突発性難聴。
その突然の病名に、病室で私は固まった。
確かに、耳の調子が悪かった。
ただ、そんな病名がつくとは想像だにしなかった。
その瞬間はそんな感じだった。
高熱の方が気になっていた。
どちらかといえば、熱がしんどく
デング熱じゃないといいな、とか
ジカ熱じゃないよな?とか
そんな事を思っていた。
そしたら
「突発性難聴」との診断。
このまま耳が聞こえなくなる?
おれ、どうなってしまうの?
これが頭にはじめによぎった。
一生聞こえなくなる?
人と話せなくなる?
ライブとか行けなくなる?
鳥の声も聞けない?
虫の声も聞けない?
聞きづらいだけでも辛いのに
聞けなくなってしまうの?
それが、一番に浮かんだ不安だった。
先生にいわれたのは
「薬でなんとかなるはず。」
との心強い言葉。
どうやら突発性難聴には
大きく分けて3種類あるらしい。
1、ステロイド剤で治るやつ
2、ウイルス性のやつ
3、原因不明のやつ
この「3」だと、
また別の治療法を試すしかないらしい。
で、1と2であれば
薬で一定の効果が出れば
それで問題ない、とのこと。
効果が出れば、
どこまで戻るかはさておき
聞こえなくなる、という事はない。
というアドバイスであった。
そして、大量の薬を貰った。
毎日、飲みなさい、と。
で、なぜか私はこれを怠った。
それでも耳は調子が良かった。
だから、調子に乗ったのだ。
その2日後、案の定 また来た。
病院へまた行った。
先生と話した。
ちゃんと薬を飲みなさい。
これに終始。
以前よりは熱も下がり
問題は、突発性難聴のみ。
かなり気軽である。
正式に見てもらうため
日本に戻ることになった。
日本で病院へ行き、見てもらった。
内容は同じだった。
一応、どんな聞こえ方してるのか
そんなのをいくつかの機械で
見てもらったりもした。
で、結局は薬で治していく。
これしか治療法はないようだ。
そして薬の配分が随分と変わった。
かなり濃度が濃くなったが
新しいやり方に従う事とした。
薬自体は変わらない。
東京の姉の家で1泊して
その後、実家に戻った。
実家に戻る途中には名古屋で
ひつまぶしも山ほど食べた。
肝も食って活力つけた。
こんなに食えるほど回復した!
と、嬉しくも感じた。
実家では体力回復のため
たくさん食べることも意識した。
お母さんの料理はどれも美味しく
思ったよりもとんでもない量を食べてる。
野菜を中心に、魚も肉も気にせず
沢山食べている。
ご飯も美味しいし、お茶も美味しい。
昼間はちょっと外出したりして
リフレッシュもしている。
ガリガリと仕事を推し進めてる
マツとの再開でエネルギー貰った!
今日は山に行って
薪を積んだりなんかもしたので
ちょっと腰が痛かったりもする。
ほぼほぼ通常の生活に戻った。
違うのは、
毎日 朝・昼・晩に薬を飲んでいる事。
本当にそれくらいだ。
ただ油断は禁物なので
今はのんびりとしている。
読書をしながら、時間を過ごしている。
本当にのんびりした時間を過ごしている。
田園回帰1%戦略
ランチェスター弱者必勝の戦略
未来の働き方を考えよう
なんてのはここ2日くらいで読み終えた。
スタートアップの本も読み出したが
どうも今は気分じゃない。
鮒谷さんに紹介いただいた
「好きなようにしてください」
という本を次は読む予定だ。
お勧め本やDVDあれば
ご紹介くださいませ。
のんびりもうしばらくは
自宅療養を予定しています。
飛騨で暇してる方もどうぞ
ご連絡くださいませ。
というわけで、
KGY 飛騨で元気です。
ご心配お掛けしておりますが
大丈夫です!
じゅん says
偶然ですが、同じくらいの時期に私も突発性難聴になりました。幸いにして私はかなりよくなり、完治手前まできています。
ホントに突発なんでビビりますよね?
知り合いの看護士はストレスでしょうと言ってましたね。原因不明でなければ直る確率が高いそうなのでストレス貯めないで養生して下さい。ちゃんと薬のんで(笑)
melt-myself says
コメントありがとうございます。そうだったんですね。私も薬で完治しました。ほんとにいきなりでビビりました。。
何よりも「突発性難聴」という病名を聞いて、それが突きつけられた時には頭が真っ白になりました。まさか自分が、と。
ストレスなんですかね、未だに原因は不明ですが、治ったので一安心です。ストレスを溜めないように暮らそうと思います。