4月のミャンマー水祭り休暇は約10日間。
2017年は土日も含めると
4月12日〜23日と12日間の予定。
それが
5日に短縮します!今年から!
と、政府が発表したのです。。。
びっくりニュースでございます、はい。
ポイントは
・水祭りは5日間に短縮。
・合計年間祝日数は変更なし。
※10月、11月、12月に祝日増加。・運用は2017年(今年!)から。
突然の発表。祝日変更!
ミャンマー政府が突然、ある発表を。
ミャンマーの祝日に関する発表で
4月にある10日間の連休を5日間に短縮する、と。
どうやらそういうことが書かれているらしい。
by Myanmar President Office facebookページ
2017年から祝日を改めるよ、と。
ん、2017年って今年?!
ただ文書はミャンマー語であり
なんのこっちゃらわかりません。
いろんな方がシェアしてくれてますが
もっと細かい内容が知りたい、と
探してみるも見つかりません。
Webで見られる新聞
The New Light of Myanmar
には英語で記載がありました。
正式翻訳じゃないよ、との注釈付きで。
https://issuu.com/myanmarnewspaper/docs/10_mar_17_gnlm
まぁ読んでみてもなんのことやら。。
そして
原文の内容全体には触れられていない。。
水祭り休暇が5日に縮まる。
とのことはよーくわかりました。
ただ疑問も浮かぶ。
結局、今年から? 来年から?
あと1ヶ月後ですけど、、、
ほんまに今年から??
水祭りの代わりの祝日は今年から?
なんてことが気になりまして。
原文の日本語訳が読みたい!
となるわけです。
水祭り休暇、何がどうなるのか?
を知りたいわけです。
で、なんなんだ?ってことで
超頼れる 神崎涼子氏に依頼したら
ものの30分ほどで
日本語に翻訳してくれましたのでシェア。
日本人でミャンマー語翻訳ができるって
強過ぎます、本当に。
何かお願いしたい方いらっしゃれば
お繋ぎしますのでご連絡くださいませ。
その内容がこちら。
ミャンマー連邦政府
命令文書(31/2017)2017年3月10日
これまで、4月の正月(ティンジャン、ダジャン)は、祝日を10日間と定めていた。だが、祝日が長いため、経済・金融分野で外国との取引が停滞し、貿易にも影響が出ていた。
そのため、今後は正月の祝日を10日間から5日間に短縮し、その代わりにダディンチュ満月(Full Moon Day of Thadingyut)、ダザウンモン満月(Full Moon Day of Tazaungmone)、国際的な正月(12月末~1月初旬)の祝日を増やすとことに決定した。
この措置は2017年のカレンダーから有効とする。・2016年5月30日に発表した祝日に関する命令文書(29/2016)は無効とする。
・イスラム教のEid Day・ヒンドゥー教のDeepavaliおよび銀行の休日3日間に関しては、後日正式に発表する。
・2018年1月1日も祝日とする。
というわけで、今年から変更だそうです。
ただし、今年の水祭りからってのは
いきなり過ぎる気がするし
多くの日本人の方は既にチケットを
確保したりしてるだろうし。
ミャンマーの方も帰省のチケットを
手配しているだろうからなぁ。
今年だけは「温情措置」に
なるんじゃないかなぁ。
来年からは大丈夫だろうけど。
にしても約1ヶ月前の発表てw
日系企業の皆さんはどう判断するんだろ。
そしてそして
祝日数はトータルで変わらない。
とのことで、
・10月のダディンチュの満月
・11月のダザウンモンの満月
・年末年始休暇
がちょっと長くなります。
これは、今年から適用。
もし水祭りを温情采配で
10日間にして、さらに他の祝日は
規定通りに運用しなあかんとなると
今年は例年よりも5日祝日が多い。
奇跡的な展開になるわけです。
そうなると
やはり水祭り休暇を短くするのかなー。
んー判断、悩ましいですね。。。
だって、2017年から適用って
発表されてますしね。
影響を考えてみる
連休が水祭りしかなかったから
こういうのはレジャー産業とかに
とってもいいことかも。
経済的な影響はプラスだろう。
例年、水祭り休暇があったことで
4月は開店休業状態でした。
事業活動を行う企業は
4月は売上が落ち込む月
となっていました。
実質的に営業日数が半分なわけで
休暇前から休みムードに入るため
下手したら
3週間くらいはお休みモードでしたから。
さらにいえば
4月20日からしばらくすると
日本はゴールデンウィークになるので
日系企業的には動きづらい月でした。
それが大きく変わることになれば
経済的なプラスは大きいでしょう。
ちなみに
2006年のネピドーへの首都移転前までは
水祭り休暇は5日だったそうです。
それが2007年以降、10日に拡大。
かれこれ10年、その体制が続いたわけです。
移転当初のネピドーには、学校等の施設もなく
公務員は全員、単身赴任のような状況。
公務員に配慮しての長期休暇化との説も。
10年経過し、政権も変わったタイミングで
ガラッと舵を切り直すようです。
経済活動的には大きなプラスかと。
日系企業の方にインタビューする中で
課題に 祝日を挙げられていた方も
いたので、長い目ではいい判断に
なりそうな気はします。
にしても
今回の急な発表には驚きですが。笑
神崎涼子氏、翻訳ありがとう!
ご依頼ありましたらいつでも繋ぎますので。
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