ミャンマーにおいて
なかなか大変なこと。
高品質なモノを見つける。
これは、なかなか大変です。
これは
プロダクト よりも サービスにおいて
より顕著だと感じています。
妥協すれば
いっぱいサービスはあるけれど
妥協を許さなければ
かなり限られます。
行き届いたものよりも
わかりやすいものが好まれる
今のミャンマーの状態があるから、かと。
上から目線対応。。
例えば銀行。
サービスの行き届いたところは
ありません。。。
どこいっても
外国人だと避けられがちw
面倒臭がられます。
ちょっとミャンマー語なんかで
話そうものなら
あとは、ミャンマー語で
押し切られます。。。
役所、サービス提供者感覚は
一切ありません。
「やって やるけど、何か?」
と、そういうスタンスを
強く感じます。。
これは
以前にインタビューさせて頂いた
ドイツ人の方が言っていた言葉。
公務員が
「How can I do for you?」
(何かお手伝いしましょうか?)
と話しかけるのか、
「What do you want to do?」
(何がしたいの?)
と話しかけるのか。
ここに
大きな違いがある、と。
後者がミャンマーです。
前者は、
公務員としてのサービス。
税金を払う相手に対して
私は、あなたをサポートします。
何を手伝いましょうか?
と、そんな感じのアプローチです。
一方で
後者は、上から目線。
「何したいの?」
「あ、それは無理。」
とでも、言いそうな雰囲気で
高圧的な対応です。
私は力(権力)があるけれど
あなたはないよね?
私が、何かしてあげようか?
的な 感じなわけです。
この「権力」意識が
どうも強い気がするのです。
一部のみが利益を被る社会構造
いや、大事ですよ、それも。
もちろん
ミャンマーでは
時には、頼ることも必要です。
正面突破じゃハネられる。
であれば、どうするか?
権力のある人の力を使う。
まぁこういう対応はアリでしょう。
で、その見返りに、、、
ってのも、当然 併せもって
お願いをするわけです。
であるから、公務員は
ワイロを要求するようになり
権力を振りかざすように
なってしまうのです。
悪循環です。
権力のある側の気持ちを考えれば
そりゃ、そうなるでしょう。
これは
ある意味では仕方のないことです。
が、やっぱり
大多数にとっては
面白くないことです。
そして
良くないことでもあります。
一般の人が苦しみ
一部の特権階級だけが得をする。
豪華な生活をする。
非常に歪んだ社会構造です。
わかりやすい構造です。
良し悪しではなく
そういうものなのです。
まぁある意味では
資本主義である以上
世界中で、形を変えて
同じようなモノでしょうけど。
それでも他の先進国では
うまく権力を持った人が
そのパワーを一般大衆にも向け
一般大衆も恩恵を受けられます。
寄付とか、そんな形で。
少なくとも
一部の金持ちが独占して
何もかもを独り占め。
みたいな事は
なかなか起きません。
社会構造上、その辺りが
うまく機能しているように思います。
わかりやすいモノが好まれる
世界的な傾向として
独占してるのは格好悪い
みたいな風潮もある気がします。
わかりやすいモノよりも
さりげないモノが好まれ、
シェアリングエコノミーが叫ばれ
一大ブームになってたりしますし。
どういう風の吹き回しか
そんな流れが強いのです。
しかーし、ミャンマーでは
まだ、そのちょっと手前。
一部の超お金持ちの人々が
社会貢献にも手を出しはじめてますが
大きな流れとしては
いい車を買ったり
美味しい食べ物を食べたり
といった
わかりやすい利益を求め
わかりやすく楽しむ
そんな方向な気がします。
また
そういった利益を被るのは
内部であり、
内部で利益を独占する傾向が強く
内側でのみお金が回っているイメージ。
富の再分配機能は
随分と弱いような気がします。
資本力のある人が圧倒的に強い。
権力のある人が圧倒的に強い。
その周辺にいる人が
果実の一部をかじる事ができる。
なんとなくそんな感じ。
長い目で見て
巡り巡って、戻ってくるから
みたいな世界は
なかなか想像していません。
寄付は、わざとらしく(?)
するけれども
長期投資はしない、的な。
そんな感じです。
他の分野でも言えることですが
わかりやすさ重視!
どうもそんな感じです。
よって
細かい気の利いたサービスよりも
わかりやすく
部屋がキラキラだったり
めっちゃ広かったり
ブランドだったり
の方が、好まれるわけです。
日本だと
全身ブランドもの とかなったら
いやいやいや、それは、、、
となり
有名じゃないけど良い物
が好まれたりもします。
が、まだまだ
こちらでは
ブランドパワー全開で
良いものだけど知られてない
ものよりも
いまいちだけど有名
なものが好まれる傾向
にある気がします。
これは、あくまでも私の感覚ですが。
それでも
わかりやすいものが好まれる
のは間違いないかと思います。
それが
色んな場面に影響を与えている
のではないか、とも思います。
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