コンデジが欲しい!
どうしても離れないので思考を整理。
前回のブログの続きです。
カメラと私の関係。KGYのカメラ履歴書。2005年に買った初号機はCASIO Z500。
http://melt-myself.com/camera-history20160201
カメラをより好きになった「3つのきっかけ」について
今回は紹介したいと思います。
その大前提となる、1番大きなのはこれ。
カメラ弐号機(ガチのやつ)を買った経緯
初号機はCASIOのコンデジ。
その後、iPhone4/5を経て
カメラ弐号機として「D7000」を購入した。
具体的には、望遠レンズセット。
このカメラを購入したのは
大学時代の友人の駐在先
インドネシア・ジャカルタ旅行の前。
社会人5年目の夏だったから
平成23年 つまり 2011年の夏だ。
インドネシア訪問の経緯はこんなん。
忘れもしない東日本大震災、2011年3月11日。
その週末に友人から電話が来た。
3月12日(土)だったろうか。
「飯を食おう」と。
近所のバーミヤンへ一緒に行った。
震災の情報をシェアしつつ話していると
彼が言い放った。
「インドネシア駐在が決まった。」
そして私はすぐに返した。
KGY「必ず、すぐ遊びに行く。」
そして私は7月海の日の3連休前後に
夏休みを引っ付けるカタチで
インドネシア・ジャカルタを
訪問することとなった。
過去、親友が南アフリカに留学してたが
行く行く、と言ってて結局行けず帰国。
そん時の後悔があったので
すぐの渡航を決めた。
友人の赴任後 半年以内での訪問だった。
ジャカルタ訪問の2週間前の土日。
私は、池袋のヤマダ電機で
D7000を購入した。
Canon か Nikonか?
なんてところからだったが
Nikonから派遣されてる店員さんのススメで
その日のうちに決めて購入した。
NASAでも使われてる、とか
そんなワードが結構 決め手となった。
これが私の弐号機購入の経緯。
機械任せの撮影
とはいえ、撮影手法は
カメラの「性能任せ」の撮影のみ。
勉強もせず
「AUTO撮影」をしてただけ。
もっとわかりやすくいえば
レンズキットだったので
ズーム機能をフル活用してただけ。
今から思えば、非常に残念な
カメラ活用法である。
それでもいい写真が撮れてしまう。
インドネシアの写真とか
マジ綺麗なもんである。
風の盆とかも。
被写体がキレイなだけだ。
ズーム機能のおかげだ。
さすがカメラ様々。笑
とはいえ
これは大きな転機のひとつだ。
「3つのきっかけ」
D7000の購入という
「転機」に加えて
3つのきっかけがあった。
1、後輩の結婚式での悔しさ
2、「シンデレラレンズ」
3、「カメラ教室」
AUTO撮影からの脱却
私の苗字から「川」を抜いた
旧姓 桂 という部活の後輩の結婚式で
その転機は起こった。
※写真はイメージ(題材:結婚式)
部活メンバーで写真を撮ろう!となり
カメラマンにカメラを渡し
撮影してもらったことがあった。
その時のカメラマンから
「設定いじりますね。」
と、声を掛けられた。
何もわからない私は
「お願いします!」
とのみ依頼。
その後、確認のために
液晶に映し出された写真を見て
驚いた。
というか、悔しかった。
なんでこんな写真が撮れるんだ?
と。
フラッシュの変な明るさでなく
全員の顔がしっかりと映っている。
ほどよい明るさで
ハッキリと顔が見えている。
一方で
私が撮った写真はカメラ任せ。
私がそれまでにやっていたのは
「暗いな。」と思ったら
強制フラッシュで光らせて
明るくするか
なんとなく暗いな、と思いつつも
ピント合ってるからいいか
とやり過ごしていた。
しかし、プロは、カメラを
文字通り使いこなしていた。
悔しかった。
ただただ悔しかった。
カメラの性能をいかせてない。
カメラを買って
2年以上は経っていた。
それを見て、一念発起。
カメラについて勉強を始めた。
で、それを元に
絞り優先とかシャッタースピード優先とか
そんな機能がある事は知った。
が、そこまで。笑
結局は理解できず、使えず。
本を片手に撮影に行った事もあった
水の流れる場に撮影に行き
「滝や川の流れを表現したい。
白く流れるように撮影したい。」
そのためには
「シャッタースピードを遅く。」
というのを見ながら
撮影しようと試みる。
シャッタースピードの表示の
1/2000 が早いのか
1/200 が早いのかもわからず。
水の流れどころか
画面全体が真っ白。
見事に シロトビ。
そこからの修正の仕方は
当時の自分にはわからなかった。
※今ならわかる。F値調整すりゃいい。
勉強しながら、なんとか
試してみようと試みるも
なかなか思ったようにいかず。
カメラの面白さが見出せないまま
カメラ任せの撮影に舞い戻った。苦笑
当時に学んだ「構図」は
(できてるかどうかはさておき)
役立っている。
その後の変化といえば
AUTO撮影が
プログラムオートに変わったくらい。
であった。苦笑
第2のきっかけ「シンデレラレンズ」
ミャンマーでの就職を前提として
2013年8月20日頃から5日ほど
初のミャンマー旅行をした。
(勤務を前提とした視察も含む。)
8月末には日本に戻り
上司への正式な退職報告もした上で
ミャンマー渡航がほぼ決まった。
せっかくミャンマーに行くんだから
面白い被写体もあるわけだし
ミャンマーでいい写真を撮ろう!
と、心に決めた。
その手始めに2つの手を打った。
その1つが、シンデレラ・レンズ購入
もう1つが、カメラ教室への参加
1、シンデレラ・レンズ購入
まずはレンズを購入した。
シンデレラ・レンズといわれる
こちらのレンズを購入した。
安いけれど、カメラの楽しみがめちゃくちゃ増す。
それがシンデレラ・レンズだという。
ほんとに使ってみて驚いた。
写真がめちゃくちゃボケる。
写真が楽しくて楽しくてたまらなくなった。
なんでもっと早く買わんかったんだろう、と
大きく大きく後悔したのは言うまでもない。
デジタル一眼持ってて
単焦点レンズを持ってない人へ。
まずはあれこれ考えず
「単焦点」「明るいレンズ(F1.8か1.4くらい)」
買ってください。
買って、撮ってみて
はじめてわかる事があります。
間違いなく写真が楽しくなります。
プロになった気分を味わえます。
あのプロっぽい
背景がボケた写真が簡単に
撮れるようになります。
明るいレンズ(F値の小さいレンズ)
であればいいんですが
なぜ単焦点か?っていうと値段の問題。
明るくて単焦点じゃないってなると
一気にあまりにも高くなります、、、
ほら、20万円近くとか。
一方で、単焦点・明るいレンズであれば
3万円以内で購入できます。
2つのカメラ教室への参加
2つ目の手として私は
カメラ教室にも通いました。
プロに学ぶのが早い、と。
2つのカメラ教室で勉強させて頂き
超・基礎のボタンの説明からはじまり
シャッタースピードが早い写真と
遅い写真でどう変わるのか?
先生は浮いてません。飛んでます。
シャッタースピード早いから
瞬間を切り取れるのです。
焦点距離とか
といった事を習った。
理論的に習った上で
実際に撮影して身についた。
それからはカメラが一気に楽しくなった。
その後、しばらくは
常に「絞り優先」で撮影し続けていた。
絞り優先で最も明るい設定。(F値 1.8)
なぜ絞り優先かというと
あの「ボケ」の感じが
一番出やすいからである。
「ボケ」の感じがあるだけで
一眼らしい、プロっぽい写真に見える。
自惚れるにはたまらなく好都合。笑
よって
常に 絞り優先で撮影し続けていた。
そして、ある時からは
マニュアルに設定し
絞り・シャッタースピード双方を
常に設定しながら撮影している。
ミャンマーでも
トライ&エラーを繰り返している。
意図した写真を撮るために
同じ被写体でも
設定をちょっとずつイジり
撮影をする。
なんてことも はじめたのは
ヤンゴンに来てからだ。
頭でこの明るさだと、、、
「絞りは●、シャッタースピードは1/●」
と想定して、撮影してみて
一発で撮れた時には
自分の成長を実感する事が出来た。
このようなカメラ歴を通じて
「D7000(一眼レフカメラ)」
「悔しさ」
「シンデレラレンズ」
「カメラ教室」
との出会いを経て
カメラの楽しさを知るに至った。
D7000には満足している。
が、今は修理で日本にある。
かれこれ半年近く手元から離れている。
日本生命の金沢支社時代の
仲良しの方々が
2月のミャンマー渡航時に
持って来てくれる予定。
カメラとの再会は、とてつもなく楽しみだ。
ようやくカメラと再会できる!
とても長くなってしまったが
これが私のカメラ歴。
カメラが楽しくなっているのが今だ。
とりあえず
カメラを楽しみたい人は
・明るいレンズを買って
・カメラ教室に行きましょう
そうそう、テーマは
なぜコンデジが欲しいのか?だ。
長くなったので次回へ。
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