私は今、バスの中にいます。
ヤンゴンから遠く離れた
チン州・ハカへ行くためのバスの中で
ウトウトしつつ、バスに揺られています。
位置関係はこんな感じ。
おおよそ1,100前後の行程。
所要時間は24〜30時間と、
実に、6時間の幅があります。
一体どれくらい掛かるのか?
検証すべく
ストップウォッチも稼働させて
移動をしています。
さて、どれくらい掛かったでしょうか?
いざ、チン州・ハカ行き!
バス移動が24時間以上続くと
わかっていました。
そのため
睡眠時間を削るため
準備を後回しにした事も重なり
3時まで
ウダウダとパッキング。
夜中1時頃から3時過ぎまで
ひたすら
かなり激しい雨が降っていて
これ、行けんのか?
崖崩れ、大丈夫か?
と、超ビビリながら就寝。
そして朝7時頃に起床。
改めて出発準備を整えて
バス停へと向かいました。
バス停は
バスターミナルとして知られる
アウンミンガラーバスターミナルではなく
レーダンのタンラン・バス停の近くの
道を奥に入っていったとこにある
一軒家のような場所でした。
その一軒家の庭にバス2台。
入っていったら
Hakha-mann の文字が見えて安心。
そして バス搭乗の手続き。
1人、35,000ks(約3,000円)
聞こえてくるのは
耳慣れない言葉ばかり。
ミャンマー語ではない。
もちろん英語でもない。
チンの言葉っぽい。
搭乗手続を、しようとしたら
1人、日本語のできる女性が。
3年間、日本に住んでいた、と。
なんだかホッコリ。
手続きを終えて、しばし待ち。
9時少し過ぎにバスは出発。
なかなか、年季入りのバス。。
これで24時間は、、、
なんて思いながら出発。
バスの席番もあったはずなのに
やっぱり無視だし。。。
なんて思いつつ出発!
ちょっと渋滞があったりしつつ
1時間弱走ったところで
バス移動!
新しめのバスに乗り換え。
ここで、席番が有効に!
途中で乗り換え、パターン。
で、新しいバスへ。
さっきよりは快適な感じ。
そして、いざ旅路へ。
郊外の草原がひたすら続く中を
ただただバスは走ります。
マンダレー方面に向かって
ひたすら北上してるらしい。
途中で、トイレのために
何度か止まったり
昼食休憩で止まったり
不思議な待ち時間があったり
かれこれしながら
ひたすらバスの中。
途中までは
これで4時間!
おー遂に10時間!
とか言い合ってましたが
時間感覚とか
もうどうでもいい感じに。
とりあえず
夜18時43分に
サガインの近くを通過。
起きてても
バスの中なので
できることも限られるし
寝不足効果で眠たかったので
ひたすら睡眠を繰り返し。
そんなこんなで
気付いたら
12時間以上が経過。
夜11時過ぎに
やたら大音量で音楽が流れ
ビビらされつつも
基本は眠りながら過ごす。
気付いたら、山登りへ
そして朝7時過ぎ。
目が覚めると
バスは、山を登っていました。
反対側の窓の向こうには
すごい景色が広がっていました。
そして
自分の窓の方は、というと、
崖。
これは土砂崩れも起きるわ。
ってくらい、
ずーっと崖。
どうやら日本のODAも入り
道の改修をしているようでした。
ガンゴー〜ハカ間の
道路整備プロジェクトっぽい。
出発から
約23時間が経過した
朝8時過ぎ。
朝食のため、バスが停止。
と、思ったら、
荷物を全部持って、降りろ
と。
どうやらバス乗り換えだそうで。
ここからは
ちょっと小さいバスに
移動する必要があるようです。
レトロなバスに荷物積み替え。
加えて
朝食タイム。
過酷な道中になる、と予想し
コーヒーのみで我慢。
なんと
同席したマレーシア帰りの方に
ご馳走になってしまいました。
ありがとうございます。
「KAI LAWN TUK」
の言葉を習って、御礼を。
一緒にいた14年振り(!)に
故郷のハカに戻ってきた
Seng さんによれば
「昔よりもかなり道が良くなった。
以前は、こんなところまで
大きなバスで来ることはできず
もっと手前で小さいバスに乗り換えてた。」
とのことで、
交通インフラが少しずつながら
整ってきたことを教えてもらいました。
ここの休憩は少し長めの1時間弱。
そしてバスは出発。
アメリカ帰りの彼いわく
あと3−4時間、とのこと。。。
ここまで来たら
もう、ほんと、誤差です。笑
その後、、、
ちょうど24時間が経過!
やはり24時間では着かず。
そして山を登り続ける。
さらに3時間ちょっと。
椅子が落ちるので足で押さえる。笑
にしても、なかなかハードな道。
KOMATSUの機械も!
日本の旗も。ODA案件っぽい。
そして、遂にハカ!
あ、見えてきた!
かなり大きな町が
見えてきたのです。
この時の感動たるや。
そして、遂に!
出発から
27時間17分07秒。
時計+24時間ですw
チン州、ハカのバス停到着!
バス停は
サッカー場のすぐ隣。
ちょうどバスの中で
出会った1人が
オーストラリア帰りの
チン州出身者で、
この町でゲストハウスを
経営している、とのこと。
一緒に見に来るかい?
と、言われたので
お言葉に甘えて見学。
1泊 12,000ks(約 1,000円)
との
微妙なディスカウントをしてくれ
施設がキレイであり
かつ
ホットシャワーがあるため即決!
噂によれば
ゲストハウスで
ホットシャワーがあるのは
1〜2施設のみ、だとか。
てか、そもそも
ゲストハウス、どこにあんねん
って感じです、、、苦笑
このゲストハウスでは
バイクも借りられる、との事で
すぐに、そちらに決定!
通常は
外国人 1泊 15,000ks らしいが
そこを安くしてくれました。笑
ヤンゴンから27時間掛けて
ハカまでやってきて
無事にホテルも確保。
さてさて、ハカはどんな町だろうか。
それにしても
自分にとって新たな挑戦は
やっぱり楽しいです!
しんどさももちろんあるけどw
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