今回は、「ご縁」と「流れ」の話。
「タイミング」とも言えるかも。
私は「縁」とか「流れ」を大切にしています。
生保勤務時代に「人と繋がる大切さ」を実感。
鮒谷塾で「出会いは刺激を運んで来る」を
強く感じました。
その後のミャンマー行きが決まるまでは
「ご縁」「流れ」を強く感じました。
今回は、そんな「ご縁」と「流れ」の話。
生保退職からミャンマー渡航までの「流れ」
ミャンマー行きを決めた当時
「これだけ流れてるんだから
この流れに乗るしかないな」と
そう強く感じていました。
「ご縁」が生んだ「流れ」が
超強烈だと感じていました。
大きな流れとしては
2013年
5月:求人を知り
6月:社長の一時帰国時に面談
7月:内定(?)の連絡
+飲み会で決意が固まる
8月:ミャンマー渡航(人生初)
9月:正式な退社報告
12月:退職
1月:ミャンマー渡航。
案件を知ってから9ヶ月目には
ミャンマーに渡航したのです。
この流れには乗るしかない、と。
そう感じたのです。
面白いように流れていきましたので。
もう少し詳しく説明します。
出会いから内定までの「流れ」
2013年5月のGW休暇
私は実家の居間にいて
「夏休みの予定を考えよう」と
ネットで情報収集をしていました。
海外就職をしよう、と考えはじめ
英語の勉強も少しずつ始めた頃。
「ASEAN」に狙いを定めました。
その中でも知り合いが1人もいない
「ミャンマー」に行ってみよう、と
絞り込みました。
カンボジア、ベトナム、マレーシアには
知り合いがいたため
私にとっては、魅力がありませんでした。
現地を訪問して経営者と出会って
素敵な方がいれば
「私を働かせてください!」
と、やろうと考えて
情報収集をしていました。
そんな時に出会ったのが前職。
ネット上で日本人の求人案内があり
興味を惹かれました。
30歳未満、語学力問わず、PC使えること。
ちょうど29歳
語学力は、、、です。笑
PCは仕事で使ってたので自信あり。
ってなわけで
条件にはバッチリでした。
会社のHPを読んでみると
「ミャンマーの適正な発展に寄与したい」
との言葉。
グッと心掴まれたため、すぐに
「興味があります」メール送付。
これがファーストコンタクト。
その後
「履歴書を送ってください。」
と、連絡があり、履歴書を送付。
しばらく待っていると
「6月末、日本に一時帰国するので会いましょう」
と、連絡があり、神田で会うことに。
ルノワールだったかな?
これが初の直接コンタクト。
で、面接をして、あれこれトーク。
「きっと大丈夫だろう」と
思いつつ、面談を終えました。
その後、連絡がなかったので
「どうなのでしょうか?」
と、連絡したところ
条件面の話を色々として
7月中旬頃に
「1日でも早く来て欲しい」
との内定(?)メールを受け取りました。
出会いから内定までは
サクサクっと流れました。
退職申出までの「流れ」
内定をいただいたので
「直属の上司に報告をしよう」
と思ったものの、、、
なかなか勇気が出ず、言い出せない日々。。
なんと奇跡的に、何を思ったのか
年初面談では、偶然にも上司に
「この会社でずっと働く事はないかも。」
と、伝えていたのです。
なぜか、伝えていたのです。
にも関わらず。。。
言おうと思えば言えるはずなのに
どうしても勇気が出ず。
「今日こそ退社意思を伝えるぞ!」
と、思いつつ
言えない日々は
かれこれ1週間ちょいほど。
毎日出社しては
「今日こそ!」
あ、だめだった、、、
「今日こそは!」
あ、また今日もだめだった、、、
と言う日々が続きましたw
週末が近付いてきて
2度目の週末を
モヤモヤの状態で過ごしたくない!
と、強く感じた私は
思い切ることができました。
上司は超朝型の人だったので
金曜日の早朝に出社し
「ちょっと、お話が、、、」
とお伝え。
時間をもらって
「退社して、ミャンマーへ。」報告。
上司は相当、驚きつつ
「とりあえずわかった。
おれの弟だったら絶対反対する。
もうちょいゆっくり外で話そう。」
と話し、上司の生い立ちや
会社の良さ等をたくさん語ってくれ
「来年、営業管理職に推薦しようと思ってた。」
(営業管理職は、私がなりたかったポジション!)
「もっと広く会社を観えるポジションに
行って見てもいいかもしれない。」
「だから考え直してみてくれ。」
と伝えてくれました。
推薦=内定でもないし、保証もありません。
それでも、社内では一番やりたかったこと
すごく嬉しかったのを覚えています。
ただその一方で、大企業ですので
人事は水物です。
「今年こそ営業管理職になれる。」と
言いながら、なれなかった人を
たくさん見てきました。
それでも、やはり心は揺れました。
社内ではやりたかった仕事。
相当、心が揺れました。
本当に、心が揺れました。
んー悩ましいなぁ。
そう悩みながら、上司と
飲みに行く日程を調整しました。
ミャンマー行きを決めた「流れ」
上司に報告した日の夜は飲み会!
社内のメンバーで男2 対 女2。
(コンパのようなもの)
が、悩み相談の場に。
「ミャンマーか、営業管理職か
悩んでいる」と。
そう漏らしたところ
1人の女性が
「次の4月、どちらも選べるなら
どちらを選ぶの?」
との鬼質問を炸裂させました。
私は、考えることなく
「ミャンマーですね。」
と、サラッと答えてました。
「じゃあミャンマーじゃん?」
「ええ、確かに。」
こうして覚悟が決まりました。
このコンパ飲み会の場で
私の覚悟は固まったのでした。
その翌日、鮒谷さんに会う機会があり
(私の受け取った感覚としては)
軽〜く
「行ったらいいんじゃないっすか?」
とケツを蹴られ
覚悟は強固なものとなりました。
その後、上司と語る中で
「さすがに1度は渡航したら?」
との、ススメもあり
先方の社長とも話す中で
8月末にミャンマーへ渡航。
人生初ミャンマー上陸!
は、覚悟を決めた後でした。
「暮らせるわ。」と感じて
完全に覚悟は固まりました。
帰国して
正式に退職を申し出ました。
そこからは退職に向けて
一直線に進んでいきました。
そうして12月末に退社。
1月にミャンマー渡航しました。
「ご縁」と「流れ」の力
ネットも含めて
「人とのご縁」が生まれて
スッと「流れ」ていきました。
出会っていた社長が違う人で
当時の上司が違う人だったら
結果は違っていたかもしれません。
そうして私は
ミャンマーに辿り着きました。
こういうものなんですよね。
「ご縁」と「流れ」って。
流れる時には流れますし
滞る時は滞ります。
ただそれだけです。
人とのアポ調整なんかも
決まらない時は決まらないし
サクッとハマる時はハマります。
そういうのも「縁」と「流れ」。
私はそう解釈しています。
こんな言葉もあります。
「人生、出会うべき人には必ず出会う。
しかも、一瞬遅からず、早からず。
しかし、内に求める心なくば、
眼前にその人ありといえども縁は生じず。」哲学者・教育学者であり実践求道者である
森信三さんの名言。
本当に、真理だな、と思っています。
人との出会いは
大きな「流れ」の中の一部。
私は、これまでの経験を通じて
そう捉えています。
生保時代の出会いも、鮒谷塾の出会いも
大きな流れの中の一部なのです。
ほんの一部だけど、重要な一部。
人との繋がりで出会ったある人から
時に、大きく刺激を受けて
人生が大きく変わったりします。
出会いがすべて、ではないけれど
出会いが全体の一部として
大きく作用することがあります。
であるからこそ
「ご縁」や「流れ」って
めちゃくちゃ大事なのです。
そして、
私は「ご縁」や「流れ」を大切にしたい。
そう、思っているわけです。
猪狩菜緒 says
初めまして!
長野県在住の猪狩(イガリ)と申します。
三峰神社の記事からこちらのブログに行き合ったのだと思いますが、“ご縁と流れ”のお話、大変面白く読ませて頂きました。
私も今まさに決断を迫られていまして、抗いようのない流れが来るまで今の会社は辞めないぞと思っていた矢先、「新規就農」という目標がフッと湧いて出てしまい、あれよあれよという間に農業関係の知人が増え、直感でここだと思う研修先が見つかり、もうこれは流れなのだと覚悟を決めた次第です。
とは言え、今の上司にどう切り出したらいいものか…勇気が要りますね(笑)
私は海外に行ったことはないのですが、これから仕事の関係でアジア諸国に足を運ぶことがあるかもしれません。新たな分野にチャレンジされている方のお話はとても良い刺激になりますので、またチェックさせて頂きます。ありがとうございます。
長々と失礼致しました。
melt-myself says
個別メール送付させていただこうと思いましたが、メールアドレスエラーのため、送付できませんでした。
コメントありがとうございます。
こうした不思議な縁も含めて、人生を思い切って楽しんでいきましょう、お互いに!
引き続き、よろしくお願いします!
猪狩菜緒 says
メール頂いていたんですね!
ごめんなさい、アドレスが間違っていたかもしれません…受け取れず残念です。
前回のコメントから2か月が経って、こちらはまた色々な変化がありました。
またブログ拝見させて頂きますね。
よろしくお願いします(^^)
melt-myself says
ありがとうございます! ぜひまたブログ、見ていただければ、と思います!
コメント、ありがとうございます!