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From Yangon(ミャンマーブログ)

可能性拡大に貢献する by 桂川融己(かつらがわ ゆうき)

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ルールをつくる側の強さ。カンボジアの野党党首への逮捕状、建設会社の免許取り消しはミャンマー総選挙と関係があるのか?

2015/11/15 by melt-myself Leave a Comment

カンボジア 最大野党党首に逮捕状!

というニュースがYahoo!ニュースで流れてきて

ん?! と思って目を通してみた。

すると

「国外に滞在中で、帰国したら逮捕されるとみられる。」

と、なんとも過激的な記載が。

そこから、ふと感じたことをば。

ミャンマー総選挙の影響や如何に?

ミャンマー総選挙では

最大野党が、現与党を完全に飲み込みました。

 

まさかまさか(?)野党が圧勝です。

過半数取得は確実であり

与党的にも、ここまでいかれるとは、、、

というのも本音じゃないかと。

 

だって、元大臣とかも

ことごとく負けてるわけなんですよね。

 

で、そういった結果があった上での

カンボジアのニュースを見たわけで

KGY的には「ん?!」と勘ぐってしまったわけです。

 

ニュースの内容はこんな感じ。

DSC 5988

カンボジアの最大野党・党首に

7年前の名誉毀損事件で逮捕状。

 

国外に滞在中で、帰国すれば逮捕されるとみられる。

政権による野党排除の動きでは?と最大野党は反発。

 

以前にも、実刑判決を受けたが、国王の恩赦を受け、

その後の総選挙で最大野党は躍進。

18年に予定される次期総選挙での政権交代を目指している。

(参考URL)

http://mainichi.jp/select/news/20151114k0000m030106000c.html

というこのニュース。

 

考え過ぎかもしれないけれども、

なんだか、今のミャンマーの状況を見て

与党が動いたように見えてしまった。。

 

ミャンマーでは、総選挙を受けて現与党が惨敗。

一方で、最大野党が大躍進。一気に政権交代。

 

これと同じ事がカンボジアで起きては困る。

そう焦った政府の動きのようにも見える。

 

しかも、7年前の名誉毀損事件での逮捕状。

もうちょい、やり方あるやろ?

って感じがしないでもない。笑

 

これで国内に戻ったら問答無用で逮捕なわけで

戻らなければ、政治活動はできないわけで

でも18年には、総選挙が控えているわけで。

 

さて、どうする?!

っていうところ。

なんとも悩ましいお話です。

 

ミャンマーの総選挙結果を見て焦って

今回の件が起きたんじゃ?

 

と、なんとなく疑ってしまうわけです。

 

だって、お隣でまさかの事態が起きたんです。

隣で船がいきなりひっくり返ったわけです。

 

それを見て

まぁうちは大丈夫だから〜と気楽に構えるのか

うちは大丈夫か?ほんま大丈夫か?

と、足下を固めにいく。

 

そりゃ普通の感覚だったら後者を取ります。

 

だからこそ、こんなことが起きたのかなぁ?

なんて思ったりしたわけです。

まぁ関係ないかもしれないですけどね。

 

大手も含む建設会社の免許取り消し

IMG 0602

ヤンゴン当局が施行会社の営業免許を取り消し。

施行会社17社と設計会社4社で

大手建設会社も含まれていた、とのこと。

 

どれだけ規制を破ってきたかにより、

生涯 建設業における業務を禁じられる可能性もある、とか。

 

またすべての業者に警告通知が送られ、

従わない場合、さらに1〜2年の免許停止を実行し、

規制を破り続ける場合は、永久的な営業停止も。

 

これは、どういう流れで起きたのかはわからないが

何か今後のミャンマーの方向性を表すような

なんだかそんなことを感じたり。

 

ひょっとしたら、

特定企業の追い出しのために

複数の事業者も巻き込まれたのでは?

と、思ったり。笑

 

汚い事やってるところは、追い出すぞ、と。

そんな単純なサインではないような。。。

現政権の、最後の悪あがき的にも見えたり。

 

まぁ偶然のタイミングの重なりなのかもしれませんが

というか、そういうことなんでしょうけれど

この選挙直後のタイミングに

タイミングよく、こんなニュースが流れたので

ん?!

と、思ったわけです。

 

ルールをつくる側の強さ

この一連のニュースを見たり

選挙結果を見ながら

やっぱり

ルールをつくる側って強いなぁ。

と、そう思うわけです。

 

だって、いきなり 敵のお頭を取っ捕まえるんすよ。

それが法律上、問題ないわけですよ。

これって、相当 すんごい世界ですよね。

 

昨日の記事で、アウンサンスーチーさんの軟禁期間

についても少し触れたんですが

合計すると 5,500日、15年相当ですよ?

 

これがルールをつくる側にいた与党には

なんら造作なくできたわけですよ。

 

そして、アウンサンスーチーさんが

大統領になれないように憲法改正したり

(と、言われています。)

 

今回、最大野党が過半数を獲得して

政権を握っても憲法改正はできないよう

軍人が25%は握ってるっていう状況を

つくってあるわけですよ。

(※憲法改正には)

 

ほんと、ルールをつくる強さです。

ルールをつくっているから

その運用方法も熟知しているわけで

自分に有利に運用もできるわけです。

 

んーすんごい。

だからこそ、ルールをつくる側になる。

このことってほんと大切やなぁ。

 

ルールは従う側になるんではなく作る側になる。

これ、どんなところでも共通だもんな。

 

今の与党が、

政権交代までの期間に変なことを起こさないよう

強く祈ります。

選挙結果を尊重する、と好評しているので

おそらく大丈夫だとは思いますが。

Filed Under: ASEAN, ミャンマーだからこそ, 思考

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ミャンマーを中心に、企業の海外支援アドバイザリー業務、マーケティング支援、セミナー講師、ビジネス誌制作のライター・編集 等をフリーランスの立場で請け負う。
2014年1月〜ミャンマー・ヤンゴン在住。
2016年1月〜フリーランス・コネクター。
 
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