桑田佳祐が好きだ。それを想った。
なぜだか、妙に惹かれるものがある。
そのことについては過去に記事も書いたことがある。
元旦だからこそド真剣に語る。「桑田佳祐」のようになりたい。
生で、至近距離で
桑田佳祐さんを感じる機会をくれた
上田さんには感謝してもし切れない。
いつもいつも本当に
多くの支援をいただいている方の1人だ。
今度の日本帰国時にも、もちろんお会いする予定。
桑田佳祐さんの本を読んで。
で、桑田佳祐のお話。
やっぱり、ただの歌詞じゃねえか、こんなもん
この本を読んだ。
2014年の年末のカウントダウンライブに参加して
この人、超・格好いい!!
と、思って下記のようなブログを書いた。
元旦だからこそド真剣に語る。「桑田佳祐」のようになりたい。
ちょっと感情任せな部分もあり、
荒削りな文章だが、なんだか想いがそのまま
詰まっている感じがするし、嘘じゃない。
で、その時に ネット上で文章を探して
桑田佳祐がなぜに格好いいのか?!
なんてことを探していた。
で、本も読もう、と思い
存在は知っていたが、買うタイミングを逃し
今に至り、ようやく読み終えた。
(フットマッサージを受けながら。笑)
その中で、痺れた言葉たち。
勝手にテーマつけます。笑
桑田佳祐の曲作り~若い頃~編
ほぼ曲が完成しかかったところで、
サウンド全体の 受け皿 として、
そこに彩りを加えるために初めて考えるのが、
当時の僕にとっての歌詞だった。
よくやっていたのが、メロディに対して
文字数を埋めるため、比較的安易に
英単語を付け加えることだった。
このスタンスで名曲を創り上げていける。
この辺りがなんだか面白い。
こういうことをサラッと本に書ける素直さが
なんとも格好良く感じる。
飾らない言葉
って感じがなんだかいい。
そんな感じで適当に(?)
(とはいえ、考えてたんだろうが。)
曲に合わせて歌詞を書いていたようだが
その事を知らない方からは
「桑田は今までの日本語を壊してまで
歌詞をロックのリズムに乗せた」
などど、当時の評論家さん達に
言ってもらったりもした。
なんてエピソードはさすが桑田さん。笑
飾らない言葉で勢いで書いたからこその良さ
みたいなものがあったのだろう。
初期の曲も、意図的に聞いてみたくなった。
こうした掴みの部分もさることながら
個人的には、後半部分がググっときた。
これからの桑田佳祐~がんの2年後に妻と話した事~
今やらないと後悔することはやっておいたほうがいい
今まで「面倒くさい」とか「それは無理だろう」と
諦めていたようなことも含めて
まだやったことのない新しい未知なことが、
沢山あり過ぎるのだ。
それを、世の中とのバランスなんて
全く気にしないでやってみるのもいい。
「世の中の常識」や「非常識」とされるもの、
一般的に「善」や「悪」とされるものに対しても
思考停止しないで、その事象を少しでも理解した上で、
自分の中の違和感を言語化したり、
意見を述べる勇気が必要だろう。
何はともあれ、今の自分にとって大切なことは、
「生真面目に生きる」ことではなくて、
むしろ体中の色々な「ネジを緩める」ことかもしれない。
社会がどうあれ、自分の夢が何であれ、
ある程度は時間的な余裕と心身の柔軟性を養おうと思っている。
この言葉達は非常に重い。
ご存じの方も多いかもしれないが
桑田佳祐氏は
2010年7月、食道がんが見つかった。
今や「がんの治療を終え、復活」している。
そうして一度「死に直面」した後に
出てきた言葉が上記の言葉たち。
ふと スティーブジョブズの
スタンフォード大学のスピーチが頭をよぎった。
http://stayfoolish.jp/stay-hungry-stay-foolish (By stayfoolish)
原さんと共に話したこと、という感じで
サラッと書かれているのだが、
そうした言葉を共有できる
原さんがいて、桑田佳祐がいる。
なんだか すごい世の中の奇跡を感じる。
死を感じた経験があるからこそ、
下記のような言葉が出たのかも。
「今やらないと後悔することはやっておいたほうがいい」
「世の中とのバランスなんて全く気にしないで」
「自分の中の違和感を言語化したり、意見を述べる勇気が必要」
「大切なことは、「生真面目に生きる」ことではなくて、
むしろ体中の色々な「ネジを緩める」こと」
それぞれを抜き出しても1記事書けるくらいに深い。
よってランダムに記事にしていきます。
桑田佳祐への熱い想いを胸に抱きつつ。
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