私は、少しだけミャンマー語が話せる。
もちろん 勉強したから、だ。
「ミャンマー語話せるようになりたい」
って言う人が
私の回りにも、そこそこいる。
「6年もミャンマーいれば
やっぱり話せるようになるんですね!」
とか言う人がいるけど
言うておこう。
違う。
いるだけで喋れるほど甘くない。
勉強しないと何も聞こえてこない。
ちゃんと、意識をもって勉強した。
すんごく喋れる人も多いので
その人に比べたら
レベルはめちゃくちゃ低いけれど
話せるようになるために勉強した。
だから言うておこう
「喋りたいなら、勉強せよ」と。
なぜ勉強したのか?
どうやって勉強したのか?
ミャンマー語勉強したい人も
それなりにいる。
だから たったの 母数1 だが
私の経験をシェアしておきます。
なぜ勉強したのか?
もともと
英語がほぼできない状態で
ミャンマーに来た。
英語 で 勝負する気はなかった。
できるとも思ってなかった。
帰国子女には勝てないし
留学組にもさすがに勝てない。
そうやって 英語を諦めていた。。
その一方で
ミャンマー語 が話せれば
他との差別化ができる!
そう考えた。
だから
ミャンマー語を勉強するんだ!
と、心に決めていた。
私の中では
ミャンマー語が バリバリ話せれば
・通訳としても働ける
・ミャンマー人から直接 声が聞ける
・より深い現地情報にアクセスできる
なんて事を考えていた。
差別化 と 将来を思って
ミャンマー語を勉強しようと考えていた。
家庭教師で基礎習得
はじめは
ミャンマー人スタッフに
ミャンマー語を教えてもらおう と
終業後に習おうと試みた。
何度かは勉強した。
しかし 途中からは
お客さんとの会食や仕事などで
後回しになりがちで
全然、勉強できなくなってしまった。
それでも
ミャンマー語は学びたかったので
家庭教師の派遣 をお願いした。
平日 朝7時〜8時。
約3カ月間、ほぼ毎日。
こんな無茶なオーダーに
ちょうどハマる先生がいて
ほぼ毎日
ミャンマー語を勉強した。
何を学んだのかは、
よく覚えていないが
3カ月ほど毎日やって
買い物だとか
タクシー交渉だとか
日常会話の入口は
この期間に習得して
超簡単なやりとりができるレベル
に仕上がったのがこの頃。
でも、ほとんど聞こえてなかったし
会話はほぼ無理だったし
一方的に伝えることはできても
相手が何か返してくると
お手上げだった。
でも基礎ができたのがこの時期。
それなりの時間を投下した。
日常使用で急成長
その後、あるタイミングで
「社内公用語をミャンマー語に」
みたいな動きが起きた。
当時、働いていた会社で
スタッフとのやりとりは
全員ミャンマー語で
と、なった。
日本人はミャンマー語勉強せよ、と。
てのも、人材採用時に
日本語や英語ができる
人材の獲得はさらに大変になるし
給料も高くなる傾向にある。
そんなことも背景にあった。
で、ミャンマー語での業務を開始。
3カ月ほどみっちり
ミャンマー語を勉強していたので
どうやら基礎はできてたらしい。
読み書きこそできないものの
喋る聞くはそこそこできた。
いざ毎日 ミャンマー語を使い始めたら
一気に伸びた。聴こえるようになった。
基礎を学んだ時にわかっていた事だが
ミャンマーと日本語は語順が一緒。
だから
表現方法のパターンだけ覚えて
単語さえ覚えてしまえば
結構、応用は簡単。
もっというと
仕事上で使う単語は
意外と限られている。
当時は、人材紹介会社にいたので
「探して」
「経験は?」
「聞いて」
「説明して」
「伝えて」
「話してみて」
みたいな感じで
語彙数 も 限りがあった。
その単語を1つずつ覚えていけば
かなりコミュニケーションができた。
そうして少し覚えて
使っているうちに
少しずつ耳が慣れて
少しずつだが発音も矯正され
やりとりもできるようになった。
社内会話レベルだったら
そこそこできるようになり
ミャンマー語力が急成長したのは
実際に使うようになってから、だ。
とはいえ、まだまだ。
聞いてても
わからない単語が続くと
???
ってなる。
表現したいことはあっても
わからない単語だらけで
「なんて言ったらいいんだろ?」
(ばろーぴょーやーまれー?)
ってミャンマー語を使って
ごまかすことも多いw
英語の方が単語数を
多く持ってるので
英語でのやりとりの方が
楽だったりはする。
でも勉強の成果もあって
ある程度 生活には困らないし
「ミャンマー語できるよね」
って認知されるレベルではある。
おそらく日本語検定でいう
「N5レベル」くらい。
ただ 全然 語彙数も足りなければ
話せる レベルにはない。
だから
もっと 勉強したいな、と思うものの
どうもモチベーションがあがらず
ただただ そのまま時が過ぎている。
「ミャンマー語検定 を 受ける」事を
ターゲットに据えて
ミャンマー語学習に注力しよう!
とか思ったりもしたが
どうもやる気が起きない。
でもそろそろ勉強したい。
でもやる気が起きない。
でも勉強したい。
この繰り返しである。
自分よりも
ミャンマー語ができる日本人を見ると
ただただ尊敬する。
でもそれと同時に
おれがもっとできれば、、、!
と悔しさを感じることも多い。
でも、少しは喋れるし
まぁいっか と思うことの方が多い。
(だから勉強していないw)
それもこれも
過去に勉強したから、だ。
そんな未熟ながらも
少しは話せる私から言えることは
「ミャンマー語喋りたいなら、勉強しなはれ。」
ってことだ。
自分への戒めとして、、、
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