自分の愛するお菓子が、まさか、、、
というお話です。
私は10人に1人の恵まれた
選ばれし子どもだった。
と、そう前向きな解釈しとく。笑
お土産 に カニチップ
ヤンゴンに行った際に
お土産としてこれを渡しました。
スナック菓子で
(たぶん)ロングセラーを誇る代表作
カニチップ。
小さい頃から親しんだ味です。
私も2年の海外生活をしてて
よーくわかっているつもりですが、
海外生活だと日本のお菓子が恋しいのです。
てか日本のお菓子クオリティ高い。
そういう事情もわかっていたので
カニチップを渡したとしたら
「おーこれ旨いっすよね!」
との回答が来るはずでしたが
まさかの、予想外の回答
「なんですか、これ?」
その回答に固まるKGY。。。
カニチップの価値がわからない人に
カニチップを渡してしまっていいのか?
と。
一瞬、色んな思いが頭を巡りました。
ひょっとしてカニチップって
が、気を取り直して考えてみました。
あれ、ひょっとしてあれか、と。
地域限定?
というわけで、製造業者を見ると
株式会社 ハル屋
岐阜県羽島郡 との記載あり。
平成の大合併後「郡」が残ってる
珍しい場所かも。
製造は岐阜県内です。
どうやら東海地区限定かも、疑惑発覚。
というわけで反論を諦め
「本当に美味しいので」と
念押しの上で寄贈させて頂きました。
まさか カニチップ が 通用しないとは。
ショックでした。
通販でも売り切れになってる人気商品です。
http://www.suruga-ya.jp/product/detail/655001089000
(そもそも駿河屋はローカルスーパー。笑)
気になる真相を探るべく
カニチップについて調べてみたところ
やっぱり地域限定商品だそうで。
さらに衝撃の事実発覚
火災:菓子工場全焼 ということで、
2013年に工場が全焼したそうです。
HPにも平成25年12月25日の火災につき
詫びる文章が掲載されていました。
が、そこから立ち直り、今に至る!
さすがのカニチップです。
根強い人気です。ほんまうまいっすもん。
カニチップを考える。
小さな頃からカニチップはよく食べてました。
ソウルフードとまでは言わないが
お菓子の定番のひとつでした。
が、まさか地域限定とは知らず。
それもそうです。
お店にも家にも、常にあるのだから。
今、思えば
カニチップが簡単に入手できる地域で
生まれ育つ事ができてよかったな、と。
そう思います。(ちょっと大げさか。)
東海地区限定の商品ってことはですよ?
カニチップを知らずに育った人は
相当 多いって事になります。
仮にカニチップの流通が
東海三県だと仮定して
データで見てみましょう。
総務省発表によれば
平成27年4月1日現在における
こどもの数(15歳未満人口)は
全国で 1,617万人と昭和57年から
34年連続の減少となり、過去最低。
そのうち東海地区の子どもの数は
東海三県合計しても155.6万人
全国の子どもの10%弱ほどにしかなりません。
愛知 1,04.1万、岐阜 27.4万、三重 24.1万
(東海三県で想定) ※H26.10.1現在
※総務省 統計トピックス No.89
我が国のこどもの数 参照
つまり
世の中の 90%の子どもは
カニチップを知らずに育つ。
そういうことです。
この数字は30年前でも
およそ割合は同じでしょう。
そういった意味では、
カニチップを知る10人に1人の貴重な存在
として育つ事ができたことに感謝!
カニチップに限らず
色んな地域限定のお菓子や食事や
ソウルフードみたいなものもあるはず。
あなたは、それを知る貴重な1人である。
この認識を胸に秘めて
各都市の郷土料理やソウルフードを
伝えていければ、地方創成に
また別の角度で貢献できるかもしれません。
カニチップは全国区になってもいいお菓子。
私はそう思っているのですが、
何かそうならない理由があるんでしょうか?
通販で運よく手に入れば、ぜひとも
カニチップに挑戦してみてください。
カニチップHP は こちら。
http://kanichip.com/haruya/kanichip.html
Amazonでも現在は 取り扱い不可。
超 人気商品だから、でしょうか?
こんな記事を書いてたら
カニチップが食べたくてたまらなくなりました。
まさか、カニチップが 地域限定とは。
それをはじめて知った32歳の冬でした。
ほんとうまいんで。
ぜひご賞味下さいませ。
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