ふと、昔の上司から言われた事を思い出しました。
5年ほど前のこと。
後輩の仕事の進め方や内容がよくなくて
怒(おこ)った後に 指導されました。
「お前のは叱ってるんじゃない。
感情で怒(いか)ってるだけだ。
それはあかんで。」
そう指導を受けました。
怒(いか)る と 叱(しか)る
その時に言われた上司の言葉を
今、私が解釈している中で説明すると
「感情的なのか、そうでないのか。」
ここに違いがあると思います。
「怒(いか)る」
何かがあって、
感情的になってモノをいう。
これは、よくある話です。
ちょっとイラッとした事があって
その感情を引きずったままで
何か 物事を口にする。
イライラをぶつけるかのように。
それは「怒(いか)る」
私は、そう定義しています。
「叱(しか)る」
イラッとした感情はありつつも
その感情を一旦、置いた上で
それでも、あえて
言うべきかどうか、判断し伝える。
相手の成長のため
今後、同じミスを起こさないため
あえて厳しく伝える。
これが「叱(しか)る」
そうしたモノだと解釈しています。
鉄は熱いうちに。
鉄は熱いうちに打て、と言います。
何か物事が起きてから
1ヶ月が経過し、
「あの時のことだけど、、、」
と、言われても お互いに忘れてます。
だからこそ、早く言うのも大切です。
しかし、感情が高ぶっていると
「叱(しか)る」と「怒(いか)る」
が混同しがちです。
そこであえて、
感情を横において
「叱(しか)る」べきかどうか判断する
これには、鍛錬が必要です。
いわば修行です。
私は、凡人オブ凡人ですので
怒(いか)りの感情が、日々生まれます。
本当に、日々 生まれています。
実は、今も。苦笑
(だから、こんな文章を書いてます。)
で、その怒(いか)りが生まれた時に
いかに客観的になれるか、です。
以前に読んだこの本にそんな話がありました。
客観的に「怒(いか)ってんなぁ」
と自分を眺める。
それだけでいいのです、と書いてました。
ふと、そうして客観的に眺めた上で
「じゃ、次の一手はどうする?」
と考えていく修行が必要です。
そこで、感情を置いても
相手の成長のためには
「叱(しか)る」べし。
そう思えば、叱るべし、でしょう。
とはいえ、毎回 毎回 同じような事を
繰り返していると、疲れてきて
ついつい「叱(しか)る」ではなく
「怒(いか)る」が出てしまいますが。
究極は、
こいつの顔を見ると、
怒(いか)りしか出てこんぞ。
というやつでしょう。。
そんな人もいるかもしれません。。
まぁそうならないように
「これもまた神様から与えられた試練。」
そんなスタンス取り組んでいくしか
ないのではないでしょうか。苦笑
もはや悟りの境地かもしれません。苦笑
ミャンマーでのあれこれ。
ミャンマーでは10名で働いてます。
ミャンマーだからどうこう、というのは
あまり好きではないのですが、
あえて 言ってしまえば
みんなコメントや意見をいう際に
感情が先立つ事が多いです。
あまりにも多い。
何かをパッと言われてみて
その時には「なるほど」と
思ってみようとします。
が、よくわからず 聞いてみると
結局
- 「自分が嫌いだから」
- 「自分がやりたくないから」
- 「自分がお金が欲しいから」
という事が多い。
私は、ロジカルシンキングとか
そこまで得意ではありませんが
考えるのは好きで、考えます。
その視点から見たら
完全に外れてるなぁという
やりとりがあまりにも多い。
「いやいやいやいや」
って突っ込みどころが
めちゃくちゃ多いのです。
で、怒(いか)りが生まれます。
はい、きました。
修行のチャンス。
「感情的になるな。」
SLAMDUNK名言集パート29 その3
http://ameblo.jp/sora2469/image-10404897726-10331646988.html
という修行です。
これ、海外にいることのメリットかも。
日本でも怒る事は多いかもですが
海外にくるともっと機会は増えます。
修行の機会が増えます。苦笑
文化も違えば、教育も違うので
差異だらけです。
思ったように進まない事も多いです。
だからこそ、日々 怒(いか)らずに
着実に進めていく施策を打つ。
これをやっていく必要があります。
本当にいい修行の場を頂いてます。
「怒らない男に!おれはなる!」
アニメ名言考察サイト【アニメの宮殿】
「海賊王に、おれはなる!」ワンピースのルフィに学ぶ夢実現の秘訣
というわけで、
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