グレイドフル・デッドにマーケティングを
学び中のKGY @ ヤンゴンです。
既存のビジネスモデルではなく
新しいビジネスモデルをつくれ!
と、そんなメッセージを強く受け取っています。
グレイトフル・デッドって面白いバンドです。
グレイトフル・デッドって?何?
ん? グレイトフル・デッド?
どこの人? 経営者? 経営学者?
本の著者? 違います。
グレイトフル・デッドは
ロック・バンドです。
1965年から1995年まで
活躍していたアメリカのロックバンドです。
現在も、残されたメンバーによる活動が続き
伝説のバンドとも言えそうなバンドらしい。
彼らの活動は凄まじいもので
従来の常識を覆す
「ビジネスモデル」を展開し
人気を広げていったそうです。
音楽を生業とする
アーティストの収入源は?
なんでしょうか?
多くのアーティストは
アルバムの売上がメインだとか。
PR会社、CD会社、マネジメント会社
多くの人に利益が分配されるスタイル。。
が、
グレイトフル・デッドは
ライブ収入がメインだったそうです。
しかもチケットは直接販売だとか。
ちなみにこんな感じのバンド
ライブは即興が多くて
実に、演奏曲の8割が即興だったとか。
即興は相当レベルが高いので
他のロックバンドに比べて
圧倒的に失敗が多かったそうです。笑
それでも、毎回 チケットは売り切れ。
そんな 魅力的な ロックバンドだったとか。
実は知ってた グレイトフル・デッド?!
そんな彼らのやり方には
現在の SNS中心のマーケティングへの
ヒントがあるのでは?
そう着想を得て、書かれたのがこの本です。
ちなみに、グレイトフル・デッドの
ファンのコラボによる著作だそうです。
それが、こちらの本です。
Amazon で 買うならこちら。
日本人で知らない人が多いのは当たり前。
私も知りませんでした。
この本に出会うまでは。
でも 見たことあるロゴが!
例えば、これ。
この頭蓋骨の絵。
なんか見たことある気がします。
私は、見たことあったけど
これがグレイトフルデッドに関連あるとは
全く知りませんでした。
もっと有名なの、いきます。
これ、知りません?
この熊、見たことありません?
これ、グレイトフルデッド の 関連商品らしいのです。
そんなことは、全然 知りませんでした。
が、かなり多くの方が
この「熊」は見たことがあるかと。
なんだかんだで
影響を受けていたようです。
常識を覆せ!
が、ですよ?
なぜグレイトフルデッドの名前は
ロックバンドとして有名じゃないのか?
厳密にいえば、
日本では知られていなかったのか?
それは、ビジネスモデルが
完全に他のアーティストと異なるから
だと言えそうです。
アルバムを世界で販売する!
といった戦略のアーティストなら
日本でも知る機会があります。
が、ライブ となると
日本にやってこない限り
なかなか知る方法がありません。
アメリカで ライブ で成功した
グレイトフルデッドだからこそ
日本人はなかなか知らないようです。
ネットが普及する前だからなおさらです。
が、そんな時代に
ライブで大成功していたのが
このグレイトフルデッド。
この本を読んでいて
ふと、矢沢永吉さんが思い出された。
ちょっと角度は違うが、
他のアーティストとは違う路線を歩む。
といった観点から近いものを感じます。
(参考)緻密な戦略で成り上がった矢沢永吉に見る驚異的な「ビジネス力」(2009年の記事)
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20090424/Cyzo_200904_post_1916.html
とてつもなく、面白いです、この本。
マーケティング本は
刺激的な本が多いのですが
この本はまた違った意味で刺激的。
音楽バンドがやれたんなら、、、
と、思わせるフシがあります。
これを読んでると
「業界の常識とか、まだ言ってんの?」
と、思わずにはいられません。
てか、言われてる気がします。
思い出してみると
ビートルズもそうですよね。
彼らもまた、新しいビジネスモデルを
生み出しました。
そう思えば
何か、新しい動きを取らないと
未来はないかも、、、
と、真剣に考えさせられます。
そう考えない人がいるならば
その時点で、ちーんって感じかも。。
今のミャンマーでは
色んな企業がやってきて
色んなビジネスを展開しようと
あれこれ仕掛けています。
これは!
ってものから
あーそっちに いっちゃった?
ってものまで
あれこれとあります。
そりゃ無理でしょ。
って思うものもあれば
それが、そうハネるの?!
ってものまであります。
新しいものから
「昔からあるよね」ってもの
まで、幅広くあります。
しかし、
環境の変化は凄まじく
あっという間に変わります。
その中で
残っていったり
消えていったりします。
何が、その境目を分けるのか
わかりませんけれども
言えることは
「既存のことだけをやってたらあかん」
ということかと。
失敗も覚悟した上で
新しいことに取り組んでみる。
それが大切かな、と思っています。
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