なんか、この本がすごい。
不思議と、心が軽やかになる。
Twitterで
フォローさせてもらってて
チラチラと眺めてた
田中泰延さんの本が出版された。
はるのぶ と読むらしい。
呼んではいけないらしいw
(本、読んだらわかります。)
ちゃんと笑わせてくれた本
なんか、面白そうなので
とりあえず買ってみた。
ミャンマーにいるので
Kindle版 である。
で、この本、
まったく何の本かも
わからないまま買った のだが、
どうやら
人生が変わるシンプルな文章術
の本だったらしい。
で、読んでいるのだが
文章術本っぽくない w
ただただ面白くて
笑いながら読んでいる。
本を読みながら
気付いたら
ニヤニヤと笑ってて
しかも、声まで出た。
一番 笑って、声出た箇所がこちら。
じつは、書きたい人がいて、
読む人がいる文章のボリュームゾーンは
「随筆」なのである。
では「随筆」とはなにか。
私は文章教室の講師などを務めるとき、
かならずこの質問を生徒さんにする。
ところがほとんどの人は答えることができない。
だいたいの生徒からは、
「好きに書いた文章?」
「思ったことを書くこと?」
などという疑問形で答えが返ってくる。
これらは、2つの点で間違っている。
まず、定義が曖昧すぎる。
次に、質問したのはわたしだ。
最後のとこ、まじ声出たw
こんな感じで、ちょこちょこ
クスッとポイントが織り込まれてて
もう読んでて楽しくてたまらない。
これを書きながら、
私はニヤニヤしているw
しっかり気付きもある本
同時に驚きや気付きも与えてくれる。
「ターゲットなど想定しなくていい」
と。
これまで、学んできた中には
『想定読者やターゲットを意識せよ。』
的なことがだいたい書かれてた。
「特定の誰かに手紙を書くように」
なんて言われ方をすることも。
こう言われて
自分のブログと向き合うと
(大して向き合ってないがw)
なんか悶々としてた。
そもそも、誰が読みたいんだろう。
誰に届けたいんだろうか?
本当に、誰が読んでるんだろ、、、
どんなネタを読みたいんんだろ?
ミャンマーネタとか誰が見るの?
友達の一部は見てくれるけど、、、
みたいなことを。
で、そこを田中泰延さんは
この素敵な本の中で
しっかりと否定してくれている。
「たった一人のだれかに手紙を書くように書きなさい」
というのもある。かなりもっともらしいが、
それはLINEしてください。
確かにw
読み手を想定して書く必要なんてない。
読みたいことを、書けばいいのだ
読んでおもしろい、と自分が思えることを
書けばいいんだ、と、教えてくれている。
もっといえば、
書くことがないなら、読み手でいいじゃないか
とも。
「わたしが言いたいことを書いている人がいない。
じゃあ、自分が書くしかない」
これが出発点だ、と。
ほんと、その通りである。
この記事、なんかわかりにくいから
もっとわかりやすく書きたい。
とか
そういうことじゃないんだよ。
本当は、こういうことなんだよ。
とか、思って、
書きたくなったら書けばいいのだ。
例えば、
自分の会社で働いてくれる人を探したい。
でも「どんな会社なのか」といった情報が
どこにもない場合とかあるだろう。
スタートアップなんて、特にそうだ。
会社の紹介とか
お金払って誰かに書いてもらう手もあるけど
そうでもしないと、普通は、誰も書いてくれない。
となると、誰にも届かない。
ない のだから、届くわけがない。
だったら
「自分が書くしかない」
となるかもしれない。
そうなったら、書けばいいのだ。
読みたいことが書いてないなら
自分で書けばいいのだ、と。
そう考えると、随分 気楽なものだ。
にしても、
この本、面白い。
最近、読んでた本が
なかなか前に進まなかったけど
面白い本なら 読める。
それを教えてくれた。
今も続きが読みたくてたまらないし。
読みたい本だけ、読めばいい。
書きたい事だけ、書けばいい。
そういう事なのだ。
心を軽くしてくれる素敵な本だ。
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