おはようございます、本日は6時半起き。
そして、ミャンマーは祝日です。ちょっと仕事の残務処理と
長期的に考えておきたいことについて、検討したいと思います。
じっくり時間を取れるのは、やはり休日なので。
さて、前回までシェムリアップシリーズでした。
シェムリアップはとても、いい場所で、リフレッシュできました!
シェムリアップから、プノンペンまで飛行機で移動。
約30分の旅で、とても近かったです。
プノンペン空港では、吉野家を見つけテンションアップ!
いくつか、お店で相場を探ってみましたが、
4〜5USDはどこも必要そうで、高い。。。空港だから?
よって、グルグル、グルグルと空港近辺を2−3周して
結局、吉野家を選びました。
この牛丼で、テンション上がったのはもちろんのこと
紅ショウガ、七味唐辛子の「器」にテンションアップ!
そして、店員さんも可愛かったです!
その後は、COSTA COFFEにてのんびり。
空き時間に、のんびり時間を潰せるコーヒー屋さん、いいですね!
ヤンゴンだと、そういう場って、ホテルラウンジくらい。
プノンペンには、コーヒー店とか多くてうらやましい!
さて、今回はプノンペンの様子 と 歴史について。
プノンペンの街中
車の量は多くありません。タクシーが走っていません。
ヤンゴンのように、簡単にタクシー捕まると思ったら
まったく走っていませんでした。。
流しのタクシーはないようです。ヤンゴンと大違い。
よって、移動のベースはトゥクトゥクとなりました。
このおっちゃんは、いい人そうだったんですが、
一切、英語が通じず。よって諦めました。
別の運転手と交渉して、
市内→キリングフィールド→トゥールスレン をUSD 10。
相場は不明。。。
こうして交差点付近に子供がいるのは、ヤンゴンと同じ。
ただ何のための袋なのか、不明。何かを集めるため?!
キリングフィールドへ向かう途中。
こうした市場もありました。すごい賑わい。
ただ、感覚としてヤンゴンよりスペースにゆとりあり?!
バイクが多いので、色々と面白バイクを見ました。
ちびっことよく目が合い、にらめっこをしてました。笑
タイヤを運ぶバイク。笑
道は、ところどころボコボコで、バイクも車も
穴を避けようと、右へ左へ、自由に行き交い、危険。。。
特にバイクは狭い隙間にガンガン入り込みます。
大きなショッピングセンターのようなモノも。
外にブースがあって、マイクで客寄せしてたのが印象的。
ヤンゴンでは見ない光景です。
こういう「粋な遊び」好きです。 水たまりに、サギの置物。笑
ただ、道路のど真ん中なので、明らかに邪魔。。。
ガソリンスタンド前で、運転手がふと、トゥクトゥクを止めて
タンクを取り出し、、燃料を補充するのかと思ったら、、水を汲んでました。
冷却水代わりでしょうか?
なんかこうした工事をやってて、渋滞がひどい。
ただでさえ、みんなバイクも車も強引に割り込み、譲り合いもないので
致命的でした。。おかげでゆっくり写真が撮れましたが。
お寺の前で、親を待つ子供でしょうか? 楽しそうに荷台で遊んでました。
THE手作業。ヤンゴンでも見ますが、この光景は、結構強烈でした。
一列に並び、秩序がありますね。
映画 キリングフィールドの、開拓の映像が脳裏に浮かびました。
さて、ここからが本日の本題。
カンボジアの大虐殺の歴史について。
ポル・ポト とう方の名前を聞いた事がある方は
多いかと思います。
恥ずかしながら、私は、
名前は知っていましたが、何をしたか、とか
目的とかよくわかっていませんでした。
今回のカンボジア渡航を前に
映画「キリング・フィールド」を見て、はじめて知ったくらい。
一言でいえば、大量虐殺の実行者です。
共産主義に傾倒し、格差をなくそう、と考え
反乱分子となりうる、上層にいると考えられた人間が殺されました。
医者、教師、外国語ができる人、、、農民以外はすべて、くらい。
しかも、家族の中で誰かが生き残ると復讐を企てるものが出る。
ということで、基本的には関係者すべてが殺されたとか。。
そんなキリング・フィールドに行って参りました。
キリング・フィールド
CHOEUNG EK(チューエク)のキリング・フィールドです。
なかなか重い場所でした。色々と考えさせられました。
カンボジア国内にこうした場所が、無数にあったそうで、
その中の一カ所がこちら、とのこと。
料金はUSD 6。音声ガイドも無料でつきます。(日本語あり)
これをじっくり聞きながら、まわりました。
所要時間は、およそ1時間半〜2時間ほどでした。
ここで多くの犠牲者が見つかったとか。
中では、こんな出会いも! 足、こんなんなってるんですね。
このスポット「Killing Tree」が一番、強烈でした。
この木がなぜ、そう呼ばれるのか?わかりますでしょうか?
この木の幹には、多くの血。脳がついていた、らしい。
近くにあった穴からは、頭が激しく損傷した子供の大量の死体。。。
そうです。
子供の足を持ち、頭を木に打ちつけて殺したのだそうです。。
信じられません。
キリング・フィールドは、大量虐殺が行なわれた場所のひとつ。
大音量で革命歌が流れ、淡々と日常が流れているかのように装っていた。
しかし、そういった中で、虐殺が行なわれていた。
しかも、虐殺の方法は 銃ではなく、原始的な方法だったらしい。
なぜなら、銃弾が高かったから、だという。
ヤシの木のギザギザがとても固く、
従来から、鶏を切るのに使っていたそうです。
こんな感じになっていて、確かに固かったです。
これで、まずは人の喉を切るのだそうです。
そうすると、断末魔の叫びも発せられなくなります。
その上で、斧、くわ といった農機具で殴り殺していたとか。
想像するだけでも恐ろしいです。
そうした原始的な殺し方をしていたと思えば、
子供を木の幹に打ちつける、というのは
想像に難くないですね。。。
それにしても、この虐殺は恐ろしいです。
200万とも300万とも言われる人が殺されたのですから。
基本的に殺されたのは、頭のいい人。
学者、教師、医者、外国語がわかる人とか。
救われたのは農民のみ。
よって、手がキレイな人も殺された、とか。
しかも、それを世界の主要各国が実態を知らず
支援していたというのだから、余計に恐ろしい。。
今のカンボジアの人口が400万〜500万とかなので
なんと人口の半分が殺された計算。
この機会にカンボジアの歴史を少し学びました。
「no rich,no poor」が思想の背景にあったそうですが
とても恐ろしかったです。
そして、実際にその場を見て、余計に感じました。
ちなみに、未だに、雨が降ると骨が浮いてくるそうです。
実際に通路の端にありました。右手前に白いのわかりますか?
アップするとこんな感じです。
なんとも恐ろしい場所でした。
大量の頭蓋骨が安置されていましたが、
破損状況を見ると、殴られた、とか頭を砕かれたのがわかります。
こうして、ひとりの白人が立っていると
ただのキレイな公園のようです。めちゃくちゃ絵になります。
しかし、今から35年ほど前に実際にあった出来事。
なんとも恐ろしい事です。信じられません。
その後、もうひとつの スポットも訪問。
トゥールスレン
世界遺産登録の場所
入場虜はUSD 3でした。
元々、高校だったという事で、一見するとただの校舎です。
しかし、実態はおそろしい場所です。
鉄棒が手前にあり、その奥にあるのは、処刑台。
とんでもない数の顔写真がありました。
目を背けたくなるほど、本当に多くの写真が。
これだけ、多くの方が殺されたというのは本当に恐ろしいです。
こんなスペースにて生活していたようです。
こうして、番号がふられているのが、生々しい。
外に出られないように、有刺鉄線です。
これは、出る事もできない。まさに地獄絵図です。
会場内には、生き証人がいて、語ってくれるようです。
こうした企画はとてもいいな、とそう感じました。
語り継がれていくべきものだと思います。
ちょっとカボジアの歴史を学びました。
長くなりましたので、次回に続けます。
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