USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
この本がめちゃくちゃ面白かったので
内容をシェアさせていただきます。
ミャンマーでのビジネスを考えても
今やってる企業の支援を考える上でも
役立つ考えが盛りだくさん。
んー考えるの好きだから楽しい!
2回に分けてお送りします。
マーケティング本、この本が面白い!
最近、どうもマーケティングづいてます。
なんか、マーケティングの勉強が楽しい!
というわけで
銭湯の田村さんにオススメいただいた
こちらの本を読んでみました。
この本の中身は中身で
とっても勉強になりました。
この本にもっともっと早いタイミングで
出会っていたら、きっと私は
マーケティングを志していただろう。
そう思える内容でした。
私が単純なだけかもw
でも、本当に良かったのです。
せっかくなので一部をシェア。
私が引っかかったポイントをご紹介。
メモ & myコメント
良かったので
気になってメモした箇所をシェア。
あわせて私の考えたこともシェア。
マーケティングこそが
ビジネスを成功させるための方法論
ビジネスを成功させるためには
マーケティングが必要、ということ。
そうなのか!と、ハッとさせられて
読みたい気持ちを増進させてくれました。
確かに売れなければビジネスは成り立たない。
売れる仕組みをつくるマーケティングは
ビジネスにおいて不可欠ですよね。
会社の進むべき方向を見極める頭脳としての存在、
企業の軍師ともいうべき「マーケター」の
最初にすべき最重要な役割は「どう戦うか」の前に
「どこで戦うか」を正しく見極めること。
そして正しい方向へ会社を無理やりにでも
引っ張っていくことだと、私は考えています。
企業の軍師。この言葉が格好いい。
そして、どこで戦うかの見極めが大切だ、と。
そして無理やりにでも会社を正しい方向に引っ張る。
それだけの覚悟が必要なのだ。
マーケターは相当、胆力が要りそう。
でもやりがいはありそう。
なんだかそんなことを感じました。
会社側のどんな事情もどんな善意も、
消費者価値につながらないのであれば、
一切意味がない。
ほんと、それ。
仕事しながらいつも思ってたこと。
内部事情はお客さんには関係ない。
「社内プロセスの確認に遅れていて、、」とか
はっきり言って無関係、てか、むしろ邪魔なくらい。
消費者価値につながることにこそ価値がある。
これは100%同意。
ダメなら社内オペレーションを見直せばいい。
消費者に価値を提供する。
それこそがやるべきこと。
そのために考えてなんぼ。
マーケターの仕事は、彼ら天才が努力すべき
焦点を明確にすることであり、彼らの才能と努力が
ビジネスの結果によって報われるように導くことです。
この言葉は深い。先ほどの言葉の中で
マーケターには覚悟がいる、と感じたのだが
社内のリソースを傾ける場所を決めて
ビジネスの結果として報われるように導く。
これこそがマーケターの仕事だという。
報われれば、めちゃくちゃ楽しいだろう。
そして、やっぱりすごい重要なポジションだ。
当てなければ、リソースが無駄になる。
それを決めるのはマーケター。
やはりマーケターの責任は重い。
でも、やりがいがありそう!
「商品を売る」のは営業の仕事、
「商品を売れるようにする」のがマーケティングの仕事。
最近、よく目にする言葉ではあるが
売れるようにする、つまり、売れる仕組みをつくる、
これがマーケティングの仕事。
営業はマーケティグの中の1つであって
本質的には売れる仕組みづくりが大切。
売れる仕組みをつくったものが勝ちだ。
戦略が必要な理由は2つあるのです。
1、達成すべき目的があるから。
2、資源は常に不足しているから。
本当に、この言葉、その通り。
やりたいことがあって、でも
何かのピースが足りないのです、大体。
お金だったり、人材だったり。
○○さえあれば、、、と思うのが普通。
それはスポーツでもビジネスでも。
だから戦略が必要なのだ、と。
考え抜いて選ぶのです。
選ぶことで足りるようにするのです。
その選択こそが戦略です。
先ほどの言葉と繋がる部分あり。
やりたいことを達成させるために
何が足りないのかを考える。
そして、強みが何かを考える。
そして足りない、を、足りる、に変える。
んーこういうの好き。考えるの好きです。
この言葉、かなりズシッときます。
やりたい、でも、足りない。
じゃあどうするか?ですよね。
だから戦略が必要だ、と。
んー深い。
そう、足りないから選んで足りるようにする。
そのために考え抜く。
んー戦略の意味が腹落ちします。
足りないから足すのも戦略。
足りるように工夫するのも戦略。
ただやはり、足りないものは足りないのだ。
だから、戦略が必要なのだ。
とりあえず全部やろうとすることは、
無意味に資源を分散させているだけの
「戦略なき愚か者」のすることです。
全部やろうとしてしまう自分的には痛い。
あれも、これも、とやろうとします。
なんとかなるだろう、と。
でもそれは戦略なき愚か者のすること、だと。
痛いお言葉だが、間違い無いかと。
絶対的に資源が分散するのは間違いない。
これはランチェスター戦略的にもその通り。
水は高いところから低いところに流れます。
それが自然の摂理です。水を低いころから
高いところに流すことは不可能ではありませんが、
多くのエネルギーが必要です。
よく聞く言葉です。
水は高いところから低いところに流れる。
自然の摂理に従って、考えることが必要だと。
流れを読む、とでもいいましょうか。
無理やり流れを変えるのには
相当なエネルギーが必要です。
当然、時には流れを変える必要もある。
しかし、流れを活かせば
省エネでいけるはず。
その流れの1つが人の深層心理だったり
そんな気がしています。
流れを変えるのではなく活かす。
そうそう、これ、本当大事です。
総合的で深い消費者理解のみから生み出される
マーケターの強力な武器があります。
それを「消費者インサイト」と言います。
消費者自身が気づいていない(あるいは直視したくない)
隠された真実のことです。
ここをマーケターが意図的に衝くと、消費者の心を
動かすことができるのです。「子供と本気で楽しめるクリスマスはあと何回もない」
消費者インサイト。面白い概念でした。
痛いけど、本当、これはあるでしょう。
クリスマスって子供が歳を取れば
きっと彼氏と一緒に、、、
と考えてしまう、という。
直視したくない真実ですよね。
だから、今を大切にしよう、と思える、と。
んんー深い。深すぎる。
人を動かすためのキーですね。本当。
有名なコメディアンであったビル・コスビーの名言。
「私は成功のカギというものはわからないが、
失敗のカギは知っている。
それは全ての人を喜ばそうとすることだ。」と。
なるほど、これもまた深い。
ターゲットとなる消費者は選ぶ必要がある、と。
すべてのお客様に!とか 幅広いお客様に!
と謳いたくたくなるものです。
ついつい市場を大きく、と考えがちだが
それではいけないのだ。
それが失敗のカギだそうです。
失敗のカギとか握りたくない。
「そうだよ」なんて消費者に反応されるものは
インサイトではないのです。「いや、そんなことはないよ!」と
拒否してみたくなったり、考えるのが嫌だからできるだけ
考えないようにしているのものがインサイトです。
先ほどの、消費者インサイトの続き。
消費者が受け入れたくなくて
拒否したくなるのがインサイト。
考えないようにしているけれど
心の奥底では気にしていること。
確かにここを突くことができれば効くだろう。
なかなか簡単ではないだろうが、、、
でもだからこそ、効くのだという。
確かに、突かれたくないところを突かれたら
反応的に動いてしまうんだろうなぁ。。。
嫌味を言われて、反応してしまうイメージかなw
いやー本当に深い本です。
マーケティングの勉強になります。
学んでそれを活かす場があるので
ちゃんと実践に活かしていこうと思います。
まずは実践です。
面白いので、まだ次回に繋げます。
実は、一番グッと来たのは
最後の最後だったりしてます。
そこは次回にご紹介します。
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