「習慣の力」
分厚いのだけれど
強くオススメしたい1冊。
この本は 椎名さんに教えてもらった。
ブラジルを一緒に旅した仲間だ。
むしろ案内してもらったのか。
(椎名さんについては、こちら)
https://melt-myself.com/sugoi-shiinasan20150514
どんな人に勧めたいのか?
人生をより良くしたい
と考えるすべての人に。
例えば
・筋トレが続かないけど習慣化したい
とか
・ついつい間食してしまうけど間食をやめたい
とか
・お酒を飲み過ぎてしまうのでお酒を減らしたい
みたいな「願い」がある人と相性がいい。
このターゲット的には
「コーチングとも近い」と思っている。
よって
コーチング受けてる人や
コーチングを学んでいる人にも
おすすめしたい。
欲をいえば
すべての人に勧めたい1冊
マジで分厚いけど
個人レベルの話であれば
第1章を読んで
最後のワークに取り組むだけで
十分にもとは取れるかと。
組織(習慣)づくりに興味ある人や
マーケティングに興味ある人にもお勧め。
何が書かれているのか?
少しばかり本の中身にも触れておこう。
下記が 本の抜粋だ。
・私たちの生活はすべて、習慣の集まりにすぎない
・毎日の人の行動の、じつに40%以上が
「その場の決定」ではなく「習慣」
ここ、いきなり強烈だ。
自分で選んでいるように見えて
習慣の集まりで 生活が成立しており
40%が習慣によるもの、だと。
残り6割は 意思 ともいえるが
40%が習慣によるってのも恐ろしい。
後半には、マーケティング的に
いかに顧客の習慣を扱うか
なんて話もあるので興味ある方はどうぞ。
・「習慣は変えられる」ただしそれは
習慣の仕組みをきちんと知っていれば
という条件がつく・習慣を変えることは楽ではないし、
すぐにできるものでもない。
常に単純というわけでもない。
けれども習慣を変えることは可能だ。
そして今、そのための方法もわかっている。
この本の中で、きちんと
習慣の仕組み は体系化されている。
決して簡単ではないが
それを理解すれば習慣を変えることは可能。
そんなアプローチでこの本は書かれている。
・脳がよい習慣と悪い習慣の区別をつけられない
・自分が何を求めているかに気づかなければ
目に見えない力に引っ張られる
習慣とは、こういうモノなのだ。
脳は、よい・悪いの区別をつけられない。
脳にとって心地よい事を習慣化する。
酒を飲みまくる、タバコを吸う などの悪い習慣も
運動する、早起きする、読書する などの良い習慣も
脳にとっては同じ「習慣」でしかない。
だから 自分で気づかなければ
引っ張られてしまうのだ。
気付いたら 酒を浴びるように飲み
タバコをスパスパ吸い、間食をして
習慣のせいで、健康状態が悪化する。
毎日 早起きして運動をして
自己研鑽目的で読書して、瞑想して
習慣が、心身ともに健康な状態をつくる。
どちらも、習慣がそうさせるのだ。
・ばかばかしいほど単純に見えますが、
いったん自分の習慣の仕組み※に気づき、
きっかけと報酬を認識さえできれば、
半分は変えられたも同然なのです※きっかけ → ルーチン → 報酬
・1つの習慣を変えれば、それが
連鎖反応を起こして他の習慣も変わっていく。
習慣にはそのような力がある。・もしもあなたが変われると信じるなら
ー「変われると信じる」のを習慣にすればー
変化は現実のものになる。それが習慣の力だ。
習慣を変える上で 重要なのは
「きっかけ」「報酬」に気づくこと。
これさえ できれば、変えられたも同然。
そして その習慣の変化を通じて
他の習慣も変えることができるようになる。
「自分は変われる」と信じて
「習慣」を変えていく。
超シンプルではないだろうか。
なんか勇気もらえません?
私は、勇気をもらった。
習慣は習慣、という思考停止から
抜け出したい、と思うようになった。
なぜ勧めたいのか?
今は、Stay Home 期間 で
新たな習慣が作りやすい。
内省の時間が増えたことで
良いも悪いも含めて
「習慣」と向き合う機会も
増えているのではないだろうか。
早起きしたいのに、、、
間食やめたいのに、、、
何か勉強したいのに、、、
的な 想いがあるのに
「習慣」に阻まれる 的なことが
それなりにある気がする。
私はある。
二度寝してしまう、とか。
習慣さえ変えられれば、、、
と思うことは多い。
今は、習慣を作り変えるのに
めちゃくちゃ適した時期、だと
私は思っている。
ちょっと話はそれるが
「コーチングのニーズが増している」
そんな話も耳にしている。
普段よりも
時間的、精神的ゆとりがあるから
だと、私は思っている。
通勤時間はいらないし
訪問先への移動も不要。
外に出られないため
面倒な飲み会にも誘われないし
面倒な人付き合いもする必要がない。
ついつい 会社帰りに
立ち寄ってしまう飲み屋も閉店中。
(寂しさももちろんあるけど)
おかげで
習慣的に気を紛らして関わっていたものと
強制的に距離が取れる。
1日中 SNS滞在中、とか
1日中 テレビの前、とかじゃない限り
ノイズが減った状態にあるだろう。
そんな時期だからこそ
「内省の時間」が取りやすい。
とりわけ
自分の習慣なので
今の Stay Home 期間は
外部要因が少ないため
とても 気づきやすい。
だからこそ
「習慣」と向き合ってみるってのは
結構 よい人生への投資 だと思うのです。
ぜひ 読んでみてください!
この本のファンは
意外と多い気がするので
そんな人とも繋がりたい!
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