どうもKGYです。ヤンゴンは、日本 − 2.5時間の時差。
日本が朝9時なら、こちらは6時半。そんな具合です。
朝8時前のヤンゴンの町中です。道の真ん中に人!の絵です。
朝5時から外で歌声と叫び声が聞こえ、クラクションがプッププップ。
というわけで、最近、幸か不幸か早起きが出来てます。笑
方眼用紙のノートがない。
日本で、モノを考える時にはずっと
方眼用紙のレポート用紙を使ってました。
で、こっちでも最近、ちょっと考えることが出てきたので
整理するためのノートが欲しい! と町に繰り出しましたが、
今のところ、見つかりません。。。
表紙の柄的に
方眼っぽいノート発見!
表紙は 「Yangon University」 という期待させる出で立ち。
表紙の柄から判断するに、完全なる方眼ノート!
で、期待に胸を踊らせ、いざ開くと、、
罫線ノート。笑
似たようなの発見!で、開いてみると、やっぱり同じ。笑
どうやら方眼ノートはないようです。
よって、真っ白なノートを買いました。36円。
もしご存知の方いたら
ヤンゴンで方眼ノートが売ってる店を教えてください。
日本語学校を見学
見てて思ったこと。
ミャンマーの人は優しい!
授業中に
「はい、ではAさん答えてください」
と、当てたとします。
すると、隣や前後から
「◯◯!」
とか
「△△?」
とか
つぶやきが、聞こえてきます。
というか、つぶやきとかの次元じゃなく
明らかに声がでかい。。。
授業は終始、このペース。
「周りの人は答えないでください」
と、言っても当てられた人が詰まると
また周囲からサポート。。。
どうやら、宿題もみんなで見せ合うため答えが同じらしい。笑
テストとかも同じ点数になるらしい。笑
根っからの社会主義
なのかもしれない。
相互扶助の精神が強い
ともいえるか。
んー優しい!
ただ、勉強になるのだろうか??
少しだけ話を伺ったところ、
どうやら「競争を嫌う」らしいです。
だから能力給とかそういうのもちょっと難しい、とか。
とはいえ「したたか」
でも、自分のこととなるとまた違う側面も見えるそうです。
「こういう待遇でこんな条件の会社の面接があります」
(こっちではそれなりにいい水準)
と告知したら、まずは受けます。
で、「ぜひ行きたいです!」と主張する。
心の中でイヤかも、と思っていてもとりあえず受ける。
しかし、実際に一次面接を通過して
労働条件等を詳細に提示し始めると
「もう少し金額あげないといかない」とか
「元々やりたいことと違うから嫌だ」
とか一転して、主張をしっかりするらしいです。
ただの断り文句かも??
そう思うと
ミャンマーの方を雇うプロセスは
思った以上に、複雑なのかもしれません。
というかそうそう簡単ではない。
これは、大学の既卒で、今、仕事していない人達の話らしい。
切羽詰まってないのでしょうか??
これから徐々に企業も進出してきて
需要が生まれるから、と踏んでいるのでしょうか?
まぁその読みは正しい気がしますが。。
なんだかなぁ、と複雑さを感じていたんですが、ふと思いました。
あ、この構造、日本の就活生と同じやん!
と。
別にミャンマーの人だからとかちゃうやん、と。
内定辞退が起こる原因
就活のプロセスはざっくりこんな感じかと。
▼行くかどうかわからないところも受ける。
▼選考が進んでもとりあえず受け続ける。
▼他と同時並行で進める。
▼そして
最後の最後で(下手したら内定後に)天秤に掛けて決める。
こうやって見てみると
日本の就活生の方がもっとタチが悪いか。笑
「とりあえず内定もらった」とか平気で言うてる人もいるし。
そうじゃない人がいるのもわかっていますが。。
※すみません。日本の就活生を否定するわけではありません。
わかりやすくイメージしやすい例を示しただけです。
ただ、実態としてミャンマーの件も、日本の就活と同じだなって。
内定辞退が起きるのって何が原因かというと
「お互いにきちんとマッチング出来てなかったこと」
一言でいうならば
「企業はオファーを出したが、学生は魅力を感じなかった。」
ただこれだけです。(当然、逆もあるわけですが。。。)
これをきちんと見抜けない企業にも問題はあるし
「そのことは、感じつつも、もしかしたら来てくれるかも?」
と内定を出したなら企業は内定辞退も含みつつ動くべき。
(多くの会社がそうしているようですが)
とはいえ、あまりに多いと大変ですが。。
まぁどちらか一方とかではなく、それぞれ原因があるんですかね。
学生さんのモラル と 企業の 心構え と。
でも、それもこれも、お互いが 「自己の利益」を考えた上で動く。
だからお互いの「利益」がマッチングすれば交渉は成立する。
極めてシンプルな構造です。まさにビジネスと同じ。
というわけで、
就活の話がぐっと入ってしまいましたが、
ミャンマーの方を採用する際にも
ミャンマーの方にとっての利益をきちんと提示できて
それが想定の範囲内のもの、範囲外のもの含めて
「今よりも利益がある」と魅力を感じてもらえれば、内定となり、
「利益が薄い」と思われたら、破談となる。
極めてシンプルな構造
である。
となると大切なのは、
相手にとっての利益をいかに「聞き出せるか」「掴めるか」
ここが腕の見せどころ
なんだろうなぁ。
これは交渉の世界です。
人種、老若男女を問わず、共通すること
のように思います。
ミャンマーの人って難しい かも?
と、思いかけましたが
構造は極めてシンプル。
人間だもの
ってことで締めます。
上田 says
東南アジア全体に、人と比較することはそれほど好まない傾向があると思います。
フィリピン人はほとんど悪口言いません。
インド人はあいつは駄目だと言いますが
自分からは中止しない気がします。
シンガポール人は、表立ってはあまり
争いません。我が強い人はいますが。
でも給料とか等級とかボーナスとか
どうやって知るのか分からないけど
何であいつより俺のほうが低いんだ!!
と結構率直に言うそうです。
お金が絡むとシビアですが、
人との争いは表立っては好まない傾向が
強いと感じます。