがポイントだった。
研修の効果は見えない
しかし「研修の効果は見えない」のが普通である。
研修を終わって数字がグッと伸びる、なんて事は滅多にない。
伸びたら、それは研修前に仕掛けたものの可能性も高い。
また教育に即効性のあるものは少ない。
むしろ少し長い目で見て、伸びるか伸びないか、である。
研修の効用をどのように長持ちさせられるだろうか?
こうした事もずーっと考えていた。
研修前後の課題や報告、研修後の定期的なフォロー等も
実施したりしていた。出張支援も並行して行っていた。
が、研修の効果の測定は難しく常に頭を悩ませていた。
特定の指標を軸にして、伸びたか伸びてないかを見ると
全員が一律に伸びることはない。
当然ばらつきが出る。特定の項目だけ相関が出る事はない。
解釈の中で、受けなかったらもっと悪くなっていたかもしれない。
とか、そういうギリギリの判断のものもあったが
やはり無理矢理過ぎて却下となった。笑
この「研修効果を判断する指標」は、研修後のアンケートが軸と
なっていたが、どうもそれだけではない、と思いながら
苦しい思いで研修や教育と向き合い続けていた。
効果を考える、という事はトライし続けていたが、
未だに自分の中で解答は出ていない。。
研修領域でのPDCAが回せない、というのが実態だったように思う。
運営面での修正は何度もし続けたが、企画面では苦しんでいた。
長くなってきたので次回に続けます。
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