【#23】東南アジア転職相談Skype
先日、とある方からSkypeのお申し出。
海外での勤務が夢のひとつであり
「転職を検討している」との相談。
アジアで働く、を考える
本人の話を聞く限り
ようやく退職を決心し、その上で
「海外で働く」というキャリアにつき
Skypeでの相談を受けたカタチ。
お申し込みありがとうございます!
お相手は20代後半・女性。
どうして転職を?
ここ半年ほど転職活動中。
会社・転職どっちつかずの状態が半年。
このタイミングで、異動の話。
そこで、ついに決心した。
会社にも伝えたんですか?
直属の上司には既に報告済。
「異動してから転職活動してもいいのでは?」
そんな早まらなくていい、と言われた。
が、もし本当に辞めるならトップに報告。
「週明けまでに回答」が求められている。
直属の上司には伝え、
その上へ報告するかどうか、という状況。
退職については心が決まっている、という印象を受けた。
「何がしたい」とかあるんですか?
「何を」よりも「誰と」を強く意識し
ここんところ 転職活動をしていたが、
仕事をしながら、だと どっちつかず。
きっちり、区切りをつけなきゃいけない。
そんなイメージ。
なぜ今の仕事じゃダメなんですか?
3年後、5年後を考えた時にも
同じような事をしてるイメージしかない。
現在、営業職。仮に、営業でないとしても
同じ文化の中。結局変わらない気がする。
今の会社は、モノを売る会社。
自分が「何をやりたい」を考えた時
モノを売って感謝されるより
「働き方、生き方に影響を与える」
そんな仕事をしたい。
例えば、どんなイメージ?
ITサービスを提供することで
働き方を変える、とか。
漠然とそんなイメージ。
キーワードは3つ浮かぶ。
1、働き方
2、IT
3、アジア
その3つの軸。
アジアと接点がある会社で働きたい。
なぜアジア?
勢いがある、という印象。
学生時代にバックパッカーで
回ったがアジアは気候もいいし
日本人に優しく印象もいい。
将来的にも伸びるエリア。
日本からも近い。
いきなりアジアに出るのもあり?
アジアに出る選択肢はある。
どこで働きたい、はあまり関係ない。
「誰と働きたい」がより重要。
アジアで現地採用も当然あり。
質問ここまで!
といったやりとりをさせていただいた。
ワクワクする方を!
そこで、私なりに思うことを
いくつかお伝えした。
一言でいえば
今のアジアについて情報を集め
ワクワクする方を選んだらいい。
と、そんな話。
ハッキリいって、
各国で、現地採用ニーズは
選ばなければ、それなりにある。
日本からだと、見えにくいかもしれないが
多くの企業が、日本人の力を欲している。
だからこそ、
アジアで働くチャンスはたくさんある。
焦らずにじっくり選ぶべし、と。
しっくり来てるんだったらまだしも
1社 内定もらったから、そこ行きます!
と、焦るもんでもないですよ、と。
多くの方が「東南アジアで」働きたい。
そう考えている傾向は強い。
東南アジアといっても各国特色が違う。
「東南アジアならどこでもいい」
が本音だろうけれど、
ぜひ今のアジアを直接見て
比較してみて欲しい、と思う。
大学生時代にバックパッカーで
あの国の印象がよかったから。
という考え方もあるだろう。
それを否定するわけではないが
東南アジアの成長スピードはすごい。
だからこそ、今を感じて欲しい。
その中で
ワクワクするか?
この感覚を大切にして欲しい、と思う。
東南アジアといっても国による違いは大きい
日本にいると、なんとなく閉塞感。
みたいなワードが蔓延している気がする。
業界による差が大きく
閉塞感は一部が本当で、嘘もあるかと。
そうした日本から見ると
東南アジアはどこも ワクワクに満ちている。
そう考えている人が多いかと思う。
確かに、どこも伸びている。
しかし、一口に東南アジアといっても
高度成長 真っ只中の国もある。
ある程度、落ち着きはじめている国もある。
日本人の感覚が通じる国。通じない国。
英語の通じやすい国。通じにくい国。
日本人が多い国。少ない国。
サービス業の多い国。少ない国。
製造業の多い国。少ない国。
日本食店の多い国。少ない国。
物価水準の高い国。低い国。
様々である。
そうした情報を集めてみて
現地にいる人からも聞いて
その中で国を絞り、
実際に足を運び、目で見て
感じてみて欲しい。
そんなことを思う。
例えば、ネット上で
各国の政策・国家戦力なんかも
少なからず情報が得られるだろう。
こうしたものが
今後の方向性に影響を与えるはず。
大局の判断ができる可能性もある。
KGY的 東南アジア 各国所感
私は、ここ1年 アジア各国を回っている。
ミャンマーが、アジアの中で
どういったポジションになるのか
そんな将来像を探りたくて
意図的にアジアに出ている。
「ミャンマーから出過ぎじゃない?」
と、突っ込まれる事も多い。
しかし、今のアジアを見ておきたいのだ。
きっと2年したらガラッと変わってる。
AEC統合前の各国を見ておきたい。
そう思い、意図的に回っている。
訪問した順でいえば
(4年間前のインドネシア)
タイ(複数回)
シンガポール(複数回)
カンボジア
フィリピン
マレーシア
ベトナム。
おまけにバングラデシュ。
残すは、ラオス。必ず今年中に行く!
ほぼ主要都市しか行ってないが
実際に見てみると、全然 違う。
それぞれに面白そうだとは思うが
ステージが違い過ぎる、という感覚。
超・ザックリの各国所感キーワード。
インドネシア:人口多い。工業。内需。イスラム圏。
タイ:日本人多い。発展。車産業。
シンガポール:発展。金融。狭い。GDP。
カンボジア:人口少ない。外資参入。工業団地。労働単価。
フィリピン:英語圏。人口多い。労働集約。サービス。若者多い。
マレーシア:ほぼ先進国。英語圏。工業。イスラム圏。教育。
ベトナム:日本的。5年後。工業団地。人口多い。無宗教的。
バングラデシュ:人口密度。IT。縫製。英語圏。イスラム圏。
あくまでも私の感覚だが
発展度・インフラ整備度でいけば
シンガ、タイ、マレ、フィリ、ベト、カンボ、バングラ
そしてミャンマー。笑
マレーシアはシンガポールに近く
タイ以上に発展してる気もする、、
勝手につけるKGY的ワクワク感でいくと
ミャン、バングラ、マレ、フィリ、ベト、シンガ、タイ、カンボ
といった順。
興味がある分野の今後の可能性と
日本人の少なさ等の競争優位性
国の人口が強く影響を与えている。
人口が多い国は可能性も多いと思っている。
バングラ、フィリピン、ベトナムはここで上位に。
未開度が高い方がオモロいという私の感覚が
この順番に影響を与えてます。笑
マレーシアは教育産業の成否が気になる。
2020年までの国の成長と
ジョホールバルから目が離せない。
例えば、記憶ベースのネット環境でいえば
シンガ、タイ、マレ、バングラ、フィリ、カンボ、ベト、ミャン
イメージもあるが、こんな感じかと。
バングラがイメージ以上にネットがよかった印象。
気のせいかも。。。
まぁざっくりですが、違いはある。
当然、インフラが未整備の国は
生活がハードであるともいえる。苦笑
ネット環境が悪いとストレスもある。苦笑
どこまで耐えられるか、も重要な問題だ。
仕事が変わり、環境も同時に変わるとなれば
ストレスは決して少なくないからだ。
アジアの他の国を見る事なく
渡航する事もなくミャンマーに渡ったKGYが
語れる立場にはないのですが、、、苦笑
ただ、いえるのは
私がミャンマーを選んだのは消去法ではなく
ワクワクしたから。
ということ。
ぜひその基準を忘れないで頂きたいです。
ようやく長い飛行機移動を終えてブラジルへ!
あと5時間を切った頃からワクワクしてきました!笑
ぜひ、東南アジア と 考える方は情報を集めて
ワクワクする方を選んでみてください!
JETRO HP や 本 なんか出てますので。
なお、ミャンマーに関する情報提供はさせていただきます!
ご遠慮なくお問い合わせください。
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