おはようございます。KGYです。
ミャンマーに到着し、1週間が経とうとしております。
個人的にですが、少しずつ職場の環境にも慣れて
ちょっとした雑談ができるようになってきました。
少しずつ近付いて、色々と習わなければ、と思ってます。
目下の課題は 「言語」
メモしながら、少しずつ教わってます。
ミャンマーの方が好きなサッカーは「ボロンポェ」だそうです。
さてこの日は勉強会に参加しました。 名付けて「ミャンマーの税制」について。
これがまた、おもしろい時間でした。
基本的に、「勉強」とか学ぶことが好きなので セミナーとか結構、好きだったりします。
ミャンマーの商業税(≒消費税)
ザックリどんな内容だったかというと
1、アジア全般に税務調査とか厳しくなってるから 甘く見てたらあかんぜよ。
2、ちゃんと申告してる企業がある以上 申告漏れとかバレる可能性高まってまっせ。
という感じです。
ルールは極めて面倒。
結構、多くの部分で明記されてないことが多く 「個別確認」が必要な感じです。
全員(個人・法人にかかわらず)
4月1日から3月31日までが会計・課税年度。
これはわかりやすいです。 日本のように6月決算とか9月決算とかありません。
すべてが3月末決算です。
なんだ、わかりやすいじゃん、と思うかもしれませんが
面倒なことの一例をあげますと 日本の消費税にあたる「商業税」というのがあります。
毎月10日までに前月分の “納税” が必要。
なんですって。
しかも、3月に限っては31日までに納税。
31日の夜18時の売り上げ分は?とか疑問点はあるが
ルールはそうなっています。
しかも四半期申告も必要。(これは翌月31日まで。)
ミャンマーの源泉徴収税について
これがまたすごい。
源泉徴収後、7日間以内に申告・納税
商業税同様に3月31日までに納税。。。
他にも所得税の話もありましたが、 租税条約を結んでない、ということや
そもそもの税率がかなり高いとのことや 社宅の手配等につき、解釈の違いもあり
驚きの連続でした。
ちなみに諸々の申告や納税が 日本のように、
あとから修正とかできるかどうかは不明。(たぶん無理)
場合によっては、罰金とかいう可能性もあるとか。
とりわけ 最近 アジア諸国で、少しずつですが外資系を狙って税務調査に入り、
申告漏れとして ガサッともってかれるケースが増えているそうです。
(日本企業も含めて。)
ミャンマーではまだそんな事例はないとのことですが
とりあずいえることは、リスク排除の観点からも
きっちり報告しとくのが無難、とのこと。
これを聞いて感じた事。
法が整備されている日本は本当に素晴らしい。
各国のお手本となっているようです。
個人的には「面倒臭いなぁ、がんじがらめで。」 と思ってましたが、
「整備されている」と捉えたらそういうことのようです。
これから、税法の部分も整備されていくとかいかないとか。
国も「きっちり税金取りまっせ」と、言ってるとか言ってないとか。
そんな話がチラッとありました。
お手本となるべく日本から
企業の方や、税理士の方が
ミャンマーに貢献・進出してくることがあるかもしれません。
まだまだあらゆるものが未整備の国。