日本生命を辞めなければよかったと
思ったことはないのか?
いつものように
父が淹れてくれたコーヒー を
飲んでいた時にふと聞かれた。
「まぁお金くらいだよなぁ」
そう答えている自分がいた。
ミャンマーにいる友人や
インターン生や
はじめて会った人から
よく聞かれてきた質問。
しかし
父から尋ねられてハッとして
言語化してみたくなった。
結論からいえば
今の生活の方が圧倒的に楽しい。
その理由は1点
選択肢が自分にあり
精神的な自由度が高いから。
何をもって
「良い人生」と考えるか、でもある。
「豊かさ」とは何か?
私自身は
「心の豊かさ」「幸福度」を大切にしたい派。
どうやら
この豊かさの判断基準が
いつからか
変わってきていたらしい。
「豊かさ」という言葉を耳にすると
リッチ、お金がある
みたいなモノが思い浮かびがち。
確かに
お金があればできることは多い。
最低限ないと困窮する。
お金で人生を狂わす人もいる。
お金は超大事だし
お金持ちの人は羨ましい。
前澤さんとか超すごい。
だが同時に
お金だけでもないよね。
とも、思っている。
お金は大事だけれど
最低限を満たせばいい。
豊かさ≠お金
そんな感覚でいる。
なお好きな本は こんな感じだ。
一度 会社員として
それなりに稼いだからこそ
言えることなのかもしれないが。
自分満足度比較
ざっくりいえば
社会人になってから
1,日本生命での勤務
2,ミャンマーでの現地採用
3,ミャンマーでフリーランス
の3つを経験してきた。
満足度順で並べると
フリーランス > 現地採用 > 日本生命
の順だ。
どうしてこう考えたのか?
比較してみたくなった。
比較要素として浮かんだのは
・お金
・安定
・自由さ
・人間関係
あたりだ。
読み替えると
「経済的自由」
「精神的自由」
のバランスなのかもしれない。
経済的自由 → お金
精神的自由 → 安定、自由さ、人間関係
みたいな分類だろうか。
安定 は 経済的安定 にも入りそうだが
精神的な方に分類してみた。
それらをあえて 一覧表にして比較してみた。
経済的自由度(=お金) でいえば
圧倒的に、圧倒的に、圧倒的に
圧倒的に、圧倒的に、圧倒的に
日本生命時代が ぶち抜けているので
まぁそこは あるわけですよ。
ただ 今だって
死ぬわけじゃないしなぁ
と、思ってるので △ 印。
安定度でいけば
フリーランスは やっぱ辛い。。
まぁなんとでもなる、と
信じてはいるけれども。
一方で 注目いただきたいのは
「自由さ」である。
私は、ここをこそ強調したい。
「自由さ」がいかに
人生の満足度をあげるのか、と。
自分の時間の使い方を選べるし
付き合う人も選べる
つまり
人生の選択肢が自分の手にある
感じがするのだ。
とりわけ
自分の特性を見てみると
「自由な時間」を好む傾向が強い。
Stay Home とか
自由度が高いから
あまり苦にならない。
むしろ
縛られる事を 極端に嫌う。
何かを「やれ」と言われると
めっちゃストレスかかる。
同じことを やる にしても
自分で「やる」と決めてやりたいし
自分の意志を大切にしたい。
自分で選びたい、のだ。
そして
その「自由さ」が
人生の満足度をあげる。
そんな気がしている。
幸せの尺度とは?
「幸せ度」なんてものは
結局 主観的なものである。
周囲から見てて幸せそうでも
本人はそうでなかったりする。
その逆もまたある。
主観的なものである。
だから
自分で「選んでいる」感覚は
幸せ度 を高めている気がする。
「何か証拠となるものはないか?」
そう思い、調べてみたら
なるものが見つかった。
国連関連の調査らしいので
かなーり賢い人達が
色んな論文とかを参考にして
調査項目を決めた上で
調査をしているだろう。
その説明変数は
1,人口あたりGDP(対数)
2,社会的支援(ソーシャルサポート、困ったときに頼ることができる親戚や友人がいるか)
3,健康寿命
4,人生の選択の自由度(人生で何をするかの選択の自由に満足しているか)
5,寛容さ(過去1か月の間にチャリティなどに寄付をしたことがあるか)
6,腐敗の認識(不満・悲しみ・怒りの少なさ、社会・政府に腐敗が蔓延していないか)
この6つらしい。
4つ目に
「人生の選択の自由度」が含まれている。
私はここを重視しているようだ。
日々の行動など
無意識に選択してる部分も
比較的多い気もするが
実は その目の前の「選択」が
「幸福度」にも影響を与えているのだ。
私の周囲にいる
「誰になんと言われようと自分で選んできた」
みたいな人は
人生を楽しんでいる傾向が強い気がする。
私の周囲には その類の
はみ出し者(いい意味での)が多いが
みんな揃いも揃って人生を楽しんでる。
だから 私自身も余計に 楽しいし
よい循環の中にある気がする。
どうしたら幸せになれるのか?
との質問が浮かんできたが
あえて答えるとしたら
まずは 1つでもいいから
「自分で」「意思決定」している
そんな感覚に気付くこと。
例えば
歯を磨く事だって
あなたの意思決定なのだ。
会社に行く事だって
あなたの意思決定なのだ。
そういう事に気付き
自分が人生を決定できる事と
しっかり向き合う。
そうやって
「精神的自由度を高める」ことで
人生の満足度を高めていける。
それが「幸福度を高める事」
に繋がるのではないだろうか?
まさかの
父の一言からここまで広がるとは。
コーヒー、おいしくて今日も幸せ。
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