ハノイ発、ハロン湾行きツアーに申し込んで
世界遺産の地、ハロン湾へと行ってきた。
観光産業が完全に出来上がっていて
ツアーから何から、パッケージ化。
確かに ハロン湾は美しかったけれど、
こんな自由度のない旅は面白くない、と
思ってしまった。
世界遺産 ハロン湾 日帰りツアーの往路
ツアー会社を探し歩くのも面倒で
時間が取れるかもわからなかったので
ホテルで
サクッと申し込んでしまった。
日帰りツアー 50 USD/人
これが安いかどうかは
判断に任せたいと思うが
・市内ホテルピックアップ で バス往復
・英語のガイドさん
・現地でのクルージング & ランチ
・ボート or カヤック
なんてのが、ざっくりついたプランだ。
ハノイの市街地を歩いていると
35ドル、30ドル、25ドル
なんて看板がそこら中にあった。。。
申し込み焦らなくても良かったかも、、
と、思ったりもした。。。苦笑
内容とか質は比較もできず
してないので、わからないが。。
朝8時過ぎ、ホテルにバスがお迎え。
バスに乗り込む。
30名ほどのバスだが
ほとんどの席が埋まっていた。
日本人らしき人はいない。
そして、バスは走り出す。
ハノイの郊外に向かっていき
高速っぽい道をひた走る。
ひたすら寝てて
たまーに起きては外を眺める。
やたらと
工業団地が続いていた印象。
そして我々と同じような
ハロン湾行きのバスが
次から次へと通っていく。
いったい何台行くんだろう、くらい。
とんでもない数のバスが
我先に、と 先を争って走っている。
2時間半ほど経った頃
サービスエリア的な場所で休憩。
約30分ほど
お土産屋さんでただ待つ。
何も買う気はないが
バスに乗っていることも出来ず
お土産屋さんを通り抜けて
ただただ バスの近くで待機。
30分ほどして、バスは出発。
世界遺産 ハロン湾 クルージング&バンブーボート
ハノイ出発から約 4時間が経過して
遂に ハロン湾の入り口の船乗り場に到着。
なんか、とんでもない人がいる。。。
チケットを受け取る。
船の乗り場へ歩く。
なんだかすごい数の船。
そして行き来する人。
観光地 感 半端ない。
ツアーで6人掛けテーブルに
きっちり6人で詰めて座る。
韓国人 女性2人組 & アメリカ人 男性2人組 と
一緒のテーブルについた。
もう1つの団体の合流を待ち
全員が揃ったところで船は出発。
そして料理が運ばれてくる。
海鮮を中心に、ただひたすら食べる。
6人でのシェアなので
なんとなーく遠慮しつつ
かといってのんびりもできず
微妙な感じで食べた。笑
料理は、可もなく不可もなく。。
船が進みだして
しばらくすると
そこには、、、
ハロン湾らしい光景が!
※たぶん、この右側の岩が ベトナムの札の裏の奇岩。
もちろん ロボオも同行!
30分くらい乗った後、船 は 一旦 到着。
ここからはオプションで
カヤック か バンブー・ボート か
選ぶことができるらしい。
カヤックは疲れそうなので
バンブー・ボート を 選択。
だいたい 4人〜5人で 一組。
とりあえず 言われたまま乗り込む。
そして、手こぎボートで、水面を進む。
もちろん、私は漕ぐ必要なし。
ただ乗っていればいい。
洞窟っぽいところを潜ったり
船ではたどり着けない
なかなかの素敵スポットを巡る。
そこには、素敵な光景が広がっている。
水面に近い高さから見ると、また余計いい感じ。
途中には
猫 の 岩 とかも見る。
シルエットが「猫」。
なんだか可愛らしい。
写真スポットになってて素敵。
そして、手こぎボートは進む。
傘を被った女性が
ひたすら漕いでくれた。
そして
30分ちょっとだろうか。
船の方へと戻っていく。
なんだか水面に近い距離を
のんびりと移動するのもいいものだ。
ボートから降りて
またも、船へと乗り込む。
そして改めてクルージングへ。
そして
見所をまたクルージングで巡る。
なんだか 有名らしい岩。
岩だけを映すと、こんな感じ。
鶏 みたいな 形をしてる。
なかなか素敵な岩。
こうした 奇岩 がところどころにあり
見所がたくさんある。
この岩はさすがに有名らしく
写真スポットとなっている。
船から写真を撮る人達。
他にも 奇岩 は多い。
これも、なんかおもろい感じ。
船はスポットを巡り
周囲は、奇岩だらけ。
見所ある観光地。
そして
クルージングは、まだまだ続く。
次なる目的地があった。
なかなか素敵な港が見晴らせる場所。
と、思ったら
どうも、洞窟(?)に行くらしい。
入り口を潜ると神秘的な世界。
この洞窟は
1990年代に入ってから見つかったとか。
かなり迫力のある鍾乳洞だ。
外の奇岩だらけの風景にも
負けず劣らず
鍾乳洞もかなり迫力があった。
グルっと、ここの中も見学。
ひんやりしてて心地いい空間だ。
その後、また船に戻ってクルージング。
あっという間に船は港へ到着。
ボートに乗りながらの
現地滞在時間はかれこれ4時間ほど。
そしてバスは帰路へ。
1時間半ほどバスで走って
また、往路と同じようにお土産屋さんへ。
30分ほど待ちぼうけ。
その後、バスは出発。
バスの中は、ひたすら爆睡。苦笑
なんだかんだそこから2時間ほどで
ハノイ市内に到着!
休憩含めて合計4時間の移動だった。
ハロン湾 日帰りツアーを振り返ってみる
ハノイ市内では
各人のホテル近くでドロップしてもらい
だいたい夜8時過ぎにホテル近くに到着。
全体を振り返ってみると
朝8時から夜8時まで12時間ほど。
・往路移動 4時間
・現地滞在 4時間
・復路移動 4時間
てな感じのスケジュール。
移動がほとんどで
慌ただしい1日でしたが
ハロン湾は見る価値あり
と、言われる意味が
わかった気がします。
それにしても
とんでもない数のバスと観光客だった。
行きのバスの窓から外を見れば
同じく ハロン湾を目指して向かうバス。
ハロン湾に着いてみれば
同じような クルージング目的の人達。
文字通りの 人だかり ができていた。
港を見れば、ズラーッと並ぶ船。
船に乗れば、船頭さん と 料理を出す人達。
てな感じで
完全に観光地として出来上がっていた。
それだけの価値があると信じて
多くの外国人が訪れていたようだ。
日本人らしき人も、それなりに見掛けたし
欧米の方も多いし、韓国人も多い。
さらには、ミャンマー人も近くにいった。
それより何より
圧倒的に中国語が耳に入ってきた。
「世界遺産に認定される」
というのはこういう事か。
と、思い知らされる場所だった。
ミャンマーでもバガンが世界遺産になれば、、、
世界遺産の地へのアクセスが良くなれば、、、
と、思わずにいられなかった。
それでも、
完全なるパッケージ・ツアーであり
オリジナル感はゼロ。
バスから現地の移動・食事まで
すべて パッケージ通り。
確かに、ハロン湾は美しい。
かなりの安価で往復8時間の移動ができ
世界遺産のハロン湾を見えたのは嬉しい。
それでも、自由度はゼロ。
自由を求める私には辛かった。
あえて苦言を呈するならば
こんな旅は、特に面白くない。
と、私は感じてしまった。
もっともっと 冒険感が欲しい!
にしても
とんでもない観光客の数を見ていると、
観光産業、やっぱりあるよなぁ。
コメントを残す