みんな同じ “人” であって
特別な “人” がいるわけじゃない。
そう見えるだけ。
なんだかそんな事を感じています。
可能性にチャレンジし続けた
という意味では、やっぱりすごいんですけど
かといって特別な何かじゃないんですよね。
「特別な何か」がある風に見える壇上
先日、イベントに参加しました。
参加者として見てました。
やらない言い訳をつくるのが上手
これ、高校生が 言ってましたw
でも本当にそれ。
登壇者が TEDのような形式で
15分〜20分 プレゼンをする。
オーディエンス側として参加。
ちょっと運営をお手伝いしたので
本気で聞いた場面は少なかったですが
だからこそ感じた事を少しばかり。
「みんなコンテンツを持っている。」
これなんですよね。
で、誰も彼もなんら変わらないな、と。
同じ人なんだな、って。
ちょっと図抜けた一部を除けば
極めて普通の人が登壇してました。
誤解を恐れずにいえば
ハッキリ言って普通です。
全然、特別じゃない。
特別だったり異次元じゃない。
でも「特別な何かを持っている」風に
見えました。
あの壇上がそうさせてたし
プレゼンの中身がそう見せてました。
でも本当、ふつうなんですよね。
自分が特別とかじゃなくて
別に自分も一緒。
登壇者も一緒で
参加者も一緒。
ちょっと見てる世界が違ったり
ほんのちょっとだけ
可能性を広げる選択の幅が広かったり。
その連続の中で、今いるところが
ちょっとばかり遠かったりするだけ。
誰かの家族であり、人なんです。
普通な人々の今の状態
だって別に普通ですよ。
参加者の一部を紹介すれば
・高校なのに
休学して世界一周したり・ニュージーランド留学中なのに
入れ込めるものを見つけアメリカ行ったり・会社員だったのに
囲碁が好きだから、と会社つくったり・英語が喋れるのに
ポルトガル語もやってみたり・大企業で勤務してたのに
ベンチャー行くために家族説得したり・東京で安泰な生活してたのに
熊本に引っ越したり・公務員で安定してたのに
いきなり独立してみたり
どうですか?
普通じゃないっすか?
全っ然、特別感なし。
いや、特別だ、と言おうと思えば
特別ですけど、別に普通ですよね?
ちょっとだけ
あなたの周りの人に近付けて
選択を身近なものに置き換えてみると
・高校なのに
休学して世界一周したり→学校がある日なのに
サボってゲーセン行った
・ニュージーランド留学中なのに
入れ込めるものを見つけアメリカ行ったり→工学部で研究までしたのに
営業として会社に入社した
・会社員だったのに
囲碁が好きだから、と会社つくったり→テニス部にいたのに
英語好きで、サークルつくった
・英語が喋れるのに
ポルトガル語もやってみたり→ピアノがうまく弾けるのに
ギターも弾ける
・大企業で勤務してたのに
ベンチャー行くために家族説得したり→大学(第3希望)に受かったのに
留年させてくれと親に土下座して頼んだ
・東京で安泰な生活してたのに
熊本に引っ越したり→蒲田に住んでたのに
思い立って池袋に引っ越した
・公務員で安定してたのに
いきなり独立してみたり→電車で5駅、角の席に座れてたのに
席を譲ってみた
それくらいのもん。
ちょっと失礼にも
聞こえるかもしれませんが
たぶん ちょっと選択の幅を広げたくらいで
大きくは、変わらないかと。
特に、当事者達にとっては。
いや、もうちょい大変かもやけど。
言い訳はやめて自分の可能性にフォーカス
なんでいうんでしょうか。
あまり特別視しちゃいかんな、と。
そう言いたいわけです。
「あの人は特別だから」
みたいな言い訳をして
自分から逃げんなって事です。
そういう言い訳をしてるから
「1000万円貯まったら会社辞める」
とか言いながらいつまでも残るわけです。
「次に彼女できたら、浮気しない」
とか言いながらいつまでもそのまま。
そうやって
タイミングを逃してしまう
のではないか、と。
そういう意味では
今回の登壇者達は
・自分の心に素直に従って
・ちょっとだけ選択の幅を拡げた決断をして
・ちょっとだけ勇気を出して行動した
ただ、それだけ。
「別におれじゃなくても・・・」
「今じゃなくても・・・」
とかいう類いの言い訳をして
逃げたくなるところを堪えて
一歩だけ、グッと踏み込んだ。
ただそれだけかと。
まぁそこが簡単じゃないんですがね。
それこそ
電車で席を譲るのとか
ちょっと授業サボるのとかと
同じくらいのちょっとした勇気です。
それで人生がグググググッと
動いたんじゃないか、と思ったわけです。
「◯◯さんは特別だから。」
とかじゃないんだなーって
かなり引いた目で見てて感じたので
ちょっとそう書いてみました。
うがった見方ですみません。
でも
きっと本人にとっては
それほど
思い切った決断!
ってほどじゃない
と思うんです。
ちょっとはエイヤッもあるかもだけど
生きるか死ぬか、みたいな
そんな決断じゃないと思うんです。
はじめて授業をサボった時のような
あんな感じのちょっとした勇気なんじゃないかなぁ。
そういう意味では
人を特別視するのとかやめて
あれこれ言い訳するのはやめて
自分の可能性にフォーカス
してみましょう。
可能性はやっぱり
いっぱいあると思うんですよね。
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