サザンの桑田さんといえば誰もが知ってるだろう。
その桑田佳祐氏の本を読んでいた。
「やっぱりただの歌詞じゃねぇか、こんなもん」
この本を読んで刺さった事を残しておく。
前回、刺さった言葉たちを紹介したが
桑田佳祐氏の熱い言葉たち~「やっぱりただの歌詞じゃねえか、こんなもん」より~
その中から1つについて。
やらないと後悔すること
今やらないと後悔することはやっておいたほうがいい
今まで「面倒くさい」とか「それは無理だろう」と
諦めていたようなことも含めて
「後悔すること」とは?
これは文字通り、後にならないとわからない。
だから「後悔」というのだ。
しかし、やる前から
「やらないと後悔するかも」と
目に見えていることもある。
そうした事をしないように、という事だ。
恥ずかしながら
私の失敗事例をシェア。苦笑
私は、人間関係は長く続く。
そう思っている。
よって、例えば別れた彼女であっても
相手から嫌がられない限りは
関係を構築し続けたい、と考えている。
それは、
恋人同士としての関係だとか
カラダの関係とかではなく
交友関係という意味合い。
当然、別れたら
恋人の関係ではなくなる。
だからって
「関係性がゼロになる」というのは
なんだか寂しく感じるのだ。
ある意味でただの欲張りなのかも。
ただ、私が思うのは
何かの縁があって出会ったのだから
その縁はつないでおけばいい。
何がどこで繋がるかわからんわけだし。
私はそんな軽い気持ちである。
人によっては
「あり得ない。」
と断固拒否する人もいる。
しかし
あくまでも私は「縁」をつなぎたい。
そう考えているのである。
とはいえ、うまくいかないケースもある。
パッと思いつくだけで、2つある。
そのうち、1つの失敗例。
別れ方の失敗事例。
超、簡単に掻い摘んで書く。
1、「別れる」と決めて、相手にも伝えた。
2、相手に泣かれた。
3、そのまま色々と話してたら終電の時間が過ぎた。
(で、どうしたか。)
4、ホテルに行った。
あとは想像にお任せします。笑
5、が、次の日の朝にはキッパリと別れた。
そんな事があった。
この子とは、完全に縁が切れた。
これを私は悔いている。苦笑
なぜ、あの時に、、、と。
なぜだか、その時には
ふと頭によぎった。
「どうせ切れる縁だ」という
悪い自分が出てきた。
しかし、それがよくなかった。
(と、私は思っている。)
どうせ切れる縁だった。
という考え方もあるだろう。
人間関係を維持する上では
出会いも大切であるし
縁を繋ぎ続ける事も大切だ。
それと同様に「別れ」も大切なのだ。
これは過去の1パターンに過ぎない。
相手はなんとも思ってないかもしれない。
しかし、自分の中で
大きく引っ掛かっているし
後悔としても大きいものがある。
こういう「わかり切っている後悔」は
しない方がいい。
そうしたひとつの教訓である。
で、逆の話。
後悔する、とわかることはやっておく。
このお話である。
旅にまつわる「後悔」
私は2015年4月にブラジルに渡航した。
めちゃくちゃいい経験ができた。
簡単なまとめは下記のとおり。興味があればぜひ。
ヤンゴンからブラジルへの旅 まとめ。
http://melt-myself.com/from-yangon-to-brazil
ブラジルの旅から学んだ3つのこと
http://melt-myself.com/Brazil-matome20150513
実は、旅については
過去の苦い思い出(=後悔)がある。
その後悔があったからこそ
今回の「ブラジル渡航」が実現した。
過去の後悔について。
大学時代、親友が何を思ったか、
南アフリカに留学した。笑
1年間の語学留学である。
もっと別の国があるだろうに、、、
でもオモロそう!
くらいに思って送り出した。
親友は
「強盗に遭う確率が130%」
という南アフリカへ留学をした。
なぜ南アフリカなのか?
について、彼の発言から理解できたことは
・(そのエージェント経由では)
岐阜県出身者では今まで行った人がいない。・英語圏の国。
という2点のみ。
元カノが留学してて、それに刺激を受けたり
国際電話代で7万円使って凹んでたりと
海外については何かしら曰く付きだが
それ以外の留学の選択理由は不明。
(ちなみに社会人になってから駐在での渡航直前に
パスポートを失くすという大失態も起こしてた。
リアルに駐在内示を取り消されかけた、とか。)
で、その親友が南アフリカにいたので
当然、私は遊びに行こう、と思っていた。
一応、軽く南アフリカについても調べた。
思い出せる情報としては
なんだか有名な滝(たぶん世界三大名瀑のひとつ)が
あるらしい、くらい。
(まぁほとんど調べてないってこと。笑)
何度か、彼から手紙が届いた。
「遊びに来いよー」的な言葉を貰ってた。
私も、たぶん返信をした。(はず。)
そうしたやりとりをする中で
早く行かないと。
早く行かないと。
早く行かないと!
と、思っていたら、、、
就活シーズンに突入したりして
バタバタし出して、
なんて言い訳をしてる間に
彼は帰国した。
私は行くタイミングを逃したわけだ。
学生なんて暇やのに。
部活とか無視ればよかったのに。
お金とかなんとかなったのに。
いいチャンスが目の前にあったのに
南アフリカに行けなかった。
大きな後悔が残った。
この後悔はしたくない、と。
それ以来、旅へのフットワークは軽く。
がひとつのモットーとなっている。
よって
大学時代の友人の「インドネシア駐在」
という話を3月に聞いたら
すぐに時期を固め、同年7月に渡航した。
ミャンマーに来てからも
上田さんが6月までシンガポールと聞いて
3月に1回、6月に1回、渡航して現地で会った。
フィリピンにいた岩崎さんにも
帰国の約半月前に会いに行った。
そして、2015年4月には
地球の裏側 ブラジルに住む椎名さんに
会いに行くことができた。
早めに会社を後にした事を怒られ
帰国した初日に寝坊をしてしまい怒られ
その点は、超・反省し、後悔したのだが
それを上回って、行ってよかった!
と、そう感じている。
過去の後悔があったからこそ
「後悔したくない」と考えて行動ができた。
「面倒くさい」「それは無理」と
諦めてしまいがちなことで、
後悔することがわかっているなら
やっておくのがいい。
自分の気持ちを俯瞰してみると
このメッセージはグサッと刺さる。
「ワクワクを選びたい!」
というのが私の偽らざる本音。
私にとってのワクワクは
「変化」という刺激である。
この後、
文中に登場する言葉を添えると
さらにグサッと来る。
何はともあれ、今の自分にとって大切なことは、
「生真面目に生きる」ことではなくて、
むしろ体中の色々な「ネジを緩める」ことかもしれない。
どうもこうあるべきだ、とか
周囲の事を気遣ったりして
「生真面目に生き」ようとしてしまっている。
それに対する言葉として
「ネジを緩める」という言葉はしっくりくる。
せっかくの人生。
やり直しはきかない。
いつ終わるかわからない。
そう思えば
今やらないと後悔することはやっておいたほうがいい
桑田さん、ありがとう。
せっかくヤンゴンにいるんだし。
やっぱり私は桑田圭祐のような男になりたい。
という年始に考えていたことを
敢えて繰り返しておこう。
元旦だからこそド真剣に語る。「桑田佳祐」のようになりたい。
もう少し桑田佳祐シリーズ 続くかも。
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