この1年で
ミャンマーがどれほど変わったのか?
改めてその辺りを整理してみます。
第1の変化は、通信環境。
タクシー交渉 ほぼゼロの1年
で、第2は、、、
私の中では、タクシー事情。
通信環境の革新とも連動しますが、
この1年くらいの中で
タクシー交渉をほとんどしてない。
日本にいる人には
なかなか伝わらないでしょうけれど
これ、結構 衝撃です。
つい2年前には
どこ行くにも、タクシー交渉。
タクシーは交渉制が当たり前でした。
磨いたミャンマー語スキルで
ガシガシ闘う。
時には下手に出てみたり
強気で攻めてみたり
去るフリをしてみたり
交渉を楽しんでもいました。
そして
ここぞ! って時には
とっておきのキーワード
「ターライバー」
発動。
タクシードライバーとの料金交渉を
いかに制するか、なんて日々でした。
が、
ここ1年、やってない。
1年後の今、タクシー乗車方法
交渉でミャンマー語を使う代わりに、
テクノロジーを用います。
1,携帯アプリ「Grab」を開いて
出発地 と 目的地 を入力。
2,料金を事前に確認。
時にはプロモーションコードを入力して
あとは配車依頼をかける。
3,電話がかかってきて
ちょっとミャンマー語で話して待つ。
4,タクシーのナンバーを
アプリ と照合してタクシーに乗り込む。
5,タクシーは原則、エアコン付き。
昔は、エアコンつけるのも有料だったなぁ。。
6,で、到着したら
事前に確認していた料金を支払う。
これらがすべて
携帯1つで、できるようになったのです。
何が変わったのか?
タクシードライバーとの料金交渉を
楽しんでいたのも事実ではあります。
しかし、同時に
ストレスを感じる事が多かったのも事実。
それが
料金交渉のストレスはゼロに。
また、はじめから料金がわかるので
いくらになるだろうか、、、
的なドキドキ感もなし。
交渉制でもここは同じですが。
(いや、たまに到着時にモメたわ w)
さらには
プロモーションが多くて
結果的に、交渉の相場よりも安くなる
ってのがGrabの良さの1つ。
また、Grabだと安全確保もできる。
ドライバーの身元が割れてるので
悪いことはできない。
だから
夜に、女性がタクシーに乗るなら
Grab一択でしょう。
かつ
どのタクシーに乗ったかわかれば
忘れ物がないか確認もできる
とかとか
メリットがいっぱいです。
とはいえ、実際には
呼んでみたけど
到着までに10分待つ、とか
なんで毎回電話来んねん、とか
目的地は、地図見てくれよ、とか
(たまに)車汚いし臭いし、とか
言いたいことは
まだまだたくさんあります。
それでも
やっぱり超便利なのです。
だから私は
完全にGrab一択になりました。
プロモが切れた時とか
3箇所回りたい時とか
極稀に 交渉はするけれど
だいたいGrab。
そんな生活にシフト。
で、ミャンマーの人でも
結構 多くが使っています。
Grab展開開始から
約1年が経つけれど
タクシードライバーさんに
「いつからGrab使ってるの?」
と訪ねてみると
「まだ2週間だよ。」
なんて答える人がいるので
タクシーの台数は
今もなお、増え続けている感じ。
だから
利用者にとっては
便利度も高まっています。
タクシーを呼んで
すぐに来てくれれば
やっぱりストレスは少ないですし。
当初は
「広がるんだろうか、、、」
なんて思っていたGrabですが
あっという間に
人々の生活に根付きました。
てか
人々の生活を変えました。
とりわけ
タクシードライバーの行動は
大きく変わったのではないか、と。
そして渋滞緩和にも
それなりに役立ってるんじゃないか、と。
そんな事を思うわけです。
交渉制だったら
突然、止まるタクシーがいたり
交渉で長く留まるタクシーがいたり
ってな感じで
まぁまぁ邪魔してるケースも多い。
例えば
幹線道路のど真ん中で
なんでこんなとこで止まるねん。
って場所で停まるタクシーとか
そもそもタクシー拾う人も
交渉するなら、場所考えよーぜ。
って言いたくなる光景を
そこそこ見掛けます。
全部がGrab化していけば
そういう事もなくなるのかも。
2018年4月1日から
サービス展開がはじまる
メーター制タクシー
「キロメートルタクシー」が
本格的に稼働を開始して
勢力を広げていけば
交渉は完全に不要になるかも。
なんて思ったりもします。
メーター制タクシーの前に
配車アプリ「Grab」が
ガッチリ市場を押さえて
私も思いっ切りその波に飲み込まれ
Grabコアユーザーになってます。
移動にかかるストレスが
ザクッと減ったのは
とても大きな変化!
移動は大きく、変わりました。
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