証券会社の未来を勝手に案じてみる。
I worry about the future of stock company without permission.
そんな古くて新しいコーナ〜!
とりあえず、そんな内容を今日はシェア。
「窓口」に問い合わせを、と案内されるも
窓口では対応できず、コールセンターへ誘導。
んーなんということでしょう。笑
色々「できない」証券会社
いま、証券会社の窓口に座ってます。
かれこれ5分ほど待っています。
「ちょっと調べてきますのでお待ち下さい。」
と言って、カウンターの向こうの女性が
席を立ちました。
そして
私は今、待っているのです。
よくある風景ですし、
そこは大した事ありません。
が、このやりとり以前に
色々と驚かされていました。
こんな状態では
日本の証券会社は
潰れるんちゃうかな、と
さえ思ってしまいました。
(余計なお世話でしょうが)
さて、随分と話は過去に戻りますが
かれこれ10年前。
社会人になってから3年間、
私は石川県金沢市に住んでいました。
「資産運用もしてみよう!」
なんて思い立ち
某証券会社の金沢支店で
口座を開設しました。
ちなみに、今回
私が訪れたのは名古屋にある某支店。
支店コードと口座番号を伝えて
しばし待った後に窓口に案内されました。
偶然、機械が壊れててハンド対応w
こういうのは大好き!
窓口の女性に状況を説明しました。
「ネット上で解約しようと試みたら
“お取引を受付けることができません。
お手数ですが、取扱窓口までお問い合わせください。“
とのメッセージが出てきたので
窓口まで来た次第です。
何が起きているのでしょうか?」
と。
すると、一言目は
「コンタクトセンターに連絡されましたか?」
ちょっと待て、と。
窓口までお問い合わせとあって
店舗に来たら、一言目それってどうなのよ?
取扱窓口ってコールセンターの事なの?
ならそう書いてくれなきゃわからんよ。
と、言いたくなる気持ちをグッと押さえて
「ここでは対応できないですか?」
そう伺ってみると
「支店が異なると
お客様の口座情報は見えないので、、、」
との前置きで説明あり。。
が、耳に入って来ないw
え、え、え?!
どういうこと?!
同じ系列の証券会社であるにも関わらず
他支店の情報は開示されない?
社内でお客様の奪い合いをしないため?
なんだかよくわからんけど
どんな管理体制なのか意味不明。
せめて 同意を得たら開示できる
くらいにはならないもんだろうか。。
口座の保有者が目の前に来て
話してるのに
「見えません。」
これはなかなか酷い渋い展開になるぞ。
ここで、私は覚悟しました。
それにしても
その管理システムって何のため??
・お客様のための管理体制?
・社内的な理由によるもの?
もう、わけがわかりませんでした。
「いっそ同じ会社名を名乗らんでくれ。」
そんな言葉が喉元まで出掛かりました。
グッとこらえて
「何か方法はないんですか?」
と尋ねてみると
「金沢支店に電話しますので
電話で直接のやりとりを
お願いするかもしれません」
とのご提案。
電話でオッケーなのに
目の前に来てる人はNGって
どういうシステムなんだろう。
もう色々とビックリ。
その後もちょいちょい聞いたんですが
「コールセンターへの電話」を誘導され
その場で電話して確認する展開に。
(ちなみに自分の携帯から。)
窓口の女性が前にいるのに
コールセンターに電話って、、、
で、同じような情報を再度伝えて
「なぜ今の状態が起きているか?」
とお伺いすると
「住所変更の手続きをしてなかったため
郵送で確認の郵便物を送ったけど
届かなかったので
取り引きができない状況になっている。」
そんな回答でした。
確かに住所変更してなかったかも。。
ここは、完全に私の不備。
では「住所変更の手続きをお願いしたい」
と伝えたら
「ここでは出来ない、郵送してください。」
との事で、書類を渡されました。
「海外に出る前に」。。
また「マイナンバーが必要」とも。
これはヤバいヤツです。。
海外に出ていて、一時帰国中の私は
マイナンバーがありません。
そう伝えると、窓口の女性は固まり
そして奥に走っていったのです。
そんな経緯の末、私は待っていたです。
で、ででで
どうやら海外に出る際には
事前の届け出が必要だったようで
しかも海外に出るとなると
管理コストの高いコースに
移行させられるのだそうです。
どうやら口座管理手数料も上乗せ。
年間1500円ちょっと。
完全に意味不明。。
あまりの意味不明ルールに呆れて
「もうどうでもいいんで
何とか解約させてください。。」
そう言ったんですけど
「そのためには手続きが必要でして、、、」
との一辺倒な回答。
そんなこんなで
窓口で、提出すべき書類だけ受け取って
「金沢支店からの連絡を待ってください。」
との事で対応は完了。
なんとも歯切れの悪い。
いかんともしがたい展開でした。
目の前に本人が来店。
しかーし
「支店が異なる」との理由で
同じ会社を名乗ってるのに
情報開示すらされない。
解約も住所変更もできない。
なんということでしょう。
電話が掛かってきて話していても
なんだか イマイチな対応。
(に、聞こえてしまった。)
なんか色々鬱陶しくなったので
「すべて解約させてください。」
そう懇願するも
「手続きができない状態ですので
まずはその状態の解消が必要です。」
と、なんともな回答の繰り返し。
こうしている間にも
この会社には手数料が
チャリンチャリン入るわけです。
海外転出の状態に変えると
プラン変更が必要となります。
年会費で約 1,600円の支払いが必要。
また売買手数料もアップするのだとか。
だいたいそれが1,500円程度だったかな。
合計で3,000円ちょい
無駄な手数料が持ってかれます。
解約の部分を面倒にして
抜け出す気がなくなれば
結果的にこの会社は潤う。
そんなふうに見られても
仕方がないのではないでしょうか。
きっとそんなわけではないでしょう。
とはいえ、
なんだかなぁ、と感じざるを得ず。
自分が1番アホでした。。
業界の常識は世間の非常識。
そんな事を強く感じた次第。
この動けない仕組みには
ある意味、完敗ですわ。
支店まで足を運んで
よーくわかりました。
ついでに言えば
元々手数料はネット系証券会社の
数倍掛かります。
そしてここまでの
使い勝手の悪さは感じてません。
きっとこういう証券会社は
今 利用頂いている
手続きを面倒とされる
お年寄りの方が離れていけば
すぐ潰れるんだと思います。
時間の問題でしょう。
グッバイ、証券会社。
なんとも、アホ臭い。面倒臭い。
まぁそんな会社を選び、
かつ それを放置していた
自分が1番アホ
なんですがね。
証券会社選びも気を付けましょう。
目的や取引額にもよりますが
手数料の高い大手証券会社での
口座開設は、私はオススメしません。
とだけは言うておきます。
ちなみに、Nじゃありません。
んーそれにしても失敗した。
「撤退障壁の低さ」も
選択時、とても重要な要素ですね。
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