靴を１，０００円で磨きたいですか？
では、こちらの記事を読んでください。
http://imasugunews.com/1579.html
その後、再度 同じ質問をさせてください。
靴を１，０００円で磨きたいですか？
私は、イエス です。磨くべき靴があれば、ですが。
何気なく見掛けた行列
先日、人との待ち合わせの前に
有楽町の本屋に行きました。
大前研一さんの本を買って
お店を出るとその前で
何やら行列が出来ていました。
なんだろう？
「本日は終了しました。」
という看板の向こうには
椅子に腰掛ける人が３名ほど。
並んでいる人の
共通点はなんでしょうか？
スーツ？
でもないし、
黒い靴っぽい？
そして、その奥にも
椅子に腰掛ける４人の男性と
その足元で座っている男性。
帽子を被り、
グレースーツに、
青シャツ。
同じような衣装に見えます。
スペシャルな集団のお値段は？
さて、もうお分かりでしょうか。
靴磨きです。
千葉スペシャル 靴磨き 1,000円
これって相場的にどうでしょう？
私の感覚では相場は５００円。
駅 近くでよく見掛けるミスターミニット
現在は、かかと修理２０％オフ中。
こちらにも靴磨きサービスはある。
http://www.minit.co.jp/service/shoe_care/shoeshine/quick.html
５００円だそうです。
京都駅でも５００円。
長崎 佐世保のお店も。５００円。
http://www.1101.com/21c_working/keisuke_yamabe/
一言でいってしまえば
市場価格の倍。
それでも並んでいる。
市場価格の倍であっても
並んででも
受けたくなるサービス。
これってすごくないですか？
このサービスの付加価値は
どこから生まれるのか？
付加価値の持つ意味
最近、色んな人とお話したり
勉強会に参加したりしながら
「付加価値」の持つ意味を
考える機会が多いです。
人のビジネスをちょっとばかり
お手伝いする中でも
差別化 というよりは
で、お客さんは買いたくなるの？
って考えたりします。
例えば、
他と違う値段を取るなら
値上げをするなら
どんな付加価値が提供できるか？と。
単純にこちらの道理で
「値段をあげたら儲かるから。」
では、お客様に透けて見えます。
きっとそういうもんです。
もし自分だったら、そう考えます。
その価格差を超えてでも
買いたい！
と思わせる付加価値が必要です。
１００円あれば、
ジュース１本、水１本が買えます。
１０００円あれば、
本１冊が買えるのです。
１００００円あれば、
ヤンゴンーバンコク間往復できるのです。
この靴磨きの場合でいけば、
相場＋５００円の付加価値。
これがあるのだと思います。
１つは、その人の時給分を補うか？
この視点があるでしょう。
年収１０００万円であれば
およそ時給５０００円換算でしょう。
年収５００万円であれば
時給にして、２５００円換算。
（労働日 ２５０日×労働時間 ８時間＝２０００時間）
年収５００万円の方の
３０分の価値は、１２５０円です。
であれば、靴磨きのために
道具を取り出して来て、靴と向き合う。
トータルとして３０分くらい掛かるでしょう。
趣味であれば、オススメです。
磨くって行為、なんだか悪くないです。
単純にその分だけでも元は取れます。
この靴磨きの場合、
ちょっと並んで１０００円払うと
千葉さんのスペシャルクリームの効用もあり
新品のように仕上がるそうですから
その気持ち良さも買えるでしょう。
きっとここに価値を見出して
皆さんが買っているのでしょう。
そしてそして、この浮いた時間で
他に出来る事も出てくるでしょう。
本当は行列に並ぶ時間がなければ
１５分ほどで終わるそうなので
靴磨きにお願いすれば、
１５分の時間を買った事にも
なるでしょう。
その時間は、
読書なり、瞑想なり
可処分時間に変えられます。
そう考えてみると、
１０００円って以外にリーズナブルかも。
なーんて思えてきました。
靴が綺麗な男は◯◯
男は足元を見よ。
的なやつもありますし。
靴磨き、１５分で１０００円ですから
時給にして４０００円の計算。
という事は靴磨きの方々は
仮に行列が途絶えない前提であれば
およそ８００万円の年収の計算。
悪くないですよね。
付加価値を生み出せばいける産業って
まだまだありそうですね。
どんな付加価値をつけられるでしょうか？
と、思って調べてみたら、
こんな まとめ記事 もできてました。
行列ができる靴磨き！
有楽町・交通会館の「千葉スペシャル」http://matome.naver.jp/odai/2137715864752512101
有楽町駅前の靴磨き集団「千葉スペシャル」
常連呼び掛け交通会館で「復活」http://ginza.keizai.biz/headline/2065/
ちょっと靴を持って
行ってみたくなりませんか？笑
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