8月27日の夜にSkypeで
はじめてお話しさせて頂きました。
先日、ヤンゴンでお会いしたIさんに
ご紹介いただいた、同郷(!)の方で
カンボジア在住の方。
偶然ながら、出身高校が一緒でした。
どんな方なのか?
渡邉 大貴さん
ブログはこちら
海外でアトピー治った アトピーからの海外移住
出身地は岐阜県(飛騨市)古川町。
自然豊かな町の出身である。
2002年のNHK連ドラ「さくら」の撮影地。
さくらって、今世紀1番の視聴率だったんですね。
「花子とアン」が超えられなかった 「さくら」ってどんなドラマ?
それはさておき、昭和63年生まれの27歳。
出身は、斐太高校と同じ高校!
出会いのきっかけ
先日、高校生バックパッカーを紹介してくれた Iさんが
「以前のカンボジアのインターン先に
岐阜出身の人がいた。山の方のはず。」
と、情報を提供してくれました。
1、インターン生として入社し、正社員。
2、カンボジアのキリロムという山奥在住。
3、キリロムでは「アクティビティー担当」
という情報から
なんかおもろそうだったんで
「同じ高校かも!繋いでください!」
なんて無理にお願いして、
高校生バックパッカー同様に
ご紹介いただきました。
ちょっとFacebookでやりとりして
やっぱり同じ高校という事が判明!
なんだか、嬉しい瞬間でした!
で、すぐにSkypeでお話しました。
話した内容はここから
(で、どういう経緯で今 そちらに?)
高校を卒業し、横浜市立大学へ進学。
が、都会に住んで生活していたら
空気が悪いのか、水が合わないのか
アトピーが悪化してしまった。
途中は、鎌倉で人力車のバイトをする
などもしていたが、
あまりにアトピーがひどくなり、中退して引きこもってた。
飛騨にいるとまだマシだったが、
大学で都会生活したら一気に悪化。
また冬場の乾燥でも悪化してしまっていた。
(そういうもんなんですね、、)
で、「東南アジアに行けばアトピーが治る」
と聞いて、藁にもすがる想いでアジアへ行きました。
こちらが、当時の実際の写真もある記事。
http://atopyrecording.org/story/daiki/
(それで、アジアへ?なぜカンボジア?)
大学中退で、正社員経験なし、の状況です。
働ける場所を探してみるも、英語が強くなく
求人市場的にもシンガポール・タイはNG。
一方で、カンボジアはやる気さえあれば誰でもカモン。
そこで、カンボジア行きを決めて、
フィリピンでの語学留学の後、2014年6月に渡航。
はじめはプノンペンで有機野菜の会社で働いた。
なぜか「白内障」で、目が見えなくなり、右目を失明。。。
そのため、1ヶ月で退職することに。
カンボジア人より早く退職した日本人となってしまった。苦笑
(笑ってましたが、かなり深刻かと、、)
(なんでまたそんな状況に?)
元々、皮膚とか、目が弱かったが、
プノンペンの大気汚染にやられたのかと。
(で、その後は?)
日本に戻って手術して、よくなった。
その後、療養と検査で日本に半年滞在。
(なぜ再度カンボジアに?怖くなかった?)
縁があったのが「カンボジア」だった。
目も治ったので、今年の3月からカンボジアへ、と。
日本にいるとアトピーも出るし、日本の冬がダメで
アジアに出る、という選択肢しかなかった。
(で、今はどんなことを?)
今の職場は5ヶ月目。
カンボジアの田舎(山奥)でインターン3ヶ月。
その後社員となりました。
(山奥って、どんな環境なんですか?)
ちょっと前までSkypeなんかとてもじゃないが、できなかった。
最近、ネット・チームが頑張ってアンテナ立ててようやく今の状況。
本当に山の中。
(飛騨でいうと?)
飛騨でいう「●●(名誉のため伏字。笑)」に近いイメージ。
それよりも何もない。学校もない、水道も通ってなかった。
電気もなかった。電気と水はリゾートが通したようなものだ。
(ちなみに、今は何を?)
仕事は、リゾートのアクティビティー担当。
トレッキングとか。それをつくるのが任務。
先日、チームビルディングで「運動会」をやった。
綱引き、棒引きとか、バブル相撲とかバブル。
社内研修として、カンボジアで運動会で大ヒット。
チームビルディングとして売れている。
よって、今は「運動会を売る」のに夢中。笑
(運動会を売るって??)
先日は、アセアン和僑会の方に試してもらった。
アセアン和僑会の人たちも楽しんでいただけた。
ここから1年くらいは運動会を売っていく。
(ターゲットは?)
カンボジア・プノンペンのローカル企業に売る予定。
運動会、バーベキュー、会議とかが含まれるプラン。
運動会の道具も全部一からつくった。
面白いからやっている!
(ニーズはありそうなんですか?)
他でやってる「チームビルディング」の
水準が低い。
しかし、チームビルディングのニーズは確実にある。
とりわけ、プノンペンでのニーズは強い。
ちょうど3時間くらいで旅行がてら丁度いい距離。
よってこれから売り出していく。
とりわけ、バブルサッカーとか大人気。
(いくらくらいのもんなんですか?)
運動会として●●●●USDとか。
市場価格は、1人60-70ドル/日。
1泊2日で、ご飯・BBQ・会議室・運動会・宿泊込。
(えらい安いですね。)
宿泊は、キャンピングテントの前提。
1テント20ドルで、1テントに2人の計算。
つまり、1人10ドルくらい。
(手間は掛からないんですか?)
結構、手間もかかる。
DJ、審判、司会進行、運営サポート等。
楽ではない。
これから営業して、
平日にできるだけ多く受け入れられるよう
活動を展開していく予定。
1年くらいは真剣に「運動会を売ります。」
東南アジアで元気になれる!を伝える。
(この先の野望とかあるんですか?)
東南アジアに行くことで元気になる!
これを伝えたい。
大学中退、社会人経験なしが
マネージャー職とかになって夢を与える。
苦しんだ者として、サポートする側になりたい。
(具体的には、過去の経験から?)
アトピー、喘息で引きこもってる人に
東南アジア移住の道をつくる。
(ところで、アトピーそんなに酷いんですか?)
一番、酷かった時期だと
口も開かない、動けない、首も動かせない。
(なんでそんな状況に?首も動かせないって??)
乾燥で肌がやられている状況。
首を動かすと、切れて血が出て痛む。
だから、首が動かせない。
ただれてるのが全身に広がってるような状態。
(想像しただけでも痛い。。。)
(そう考えると今は、全然余裕?)
全快とはいわないまでも、かなりマシ。
当然、ゼロではないですがね。
(で、その経験を元に何を?)
「アトピーが東南アジアで治った!」
という人はいるが、海外生活する人は多くない。
ブログを発信していく中で
アトピーとか喘息で苦しんでる人のために
役に立ちたいと考えている。
例えば「フィリピンで英語を鍛えて、他の国へ」とか。
(なぜまた、フィリピン?)
自分自身、フィリピンで英語を鍛えて土台をつくった。
英語留学2ヶ月と遊び2ヶ月で4ヶ月滞在した。
近い、安い、英語を勉強できる!
英語が必要だと思いつつ、英語はできなかったので
フィリピンに渡り、英語を勉強した。
このルートは結構、いい道だった。
(なんか、いい感じのビジネスっぽいですね。
どんなんを考えてるんですか?)
科学的根拠はないが、
アトピーの人には海水がいい、というのもある。
綺麗な海がいい、ということなので、
綺麗な海辺に施設 兼 学校とか。
(そんなのって他にも?)
北海道に療養施設がある。
沖縄につくりたかったが費用的に断念。
が、先月、沖縄にコンドミニアムができた。
1日 5,000円くらい。
医学的根拠はないので
「海水で治る」とはいえない。
そういう表現はNGですが、、
(海水っていうなら、温泉とかは?)
源泉かけ流し、塩素なし、ならオッケー。
例えば、平湯温泉の中でも
「源泉かけ流し」のみ。
ただ、医学的な根拠はない。
(肌に、いい温泉といえば、
そういえば、石川県の和倉温泉とかは
塩の温泉で、アトピーに良さそうかも!)
(で、この先は??)
「日本が冬の間は東南アジア」とかいうのもありかと。
飛騨地方に暮らし、夏はインバウンドの観光。
(アトピーが悪化する)冬は海外で生活。
なんてのもいいかも。
(カンボジアから日本へ行く人も多い??)
富裕層は増えてきている。
雪と一緒に厚着の写真を撮るのがステータス。笑
雪、厚着、白川郷とかは、大人気!
(なんとも不思議だ。
ミャンマーだと桜、紅葉、富士山。
なぜか、とりわけ「鎌倉」が人気。
おそらくミャンマー人は白川郷を知らない。)
(かなり話は戻りますが、これからどんな生活を?)
今は、カンボジア語も日常会話レベル。
将来的には、インバウンドで
飛騨への旅行なんか企画できたらいい。
飛騨には「温泉、雪、紅葉、桜」と
ひとしきり魅力が詰まっている。
(ミャンマー支部もありだな。笑)
(飛騨へは、行きやすいんですか?)
プノンペンから名古屋に飛行機が飛んでる。
プノンペン-ハノイ-名古屋 往復420ドル。
見せ金の 1,000ドルがあれば、ビザも2週間出る。
(外国人も増えてますもんね。)
1年半前に高山へ行ったら
待合室は自分以外全員外国人とかだった。笑
(ミシュランガイド3ツ星が効いているっぽいですね。)
「美ら地球」さんが飛騨のインバウンドを引っ張っている。
知りませんでしたが、すごそうですね!
ゲストハウス「iori」もでしょうかね。
小坂の滝も面白いですよ。
たくさんいい場所はありますので、
カンボジア支部・ミャンマー支部として
何かができたらいいですね!やりましょ!
話して感じたこと
同郷というのは、さておき。
面白い人がいるもんである。
特に、これをやろう、として動いた
会社の社長さんが本当にすごい!
ぜひともお会いしてみたい。
で、そこに集まるメンバーも面白い!
渡邉さんを紹介いただいた Iさんも
そして、この渡邉さんも。
そして、あの高校生バックパッカーも?!
なんとも面白い場所には面白い人が集まる。
やっぱり、そういう「場」が熱い。
それを最近、強く強く感じる。
次回、カンボジア訪問する際の目的地
として決定しました。笑
その際は、渡邉さん よろしくどうぞ!
こちらが 渡邉さんのブログ
「海外でアトピー治った アトピーからの海外移住」
http://ameblo.jp/daiki-nabewata/
まだまだ、はじまったばかりだそうだが
コンセプトといい、共感できる部分も多い。
ぜひとも応援したいプロジェクト。
苦しんでいる人を救いたい、という想い。
そして渡邉さんの経験との重なり。
非常に興味深いものがあるし、
ぜひとも実現して欲しいし、
自分ができることはさせていただきたい!
と感じた。
同郷としても、また情報交換しましょう!
そしてカンボジア支部・ミャンマー支部
ともにやっちゃいましょう!
ありがとうございました!
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