世界中で
「コロナ」「コロナ」と叫ばれ
誰と話していても
何を見ていても
1日の中で
「コロナ」の文字を見ない日はないほど。
なんだか嫌だなぁ
と思いつつも
話題として 不可避な状況。
てのも
あらゆる産業、あらゆる分野
あらゆる国家に
影響が及んでいるから。
最近、DMM英会話において
各国の人と話してますが
そちらでも
「コロナの状況はどう?」
と、いつも聞かれます。
本当に、世界中で
無視できない状況のようです。
ミャンマーにおけるコロナ
さて 父親からの依頼もあったのでw
ミャンマーの状況をお伝えします。
まずは事実から。
1,コロナウイルス罹患者数 0名。
(2020年 3月 14日 20時 時点)
ミャンマー政府の発表はこちら。
http://mohs.gov.mm/Main/content/publication/2019-ncov
しっかりしたページを作って対応中。
もちろん「疑いあり」って方は
これまでに何人も出ていて
検査して、この数字です。
2,3月12日、急に騒がしく
今のところは
日本人に対する入国制限は無し
(中国は観光アライバルビザ発給休止)
感染疑いがあれば、隔離措置。
3月12日午前まで大きな乱れなし。
が、、、
12日午後の政府発表を受けて一部混乱。
大手スーパーに駆け込みが発生。
※感染ゼロなのに、、、
ざっくり、まとめるとこんな感じです。
ミャンマーのコロナ対応
つい数日前までは
普通の日常を送ってたのですが、
上述の通り
3月12日午後 ミャンマー政府が
コロナ対策の特別委員会を開催。
話し合った結果の一部が流れました。
その内容は
・公立学校は6週間(4月末まで)休校
・映画館やショッピングモールなど
人が集まる場所は閉鎖・水祭り含めた大型イベントは中止要請
などといったもの。
加えて
・13日には関係省庁から
具体的な措置を発表する
なんて感じでした。
これを受けてか
スーパーは買い物行列。
24時間営業のスーパーは
23時過ぎにも関わらず
みんなの籠には
トイレットペーパー、ティッシュ
洗剤、即席麺などなど。
とんでもない人の数と
とんでもない量のモノを買い占める人々。
一生懸命働いてるスタッフさんに感謝。
ただ その翌日の日中には すぐ 正常化
そして、13日。
政府からの発表を待ってましたが
結果として
大きな変更点などなし。
とはいえ 大きいのは
「水祭りのイベント中止」
「4月末までのイベント禁止」
といった感じ。
日本人の入国制限なし(3/14時点)
個人的に、気にしていたのは
「ミャンマー入国制限」関連報道。
実は 中国人向け観光ビザは
2月頭からアライバルビザ発給を休止中。
韓国の方のアライバルビザ発給も停止するかも。
なんて話があり
次は日本もあるかも、、、
なんて感じで心配になってました。
13日の発表によれば
今のところ
日本人に対する入国制限はなし。
日本人に対しては
特段の措置は取られず!
安心しました。
もちろん 体温の高い人は
厳しく検査されるし
何かあれば14日間 隔離されますが。
ただ インドのような
ビザを無効とする、とか
14日以内に日本滞在した人は入国規制
なんて話もありませんでした。
(あくまでも 3月13日時点では)
このままいってくれれば
水祭り期間中に日本帰れるかも。
でも、もちろん 怖さもあります。
ミャンマーで生活し、ビジネスするものとして
国に入れなくなるのはさすがにヤバいです。
※そんな理由で
水祭り中の帰国を取りやめる人が
周囲で増えています。
つい数日前には ドキドキ ビビリながら
焦ってバンコクに行って
ヤンゴンに戻ってきました。
(結果は問題なく出入りできました!)
しかし、これは今の状況。
近隣諸国の入国規制情勢を見ていると
ミャンマーも
いつ出入りできなくなるか わかりません。
しっかり見ておかないと。
同時に、実際 海外渡航を経験して
思うことはたくさんありました。
各国でのコロナウイルス報道の影響で
国家間移動がめちゃくちゃ減っていて
ミャンマーも もちろん影響あり。
私が移動した際の
ヤンゴンからバンコクへの飛行機は
エアアジア 乗客 28名。
コロナウイルスがどうこうじゃなく
単純に 乗客数が少な過ぎて
航空会社は採算合わないよなぁ。。
そりゃ運休するよな。。
と、改めて感じました。
その意味で
入国制限とあわせて
気をつけなきゃいけないのが
「減便」や「運航休止」情報
私が把握しているものだけで
ANA(全日空)は
25日と27日の運航休止を発表。
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202003/20200313.html
3月29日以降は今のところ、通常運航予定。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/topics/notice200122/
エアアジアは
日本〜タイ便を
3月16日〜6月16日まで運航休止に。
実質的に 14日以降 運休。
https://newsroom.airasia.com/news/2020/3/13/covid19-travel-advisory-xj-jp
バンコクエアウェイズは
ヤンゴン〜タイ便を
3月29日〜10月24日まで運航休止に。
大韓航空も
ソウル〜ヤンゴン を
3月5日〜4月25日まで運航休止に。
この辺りは、今後も
刻一刻と変わる可能性があるので
各自 情報をチェックして
各自の判断で対応ください。
コロナウイルスの感染者数 0の理由は?!
おそらく裏(理由)があります。
隠してるとかではなく
事情がある気がします。
私の読みでは4つほど。
1,ピークは既に過ぎ去った説
ミャンマーには、たくさん華僑系の方がいます。
春節(2020年は 1月24〜30日)に
母国に戻った方もたくさんいます。
そこで
コロナウイルスを持って来た人が
それなりの数いるはず。
だから、さすがに ゼロ はないかと。
もっといえば
ミャンマーは中国と国境を接してます。
中国国境を
たくさんの人が行き来しており
人の移動に伴って
ウイルスも移動しているかと。
ただ騒ぎ出す前に
ひとしきりピークは過ぎた可能性も。
てのも、、、今 思い出すと
2月4日頃から2週間ほど
私自身も
咳が止まらない症状に見舞われてました。。
一風変わった、風邪への対処法
— 桂川 融己🇲🇲しばらくミャンマー情報メイン (@melt_myself) February 4, 2020
私は風邪を引いたら
・何も食べない
・ポカリをたくさん飲む(水分取る)
・たくさん寝る
免疫細胞の活性化により、ウイルス追い出してもらう派
(体調が悪い時は、何も食べず、ポカリ飲んで早く寝る。) From Yangon(ミャンマーブログ) – https://t.co/rXHHClThJQ pic.twitter.com/W0pXizLqmm
特に熱はなかったのですが
とにかく 咳が酷くて
眠れないほど 酷かった時期も3〜4日ほど。。
あれって、コロナだったんじゃないか、と
リアルに思っております。
2,検査キットが国内になかった説
今は 国内に検査キットがあります。
ただ、流行りだした当時は
ミャンマー国内では検査できず
タイに検体を送って検査。
ということで、
時間もかかるし、手間もかかるし
お金(送料)もかかるし、、、
ってことで
検査数自体も少なかったかと。
それが今では
「疑いあり が 16名」
「先日の2名の結果は陰性」
みたいな情報が
常に流れています。
JICAさん とか シンガポール政府が
検査キットを寄付したことで
着実に前に進んでいます。
しかし、まだまだ疑問は残ります。
3,外国人は、検査が受けにくい
とある方からの情報によれば
熱があって病院に行ったら
「民間病院ではコロナ検査できない」
と言われた、との情報が。
これって、つまり、、、
ミャンマー政府が運営する
公立病院でしか
コロナの検査はできないことに。。
さて、ここでちょっと想像ください。
ミャンマーの公立病院に
行ったことある日本人は
一体、何人いるでしょうか?
おそらくほとんどの方が
英語や日本語が通じる
民間病院に行ってるはず。。
てことで
おそらく一番はじめに
菌を持ち込む可能性の高い
外国人は
実質的に検査を受けにくい。
これも1つの抜け穴かも。
4,ウェバージー病院の隔離は怖い
もしコロナの疑いあり、と診断されれば
ウェバージー病院に隔離されることになります。
この病院は、感染症の専門病院らしいですが
大部屋 である とか
他の感染症患者もたくさんいる などとの
噂も耳にしました。
というわけで
「その病院に行くことが怖いから、、、」
と判断してるケースもありそう。。
5,その他
あとはネタ的なモノ含めて
噂されてるものでは
・気温が高いから
・湿度もそこそこ高いから
・ミャンマー人は免疫が強いから
(衛生状態が悪く、逆に免疫あり)・ブッダの御加護があるから
なんて話もあります。
ほぼネタみたいなモノもw
他にも、何かある気もしますが
ざっくり 上記のような事情も重なり
公表数字 では 0 名です。
ただ 12日になって
いきなり騒がしくなったように
今後のことはわかりません。
あくまでも
2020日 3月 14日時点での情報であり
変わる可能性もありますので要注意。
ざっくりですが
ミャンマーの現状のご参考までに。
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