さようなら、ブータン。
一人旅の土地を離れる寂しさとは違う。
そうか、この寂しさは
土地を離れる寂しさではなくて
メンバーと離れる寂しさなのか。
そう、感じつつ最後のパーティー。
さよならパーティー
はやいものでブータンの旅も
5日目が終わろうとしている。
夜はさよならパーティーである。
このメンバーでの最後の晩餐である。
せっかくなので、
現地で買った 「ゴ」 を着る事に。
というか、このためだけに買った。
それ以外の使い道は考えられない。笑
「ゴ」の着方はまた難しい。
日本の着物のそれ、よりも
少しばかりこだわりがある。
後ろから見た時に
入る 線の形がポイントなのだ。
それを着せ替え人形のようになって
やってもらった。笑
さすが、プロ!
なんだかそれっぽく仕上がった。
そして、
男性陣(+α)全員がゴを来てパシャリ。
なんだか嬉しい。
ブータンにいる感がたまらない。
そして、女性陣の中には
「キラ」を買ってない人もいたようだが
ホテルの方が貸してくれて
結果的にみんな「キラ」を着てパーティーへ。
女性の「キラ」はとても華やかな色合いで
見ていて気分が明るくなる。
男性は全員「ゴ」、女性は全員「キラ」
なんともブータンの伝統を感じられる
さよならパーティー。
食事には、関さんとプブさんの配慮で
ブータン・マツタケがはじめに振る舞われた。
マツタケ、うまい!
香りもやっぱりマツタケだ。
ブータン風の味付けのマツタケも登場。
バター焼き+唐辛子。笑
こちらの方が美味しかったかも。
そして、いつものバイキング形式で
ブータンの食事をいただく。
このブータン料理も最後かと思うと
かなり寂しさを感じる。
とうがらし の入った エマダチ は
さすがにブータン以外では食べないだろう。
そう考えると、なんとも寂しい。
あれこれとブータンの思い出を語りつつ
それとなくバカ話をしつつ
ブータンの夜は更けていった。
ずっとその時間が続くような
でも最後なんだなぁ、と
どこかで感じつつ
なんだか不思議な感じの時間。
3時間ほど「会」が続いてクローズ。
最高に楽しい旅行だったなぁと
噛み締めながら 会 の 場に参加していた。
最後のプブさんからの挨拶。
こうして さよならパーティーも幕を閉じた。
本当にこの1週間は楽しかった。
参加者1人1人のおかげ、である。
そして企画者の関さん と ガイドのプブさん
さらにはドライバーのタンディンさんへの
感謝は計り知れない。
夜のパロの町を散策
パーティーを終え名残惜しさもあり
せっかくなので、夜のブータン散策をしよう、と
同室のサットさんと着替えてから町に出てみた。
夜のパロの町。
犬が吠えまくってる 怖いゾーンを避けて
町を散策。
夜10時過ぎでも車がそこそこ走る。
やはりここは都会なんだなぁ、と
先日の星空の景色を思い出しながら感じる。
とはいえ、ここはブータン。
グルッと回ってみたが
基本的に、お店はどこも閉まっている。
お土産屋さんもレストランも
どこもかしこも開いていない。
しかし、ATMは24時間稼働。なんかすごい。
深夜に改装中のお店も。
グルッと一周 町を歩いてホテルに戻る。
すると、ちょうど
「これから外に行きたい。」
という2人と遭遇。
なら、もう一周行きますか!
と、お出掛け。さらに声を掛けて
結局5人で外出。
怪しげなお店が開いているっぽい。
地下にある「噂のディスコ」か?
と、思いつつ中に入ってみると
なんか ダンサーが踊ってる。
可愛いわけでもなく
体型が整っているわけでもなく、、、
なんか 踊っている。
それを眺めたり、携帯を眺めたり
微妙なテンションで
色んな人がそこでお酒を飲んでいる。
なんとも不思議な空間であった。
入場料は無料。
飲み物買うなら払ってね
って感じのスタイル。
結局 立ち見だけで帰る。
そして、また町をグルッと回って
円形劇場っぽいのを見つつ
城のように輝くゾンを眺めつつ
ホテルに戻る。
これで本当にブータンの町とも
お別れなのかな、と思うと
また寂しさがこみ上げてくる。
1人旅で町を離れる時とはまた違う
寂しさがそこにはある。
ツアーでほぼ1週間 毎日いたメンバーと
別れるのはなんだか少し感慨深い。
土地を離れることよりも
メンバーと離れる事が寂しいのだ、と
ようやく認識できたような気がした。
そんな事を思いながら、眠りについた。
いやー本当に明日が正真正銘の最終日。
濃いツアーであった。
そう思いながら、ベッドで眠りにつく。
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