インド・マナリからレーへ行く前日
唐揚げ丼を食べながら
レーの情報収集をしていて
なぜかふと
映画「きっと、うまくいく」が頭に浮かび
ロケ地ってどこなんだろ、とググる。
「きっとうまくいく ロケ地」
したら、出てきたのが
レーから更に奥にある「パンゴン湖」
さらにレーの町の近くの「ランチョーの小学校」
とのワード。
超テンションが上がった!
きっとうまくいく のロケ地へ!
で、情報を探ってみると
日本人の方がやってる旅行会社があるらしく
いくつかの情報元はそちらを活用していた。
よって、早速メールだけ送付させていただき
パンゴン湖に行く事を決意。
そして、現地宿泊しよう、と決めた。
パンゴン湖は、マナリの町の散髪屋で隣になり
訪問した旅行会社の彼が話していた綺麗な湖。
映画「きっと、うまくいく」の話はなかったが
塩湖で、約3割がインド領、約7割が中国領。
(正確なパーセンテージを話してましたが、、、)
湖の色がすごく青くて美しい。
なんていう話をしていて気になっていた。
にしても、
あの「きっと、うまくいく」のロケ地とは!
「きっと、うまくいく」を日本に持ち込んだ方と
以前に日本でお会いしてその苦労話を聞かせて頂き
思い入れも人一倍だったので運命的なモノを感じる。
上映時間3時間の映画は映画館的には辛く、
日本に持ち込むのは決して簡単ではなかったとか。
だって、90分の映画でも1800円。
180分の映画でも1800円。
2回転、回せる方が営業的にはいいのだ。
でも、結果的には大ヒット!
そんな裏を聞いていたし
そもそも、めちゃくちゃオススメの映画。
観た事ない人は、是非・是非 観てください。
自分の人生とか生き方を考えさせられますよ。
前置きが長くなってしまいましたが
「パンゴン湖」には必ず行こう、と考え
バイクを借りて向かうことに。
いざパンゴン湖へ!トラブル続きで、どうなる。。。
ついに出発のときがやってきました。
朝10時にホテルを出発!
かれこれ
1時間半ほど走り、次の大きめの町へ。
そこでほんの少しだけ休憩して
チェックポイントで許可証を提示。
これ、無視して走り抜けてもわからんやん。
って感じのチェックポイントでした。。。
が、ここでトラブル発生。
「許可証を。」
KGY「はい、これです。」
「ライセンスの原本を。」
KGY「いや、ないっす。」
バイクを借りる時に
「デポジット代わりにIDを」
と言われて
いや、無理。って抵抗したけど
「じゃなきゃ貸せない」と言われ
免許証を預けていました。
よって
KGY「ライセンスの原本がない。」
これはマズいぞ。。。
という雰囲気。
「それがないと通せない。
ここを通れても次が通れない。
戻って持って来ないとダメだ。」
そう言われてしまいました。
KGY「なんとかならないの?」
と、依頼するも、
おれは良くても次がダメ。
そう言われてしまいます。。。
んーこれは非常にマズい展開。
ルールには従わないと
どうしようもないです。
ここで同行者がうまく交渉してくれて
「次のポイントにも連絡しとくわ。」
とまで言ってくれて、無事に突破。
いやーめちゃくちゃ焦ったし
本当に戻るしかないかな、と思ってたので
無事に通過できて何より。
ちなみに、魚眼レンズのレンズキャップが
気付いたら紛失してショックを受けたのもこの辺り。。
そこからはバイクでひた走る旅。
午後12時。走りはじめて2時間。
道はまだまだ舗装路です。
二股に分かれる道があり、舗装路を選ぶ。
が、その先は 明らかに舗装されてない道。。。
はじめはかろうじて進める悪路。
が、途中から道は激しさを増し、
砂だし、岩だし、バイクじゃさすがに進めない。
マジで泣きそうになったのがココ。
これ以上は、私の技術じゃ進めません!
と、お手上げになりました。
道を間違えたんじゃないの?
と、戻ってみることに。
そしたら、標識があって
やっぱり間違えてたらしい。笑
いやー、本当に泣きそうになりましたよ。
その後は、比較的順調に道をひた走る。
キレイなキレイな道中、しかし長い。。
午後13時。出発から3時間。
なんともキレイな場所。
こんな感じの峠道をひたすら走るのです。
なんとも楽じゃない道です。
3時間20分走って こちらに到着!
世界で3番目に高い自動車道の峠。
マナリ〜レーで世界2番目を通り
レーから1時間半ほどに世界1番目があるらしいが
ここが世界3番目。2番目とは8メートルの差。
チャンラ(CHANG LA)5360m だとか。
標高の高さとかの感覚はもうありませんでした。笑
高山病の心配とかも一切なし。笑
人って慣れるもんなんですね、と改めて実感。
その後も、ひたすら パンゴン湖を目指して走る。
14時(出発から4時間)経過。
道は狭くて、対向車注意。
でも谷 って感じで怖さは一切ない。
10分ほど走って橋を通過。新しい橋。
こちらの方の橋はだいたいこんな感じ。
ところどころに素敵な表示がある。
NEVER GIVE UP
勇気をいただきました。
インディアン・アーミーの仕業。
この後、少しばかり休憩。
さすがに走りっぱなしは辛い。
チャイを飲んでのんびり休憩。
そこで カシミールから来た2人と出会う。
超・いい人達で、この後も再会を果たす。
15時45分(出発から5時間45分。)
次なるチェックポイントへ到着。
前回のチェックポイントを
何とか潜り抜けただけにビビリつつ訪問。
が、あっけなく終了。
ライセンスの原本も不要。。。
なんだか拍子抜けした。笑
が、無事に通過できて、一安心。
これで何とかパンゴン湖に行けそうだ!
16時過ぎ。羊の群れに遭遇。
道にはみ出してない可愛い羊達。
10分ほど走ると景色が一変。
緑も水もキレイな景色へと変わる。
こうした景色の変化をバイクでは
前進で楽しめるのが楽しい!
そして 悪路であってもバイクは進む。
こんな道もバイクで走れんねや。
って新たな気付きを得たりもした。笑
16時半過ぎ(出発から6時間半)
砂漠っぽいエリアも通る。
そして、遂に!
16時38分(出発から6時間38分)
見えてきた?!
俄然、テンションがあがる!
そして 遂に 湖のほとりまで!
が、どうやら道を間違えたっぽい。苦笑
そして、ついに到着!
6時間55分掛かった計算。。。
かなり慎重に走ったため、ではあるが
予定の5時間は大幅に超過していた。
にしても、湖が、、、青い!
(後に、もっと青い事を知るわけだが、、、)
すぐに宿探しに入る。
荷物が重いし、とりあえず荷物を置きたい。
こんな部屋が1500ルピー(2300円弱)高い。
超・観光地料金であーる。
こちらは2000ルピー(約 3000円)。高い。
こちらは500ルピー(約 750円)。
窓なし、風呂は外。
一応、キャンプサイトも見てみる。
高いのは知ってるが一応。
で、中を見せてもらう。
キャンプと言いつつもしっかりとした部屋。
これで3000ルピー(約4500円)
ちなみに夕食・朝食付き。
同じ場所が管理する部屋も見せてもらった。
こちらは割引交渉後、2500ルピー(約3800円弱)
まぁ決して安くはない。
結果的に、宿泊先はこちらに決定!
1泊200ルピー/人。
約 300円w
なんと、レストランである。笑
レストランの壁沿いのベンチ的なとこで
布団を借りて、眠れるのだ。
なんとも、初体験にドキドキ・ワクワク。
ちなみに、お風呂はない。
トイレは外。
こうして、無事に宿が決まった。
ついに、ついに、ついに
あの ロケ地へ!
長くなったので次回へ。
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