さてさて、本日はミャンマー語検定当日でした。
朝9時45分までに受付ということで
家を9時10分に出発。
20分くらいと踏んでたら、渋滞にハマり。
それなりにギリギリに到着。
3分前!笑
無事、試験への参加決定!
タクシー運ちゃんが偉い詳しくて
無事に会場のあるビルの正面で降ろしてくれました。
会場内は意外と広いので、運ちゃんのおかげで
試験に間に合ったようなもの。
最高のサポートでした。幸先良し。
受付終了3分前の到着という
まるで測ったような絶妙のタイミング。笑
で、受付で声掛けしました。
「一番、最後です。」
って笑顔で言われましたが、
遅刻じゃなくてよかった。。。笑
で、会場へ。
席について5分ほどすると
「試験前の注意点」的なやつスタート。
英語とミャンマー語で解説。
いいミャンマー語のリスニング練習になります。
で、試験開始前にブレークタイム。
なんだかんだで20分くらい待ち。
この間にテキストを再度開いて勉強。
先に問題用紙と解答用紙は配られてて
その中での休憩。
いいのか?! って感じでしたが、、、
隠し撮りした問題用紙と回答用紙
それっぽい冊子とマークシート。
ダミーでしょうね、きっと。笑
って違うか?!
リスニング・セクション、スタート!
試験がスタートしたのは10:20
まずはリスニングから!
はじめから度肝を抜かれます。
なんつったって
問題も回答も全部ミャンマー語
ですから。
いや、わかってたんですけどね。
目の前にすると、ビビりますよ、やっぱり。
平静を装い、挑んでみると
徐々に聞こえはじめました。
何を言ってるかは、ところどころ聞こえます。
が、詳細は不明。
でも、予測ベースも含めると
およそ7割くらいは聞けた予感。
でも、難問もあるわけです。
だいたいの問題は回答を4つから選ぶんですが、
写真から選ぶやつはいいんですよ。
困ったのが、
回答自体がミャンマー語で書かれてて
そん中から選ぶ問題。
わかりやすく書くとこんなイメージ。
1、あいうえお
2、あいうえお
3、あいうえお
4、あいうえお
こう見えてますから、私には。笑
だから、聞こえてはいても
選択肢を選ばれへん、ってか回答できへん。。
そういった感じの
回答自体がミャンマー語ってのは
2問くらいだったので
リスニングはなんとかなったかと。
30分でリスニングが終わりまして
問題はここからでしたよ、予想通り。
魔のリーディング・セクション
いやね、記念受験とは思ってましたよ。
第1回目だし。
ブログネタになるし。
やってるの友人たちだし。
でもね、リスニングが思いの外ね
聞こえてしまったわけですよ。
そこでね、欲が出るわけですよ。
「あれ、いけんじゃね?」って。
で、そんなものが砕かれました、一瞬にて。
リーディングは、例外なく
ミャンマー語オンリーですよ。
この試験自体が初回なので
過去問なんて当然、ありませんし
傾向と対策もできませんでした。
ってかそもそも私個人の話として
ミャンマー語を読むことがほぼできません。
読むのに、かなーりの時間が掛かります。
読めないものがほとんどです。
仮に読めたとしても、音だけ。 (オトダケ 的に)
意味はわかりません。
その状態で、なんで挑んだの?
って、言われそうですが
ネタのため
以上。
ですよ。
そんな状態だったので
リーディングはきっつい。
だってね、
たとえば各問題の前には
「例」が書いてあるわけですよ。
ミャンマー語で「ウバマ」って読むんですけど
これはリスニングで知ってるから
なんとか読めたようなもんですけど、
例がまず読めないわけですよ。
日本のテストから想定するに
「同じ意味のものを選びなさい」
なのか
「反対の意味のものを選びなさい」
なのか
それすらまったくわからないわけですよ。
なんとか、カタカナ読みで
読み解こうと努力するも
あえなく断念。
で、諦めて次のページをめくると
益々 強烈なミャンマー語だらけですよ。
さらにめくると「穴埋め」っぽいのを見つけるも
まぁ読めないとなると無理なわけですよ。
ひと文字だけを埋めるんですが、
全体が読めないんで無理。。。
いやー
「ミャンマー語との壁」が
この人生の中で一番 分厚い40分でしたよ。
いつもは、誰かが近くにいるから
わからなかったら聞けるわけですよ。
でも、試験だと自分しかいないわけですよ。
そうなると、もう
ミャンマー語を見るのもイヤになるくらい
泣きたくなるくらいの心境になるわけですよ。
だってね、読めないのに
目の前には解かなきゃいかない課題が
50問以上広がってるんですよ。
せめて20問なら、なんとかしよう!
とか
わからないなりに、、、
とか
そういう発想がわいてもいいんですけど
50問超えとかね、もうイジメの世界ですよ。
会場を去っていい時間を睨みながら
とりあえずなんとか読む練習と思って
試験問題とにらめっこしてましたが
眠気の方が強いわけで
踏ん張りがどうもきかないわけですよ。
でも、なんとか ミャンマー語と
にらめっこしてみたり
周囲を見渡してみたりしながら
なんとか退出していい時間が来たんで
スキマがないように
1、2、3、4、の順番だったり
ランダムだったりで
とりあえずマークシートを埋めて
そそくさと退出させていただきました。
私と同じタイミングで出たのは
韓国人の女性でした。
きっと私と同じ心境だったんだろうな。
なんて思いながら
同士よ、お互いお疲れであった
なんて思いながら
会場を後にしました。
「この経験がいつか糧になる。」
なんて思いながら。
試験後のやりとり
で、外にいた会場サポートしていた
スタッフの子とあれこれ会話をして
試験終了を待ったわけです。
試験終了後に事務局の方とお話しました。
一言目に言われたのは
「勘違いされてた方がいたようで
訂正しときました。」
といきなり言われました。
「はい?」と私。
どうやら聞いてみると、
受験していた方が試験後に事務局の方に
「あの先に出て行った人すごいですね。
あんなサラサラ解けるとかすごいです。」
と事務局の方に話しかけたそうです。
それに対して
「いや、違うんです。
ひとりは確かにそういう方でした。
終わったから出て行きました。
が、もう1人はまったくできなくて
出て行ったんです!
と、訂正しときましたんで。」
と、さらっと言われました。笑
いやね、ほんとそれですよ。
何を言いたいかというと
問題すらわからん テストを受けてはいけない。
ということですよ。
でもね、もっと言いたいのは何かというと
こんな素晴らしい機会をつくってくれて
開催までこぎつけた方々への感謝の念
結果はさておき、簡単な範囲なら
リスニングはできることはわかった。
リーディングに関しては
まったくもってできない事が
明らかになった。
ミャンマー語ができるっていうなら
読み書きもできないとね、っていう
当たり前のことに気付かされた。
そしてそこを軽々と超えていく人がいる。
ということも知る事ができたわけですよ。
定点観測がこれからもできるわけですよ。
この試験がずーっと続いていけば。
これがわかっただけでも丸儲け。
と、色々言うてみましたが
読み書きができないのに試験を受ける無謀さ。
そのチャレンジができた自分を褒めてあげたいです。笑
という感じで締めておきます。
参加する事に意義がある。
よく言ったもんです。
コメントを残す