さてブラジルからの思考編。
ずいぶんと長くなってますが、
それは即ち、それだけ気付きが多い、という事。
旅の様子の写真はこちらからどうぞ。
旅から学ぶ
以前にもご紹介しましたが
ライフネット生命の会長 出口さんの言葉
人間は「人から学ぶ、本から学ぶ、旅から学ぶ」以外に
学ぶことのできない動物
http://diamond.jp/articles/-/16917
(下記は過去のブログ。)
人生において最大の投資“学び”。その方法は「人から学ぶ、本から学ぶ、旅から学ぶ」
http://melt-myself.com/manabi-hitokara-honkara-tabikara20150225
実は、なんとなく腑に落ちてなかったのが
「旅から学ぶ」の部分。
今さらのカミングアウト。笑
ここについて
実際に旅をして、感じた事の言語化が
少し出来たのでここに残しておきます。
なぜ、旅から学べるのか?
旅は決断の連続である。
しかも、限られた時間の中での。
故に、旅では決断力が磨かれ、
それが人生に生きる。
これが、現時点の私なりの結論。
決断力を磨くのに旅は最適である。
・旅に出るにあたって
・旅の最中
非常に多くの場面で決断が必要とされる。
旅に出るにあたって
上記の写真は、空港搭乗ゲート前のバス。
ここに至るまでにも多くの決断がある。
行くのか、行かないのか。
まずは、この決断をする。
スケジュール調整問題もあるだろう。
何(手段)で行くのか?
飛行機?バス?電車?
いつ行くのか?何日間行くのか?
何時出発?
ツアー?個別手配?
宿泊先はどうするのか?
予算は?タイプは?
複数名なら、どこで集合?
全体スケジュールはどうするか?
事前に、旅のプランを考える時も
限られた時間の有効活用を考えることが必要。
これもまた決断の連続だ。
行くまででも
地味にすごい数の決断が必要だ。
旅の最中
いざ旅に出てからも決断だらけだ。
明日は何時に起きるのか?
どこでご飯を食べるのか?
お土産をどこで買うのか?
今、買うのか あとで買うのか?
この提案に乗るのか、乗らないのか?
今、行くか、あとで行くか?
事前のプランニングの有無もあるが
限られた時間の中で
慣れない環境の中で
決断が求められるのだ。
普段以上に、今 この瞬間が大切となる。
例えば、予想外の天候となることもある。
いきなり雨が降ってきた時に
予定をどう入れ替えるか?
なんていう決断もあるだろう。
環境も異なるし、土地勘もないと
これまでの慣習や経験等
総合的に判断し、決断する必要がある。
こうした「決断の連続」という点があるから
「旅から学ぶ」ことができるのではないだろうか?
旅を通じて決断力が磨かれる
ことになるはずだ。
決断しないと旅が成り立たないからだ。
早めに決めないと、航空券が高くなる。
そんな経験を積むうちに、早めに予定を
フィックスすることを覚えたりするだろう。
おおげさにいえば
実は、こうしたことは、
旅から学んでいたのかもしれない。笑
旅には「目的」がある
もう少し大きなところに立ち返ると
旅には「目的」がある。はず。
あてのない旅
なんてものもあるかもしれないが
言語化ができているか否かは別として
何かしら目的を持っている事が多い。
のんびり日頃の疲れを癒す旅。
とか
◯◯さんとの親交を深める旅。
とか
今の大阪を感じる旅。
とか
色々とあるだろう。
目的に照らし合わせてみたり
自分の趣向にあわせて
そもそもの行き先を考えたり
宿を選択したり
ひとつひとつの決断をしている。
だからこそ
意識してもしなくても
「目的を見出すこと」が必要となる。
のんびりする旅なら
プランものんびり組むだろう、とか
そんな具合に。
きっとそうではないだろうか?
「目的」を見出すこと
「決断」をすること
これが旅から学べること
なのではないだろうか?
と、ちょっと大きいかもしれないが
考えてみた。
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