さて、先日の日曜日に
Skypeトーク 第2弾でSkypeで話した
M.Kさんとのトーク内容を。
非常に盛り上がり、かれこれ1時間超
ギリギリまで話していました。
アイディア出しが楽しい!
M.Kさんとは?
鮒谷さんの個別コンサルを受けている方。
「ご紹介をいただいた」とのことで
ブログを読んでいただき、
わざわざご連絡いただきました。
ありがとうございます!
「海外で働きたい」という想いがあるも
家族・子供がいて、なかなか悩ましい、と
そんなところにいる方。
偶然ながら、知り合いのミャンマーで働く方が
同時期に就職活動をしていた知り合いだとか。
なかなか世界は狭いもんだ。
GJJ:グローバル人材塾という
海外就職斡旋業があるらしいが
そこで出会ったのだとか。
いわば、海外のエージェント紹介会社。
アジア求人 だとこんなサイトもあるが
世の中には色々あるらしい。
http://asia-kyujin.main.jp/top/
今はなんの仕事を?
マークシートのデザインや読み取りの機械・集計ソフト
の販売・営業をしている。
なんだか面白そうな仕事だ。
まずは サワリ から。
今はヤンゴンにどれくらい?
渡って1年7ヶ月くらい。
もう2年近く。早いもんです。
元々の発端は?
生命保険で働いていて、巡る環境を見ながら
ずっとドメスティックってどやねん?と。
で、海外に目を向けてみた。
シンガポール、タイ、カンボジア等は
知り合いがいる(いた)からイヤ。
誰もいないところ、とミャンマーを選んだ。
海外に興味が?
ずっと国内の仕事ばかりだったが、
インドネシア進出の流れが起きた。
海外興味ある人が自分だけ。
手を挙げて 調査でインドネシア に足を運んだ。
元々 海外で働きたい、という気持ちもあった。
またインドネシア・シンガポールで働く事を考え
エージェントとの面接もした。
が、現実を見ると、子供もおり
教育面・将来等を考えて、海外就職は一度断念。
が、「いずれかは海外にも関わりたい。」
と考えている。
現地のリサーチしてみてどうだったんですか?
マークシートの読み取りの機械の卸売の
マーケットのポテンシャルをリサーチ。
結果は、どうだったんですか?
機械の原価が高くつくのがネックだった。
現地には、既に安いシステムがあり
日本の製品は価格でいうと数倍という感じ。
既にシステムが既ができあがっていた。
なぜまた、インドネシア?
社長が知り合いがいたことがキッカケ。
インドネシアの市場調査、Googleで調べて
事前調査したところ、変なシステムが横行している。
つまり未開の市場がある、と考えたため
リサーチに踏み切った。
例えばタイとかでは?
会社がモノを仕入れているメーカーが既に進出済。
インドネシアはまだだった。
高いんですか?
マークシートリーダーという鉛筆の黒鉛を読む機械で
日本円で30万円ほど。ソフト載せると50万円ほど。
なるほど、まぁまぁしますね。
安いの、とかあるんですか?
ドキュメントスキャナーというのがある。
簡単なスキャナーで、コピー機で読み取れる。
これは数万円程度。ただ精度が悪いので
再チェックが必要だったりする。
結局、手間がかかってしまう。
で、ミャンマーはどうなの?
日本人がおそらく2000人とか。
外務省HP では 1,367人(2014年12月現在)
よって、日本人社会がまだまだ狭い。
生活環境は?
ネット環境は、そんなによくはない。
住むところも家賃は高い。
というか家賃は、異常に高い。
言葉はどうしてるの?
会社の中だと、日本語でやりとりできる。
が、インタビューは英語で対応。
スタッフとも英語 もしくは ミャンマー語。
ミャンマー語は勉強してるがまだまだ。
元々、英語ができないので
ミャンマー語やるしかない、と
家庭教師でやりはじめた。
仕事とかコミュニケーションで使うが
細かい指示 や 叱る時 といった場面で
「同じこと繰り返さないように」と
通訳をお願いすることも少なくない。
お互いに英語の理解力は高くないし
日本人の英語は、ミャンマー人には通じなかったり
ミャンマー人の英語も、日本人は通じないことも。
それが普通になっている。
鮒谷さんとの出会い
元々、鮒谷さんはいつから?
本田直之さんの「レバレッジリーディング」
で、はじめて名前を知り、
地元の友人との情報交換でオススメとして
「平成進化論」の名前が登場し
ダブルで入ってきたので、
「そういう時」なのかな、とメルマガ登録。
社会人 1年目か2年目の冬頃かと。
直接の面識はいつから?
入社5年目から6年目にかけて役職昇格の
タイミングがあり「今年のご褒美」として
2011年3月にセミナーに申し込んだ。
が、結局震災があって延期となり。
2011年4月29日、30日、5月1日で
6期生として参加。
今後の展望は?
やっぱり「自身のビジネス」をやりたい。
ミャンマーかアジアかはわからないが、
今、アジアにいるのでアジアと絡む何か。
一方で
「起業のための起業」はよくないな、と。
そんなことも見極めつつ検討中。
Mさんは、どうやって鮒谷さんを?
4年くらい前、ダイジェスト版セミナーに参加。
変わりたいけど変われない3つの理由 2時間セミナー。
その後ずいぶんと時は空いたが
今年の5月末に、個別コンサルを受けて
現在、第2回調整中。
ずっと同じ会社で、新卒から。9年目。
2浪してるので、1982年の生まれ。
30歳の節目でモヤモヤして海外就活を考えたが
日本に住んでる方が福祉とか楽と一旦は転職を止めた。
が、その頃からのモヤモヤ感が抜けず
「出たい!」と考えており、個別コンサルに突撃。笑
そこから見えてきたのが
海外に行きたい、とかの前に
自分で何かビジネスをしたいな、と。
大企業をつくるというよりも
フリーで少人数で仕事をやるイメージ。
漠然とした想いしかない。
じゃあ何をやるの?が詰められてない。
これまで考えて行動したこともない。
そんな中、今はどんなことを?
とにかく色んな人の価値観に触れつつ
自分でも何かを試している期間。
いわば、ネタ探しの最中。
自分にできること含めて。
どっかから持ってきてビジネスする、とか。
試行錯誤しながら、考えている時期。
今後について、アイディアラッシュ
何か思い当たる、できることが?
実は、インドネシア語は少し喋れるんです。
インドネシアに現地法人つくると現地人採用が必須。
英語がそこまで通じない。現地語通じないとまずい。
通訳雇うお金も、、、と思い、インドネシア語を
勉強しはじめたのがきっかけ。
結局 使う機会もないが、何かしらネタにはなる。
インドネシア語は、単語でやりとりできるレベル。
買い物とか、日常会話+アルファ。
個人的にインドネシア行った時も、
それほど困らないレベルではある。
すごっ
インドネシアにビジネスの種、転がってないんですか?
一番簡単に浮かぶのは、現地で日本語教育。
他には?
通訳として、というのもあるかも。
大学の入試が大口顧客で関係がある。
そんな大学も少子化で海外の教育フェアに行ったりしてる。
よくわからない現地通訳よりも私を、という
そんな今の人脈を活かすのはいいかも。
インドネシアの実態はわかりませんが
技能実習生関係は何かできないですか?
実は、身の回りに多い。
実習生のサポートビジネス的なのはある。
例えば、彼等のメンタル・生活のサポートとか?
日本人のおじいちゃん・おばあちゃんが
日本語を教えるボランティアをしている。
自分の子供のように、サポートしている。
日本語教えるよりも、サポートがメイン。
勉強したい、というよりも、情報交換の場。
これは、ボランティアなので、教える側の
若い人が長続きしない。
意気込みをもって「日本語を鍛えるぞ」と思ってくると
ガッカリしちゃっていなくなる。
が、何かしら「役に立ちたい!」と考えている人は多い。
そもそもインドネシアの人って何に困ってるの?
インドネシア人は1人で行動しないタイプが多い。
常に5−6人いるのが当たり前。困ったら情報シェア。
会社を選んできてるわけじゃなくて、酷いところにハマることもある。
過酷なところと楽なところがある。
(残業してお金稼ぎたい人もいるが)
サポート体制とかあるといいですね。
数があれば、価格設定とやり方では食っていけるかも、と。
例えば、インドネシア現地の会社に情報提供とか?
海外にいる強みがある一方で、何かしら工夫をしないと
日本の動きがなかなか入ってこない現状がある。
そこを狙えないのか?
確かに「インドネシアについてはこの人に聞け!」
というポジションは空いてるかも?
インドネシア人って日本でどう暮らしてるの?
インドネシア人コミュニティの中での仲間意識が強い。
日本各地にバラバラに飛び散っているが、
飛び散ったところに会いに行くとかも意外と多い。
いいカメラぶら下げて、写真を撮ってアップしてる。
そんな個人個人の写真が残り、集うウェブサイトとか。
それを元にした観光案内とか。Facebookに残る、とか?
カメラ教室なんかもいいかもですね。
日本からインドネシアへ、という人の情報が集まる場。
そんなイメージでしょうか。
インドネシアから日本に来ている人たちは
3年間をいかに充実させるか、に命をかけてる。
どっか行きたいとこある?って聞いても、
既に色々行き尽くしてたりする。笑
「他にあります?」と聞かれる。
そうした中で困ってる事は?
その割には、移動に困ってる。交通手段に困ってる。
新幹線でいけばいいといっても、
新幹線の切符の買い方。時刻表の見方。
路線が多過ぎる、とかとか。
イスラム教徒なので、
とりわけ食べ物についての制限があり
その点は苦しんでいるイメージ。
そういった情報含めた
日本の観光地どうですか?という提案とか
痒いところに手が届くサービスが何かできれば。
出稼ぎの同行で日本にいる
「お母さんの日本語学習」ニーズとかもあるかも。
なーんて話をしていたら時間切れ!
最後の最後まで詰まった内容でした。
海外から見るビジネスチャンスと
日本から見るビジネスチャンスの
隔たりの大きさを感じた会話だった。
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