この週末は、ベトナム・ハノイへ。
はじめての ハノイでした。
ホーチミンやバンコクは行き過ぎてて
それに比べて、比較的 今のヤンゴンに
近い段階のような印象を受けました。
それでも圧倒的にハノイですが、、、
Vietjetで、ハノイ〜ヤンゴン2時間、1.5万円
ヤンゴンから2時間ほどのフライトで
あっという間に到着します。
ミャンマー・ヤンゴンにいる良さの1つは
近隣諸国が本当に近いこと。
タイ・バンコクに行こうと思えば
フライト時間は1時間以下ですし
往復で1万円程度でいけちゃいます。
ベトナム・ハノイも約2時間と激近です。
東京から名古屋に行くような感覚で
ヤンゴンからハノイに行けるのです。
これまでベトナム・ホーチミンには
2度ほど行きました。
が、ハノイは初・渡航でした。
ずっと行ってみようと思いつつも
なかなか行けてなかった地なので
ようやく行けた感。
結構、ギリギリまで放置してましたが
飛行機のチケットとしては
往復 140ドル弱(約1.5万円)とお得。
Vietjet という名前の
LCC(格安航空会社)が飛んでいるので
かなりお得にいけるのです。
どうやら、スカイスキャナーには
出てこないようなので
ヤンゴンからベトナムに行く方は
個別にVietjetのHP訪問がオススメ。
https://www.vietjetair.com/Sites/Web/en-US/Home
初 ハノイで感じた事
ホーチミンは商業化された都市。
ハノイは少し歴史の残る都市。
そんな情報をもっての訪問でした。
訪問先とかもほぼ決めず
「行ければ ハロン湾に行くぞ!」
くらいの
ザクッとした感じで
飛行機と2泊分のホテルだけを
確保してのハノイ訪問。
細かい事は色々とありますが
まずは、ざっくりした感想から。
ハノイの開発は、なんだか不思議。
それを感じたのは
ハノイからハロン湾への道中。
約4時間ほど掛けて
ハノイ市内から
世界遺産のハロン湾へと向かいます。
ひたすらバスで走るのですが
その窓の向こうを流れる景色を見ていて
何度も驚かされました。
工業団地だらけ。
計画都市(?)だらけ。
土地がやたらと広大で
大規模プロジェクトがたくさん。
そんな印象でした。
工業団地の規模も半端ない。
むしろ、街ごと つくってる感じです。
最も驚いたのは
cannonの大きさ。
道路沿いにcannon工場が見え
大きいなぁ、なんて思っていたら
なかなか工場が切れません。
ずーっと cannonの工場。
土曜日だったのですが
とんでもない数のバイクが
キレイに並べられていて
その従業員数の多さがわかります。
その奥に見える工場建屋も
ひたすら大きくて
ミャンマーにある
「ティラワが、、、」とか
「ミンガラドンが、、、」とか
言ってる場合ちゃうな、と。
とにかく大きくてびっくり。
どうも情報を見ていると
・2004年に竣工。
・世界最大のレーザープリンタ工場。
・広さはなんと20ha。
東京ドーム4個分だそうです。
参照先:キヤノン、ベトナムは世界の重点市場
http://www.hotnam.com/news/081119083908.html
この1つの規模にも驚きましたが
ハロン湾までの4時間の道で
工業団地があらわれ
次の工業団地があらわれ
また次の工業団地があらわれ
また次の工業団地があらわれ
って感じに、次から次へと工業団地。
ちょっと調べた情報では
2007年時点ではベトナム全体で
146ヶ所だった工業団地が
2013年には
289ヶ所に増えている、とか。
参照先
http://www.vina-finance.com/estate/
日本や韓国だけでなく
ベトナムのディベロッパーが
次から次へと開発を進めたようだ。
にしても
とんでもない数の工業団地数であり
その雇用規模もとんでもない。
主要道路沿いには
ひたすら 工業団地 と 計画都市。
工業団地とセットで
ひとつの街 が 出来上がっています。
1995年から経済発展したベトナム。
ガイドさんが口にしていたのは
「1995年」のワード。
この年号は、、、
アメリカとの国交正常化。
9,000万人を超える市場の大きさもあり
それ以降、一気に成長を果たしたようです。
その前にあった
「ドイモイ政策」の影響も大きいでしょうけれど。
とりわけ、強く残っている言葉が
「1994年当時の夢は
“バイクを買うこと”でした。」
とのガイドさんのお話。
それは、もうとっくに果たした様子で
次の次の次くらいの段階に
進んでいるような印象を受けました。
きっと
バイクは既に持っていて
車も持っていて
家を買ってるんじゃないかなぁ、と
なんとなーく、そんな印象を受けました。
ベトナムは、ここ 20年ちょっとで
思いっ切り市場環境が変わったようです。
どうも、今のミャンマー(ヤンゴン)と
通ずるものを感じました。
アメリカの経済制裁が続いていたが
経済制裁が解除され
民主化へと舵を切り、、、
「成長路線を歩む」と
大きく決めたような印象です。
現状、国際社会への仲間入りにあたっては
ロヒンギャ問題、少数民族問題といった
乗り越えるべき大きな課題こそ
抱えていますが、大きな方向性としては
非常に近いものを感じます。
今、バンコクにいる日系企業は
こぞってベトナムに進出しています。
ミャンマーではなく、ベトナムに。
それは、
ある程度、インフラが整いはじめ
大手企業も進出しているから。
大手企業が進出して、
経済活動のための地ならしをしてくれ
そこに続いて、中小企業が
こぞってタイからベトナムへと進出中です。
歴史は繰り返す。
そう思えば
ミャンマーはきっと
ベトナムのように
進んでいくんじゃないかなぁ。
と、そんな事を思った次第。
バンコクはもちろん、
ホーチミンでも行き過ぎ感があり。
そんな中で
ハノイの方が、なんとなーく
近い印象を受けました。
韓国企業も競って進出しているのも
なんだか近いものを感じましたし。
さらなる経済発展のためには
道路や電気といったインフラ開発が
不可欠ではありますが、、、
それでも道路が整備され
電力不足が解消されていけば
ハノイの街の雰囲気に近くなっていく
そんな気がしました。
ハロン湾、日帰りツアーが多すぎて
宿泊しなくてもよくなっている
のは、
観光地的には残念な気もしましたが、、、
ハノイは
なんとなーくミャンマー・ヤンゴンに近い
そんな事を感じた次第。
ひょっとしたらマンダレーかもしれないけれど。。
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