おはようございます、KGYです。
シンガポールでは、経験に投資するために「マリーナベイサンズ」宿泊。
部屋からの景色はこんな感じでした。
そして圧巻は屋上のプール。迫力ありました。
また行ってみたい、と思える場所でした。のんびりするのも良さそうです。
さて、引き続きキャリア編。前回までの分はこちら。
高校までキャリアをどう考えたか?プチまとめ〜career08〜
日本生命を選んでよかったこと「人」「経験」〜career29〜
日本生命を選ぶまで、選んでから。プチまとめ〜career31〜
2009年3月25日付 東京への異動内示〜career37〜
さて、前回は自身が所属した部署が「最も恵まれた場所」だったという事を書いた。
前回は、所属メンバーが素晴らしかった事を中心に紹介した。
今回は仕事の中身について少し触れておきたい。
情報感性が鍛えられる仕事
「営業管理職に」「モノを伝える」のが仕事だった。
しかも直接語りかけるのではなく、教材を通じて伝える。
この面白さと難しさを感じながら教材づくりに挑んでいた。
営業管理職に伝える内容は幅広い。
経営に関する情報も一部は伝えるし、
また具体的な手法についても伝える。
これは販売手法からマネジメント手法まで。
社会情勢で保険に関係のありそうな事や
一見、関係のなさそうな事をこじつけたり。
最新の医療関係の知識を学んでみたり。
時には他社に関する情報収集も行ったりしていた。
情報発信を考える際には、アンテナを高く張り
多くの情報を集めて、その中から取捨選択して
伝える事を絞り、伝えていく必要があった。
多くの情報が集まる場所であり、集めなければならない場所だった。
そのおかげさまで「情報感性」が求められ、磨かれ、鍛えられた。
知らない世界を知ることができて
情報という刺激に満ち溢れた中で仕事ができた。
所属と仕事内容の特性上、とても楽しかった。
情報はどこにやってくるのか?
答えは、情報を発信するところに集まってくる。
私はこれだと思っている。
まさにこの事を仕事の中で経験させてもらえた。
情報発信をすると、これやってうまくいった、なんて話を
聞かせてもらうことが多くあった。
また情報発信をしている部署と認知があると、
こちらがお願いした取材にも協力的に対応してくれる事が多い。
情報は発信するところに集まってくる。
この事を業務を通じて体験していけたのは大きい。
情報はどこからやってくるのか?
これはいうまでもなく「人」からである。
よって人脈づくりは小さいながらもやり続けた。
ちょっとした相談が出来る場所をつくり続けた。
仕事の息抜きに周辺を徘徊して情報収集をしたりもした。
これはHさんのやり方に学んだところである。
Hさんはしょっちゅう社内を徘徊していた。
集中して席に座っている時もあったが
かなり多くの時間を徘徊に使っていた。
そこで色んな部署に足を運び、情報収集をしていたのだ。
そこで思いついたものや、周囲のニーズを探り
情報発信にいかしていたのだ。
自分のアイディアを他人にぶつけて、アイディアを磨き
確かなものとして固めて、一気に作り上げていた。
このやり方を参考にし、私も途中からは徘徊頻度を増やした。
また他部署への電話も意図的にかけるようにしていた。
話した事のない人との電話は億劫である。
しかし、これが2度3度重なると親近感がわいてきたりする。
この繰り返しでいつの間にか昔から知っていたように
やりとりが楽になることが多かった。
こうした人脈の網をあらゆるところに張っておくことで
困った時に頼ることのできる人や最新の情報を入手できる先が増え
ずいぶんと仕事も楽に、スムーズに進める事ができた。
情報は「人」から入ってくることがわかったから。
当たり前だが、人を介さない情報はない。
読ませるための資料
前回も登場したHさんに多くを学んだ。
「読みたいと思える資料をつくれ」と
見た目の大切さを教わった。
「文字が多い」「美しくない」「伝わらない」
と修正点を指摘いただいた。
そのおかげでパワーポイント資料づくりは
(自分的には)最終的にはちょっとした得意分野になった。
情報発信という仕事の特性上
多くの資料はつくるものの、読まれないものも出てしまう。
少しでも読まれるため、読むというハードルを下げるために
見た目にこだわれ、というアドバイスは役に立った。
色んな雑誌の表紙を見て色使いを研究したりなんかもした。
確かに、見た目に惹かれる雑誌というのはある。
そうした要素を少しでも盗もうと勉強をしていた。
人もさることながら、仕事内容もとても恵まれた所属。
こうした所属で4年9ヶ月過ごせたのは本当に大きかった。
この期間に、情報感性が磨かれ、社内外の多くの情報に触れた。
触れようと多くの人と話した事が知らず知らずのうちに
キャリアにも影響を与えていた。
次回に続けます。
コメントを残す