ヤンゴンの停電が私（KGY）に教えてくれたこと。「条件付き●● はやったら あかん。」

どうもKGY（桂川 融己）です。

停電のヤンゴンからお送りします。

 

ヤンゴンは、私に色んな事を教えてくれます。

これまでも多くの事を教えてくれました。

 

時には、優しく。時には、厳しく。

多くの学びを与えてくれます。

今日もまた、教えていただきました。

今回の件は、題して

「ヤンゴンの停電からの大きな学び」
「条件付き」はあかんよ。

です。

よくやる・癖になってる 「条件付き●●」

よくやりますよね、みんな。

私もご多分に漏れず、超やります。笑

むしろ、その筆頭かも。。。

もう癖になってる、といって過言ではない。

 

例えば

朝、起きて眠い時

「あと１０分寝てから」

とか

「７時までは、、、」

とかやります。

 

いろんな人がやりますよね？

誰しもやったことあるかと。

 

「あと２−３年経ったら」

とか

「上司が変わったら」

とか

「３０歳になったら」

とか

「あと●万円お金が溜まったら」

とか。

 

もっと酷い（？）のは

「宝くじが当たったら」

とかでしょうか。

 

まぁ宝くじが、、、

ってのは、

「やる気ないよ。」

って言ってるのと一緒かと。

 

本当に

この「条件付き」やるケース多いと思います。

 

ってか

無意識のうちにやってるかと。

 

でも、これって

本当によくないな、と

改めて思ったわけです。

ただの先送りでしかないな、と。

 

停電のヤンゴンで、ハッとした。

それを感じたのは

今日、うち４時間前に。

停電の家の中

の出来事から、でした。

ヤンゴンは雨季を前にして

一番停電が多い時期です。

 

今日は、

不安定な電気事情が続き

ついに停電となりました。

 

昼間なので

カーテンを開ければ

外は明るいのですが

なんせ暑い。

 

「シャワーを浴びてから」

外に出掛けよう！

 

と、思ったわけです。

 

これは当たり前？の

考えかと。

 

で、日本にいると

リアルにわからないと思いますが

 

シャワーを浴びるためには

電気が復活する必要があるのです。

これ、マジで

ミャンマーで知ったことです。

 

よって

言い換えれば

「停電じゃなくなったら」

「電気が復活したら」

との条件付きで

しばしのんびりしてたわけです。

 

ひたすら

ルービックキューブをしたり

ちょっと読書したりして。

この本、超 面白い！！！！！

でも暑いわけです。

 

集中力が続かないわけです。

 

となると、ですよ？

寝てしまうわけです。

 

「電気が復活したら」

と条件を付けて待ってたけど

 

電気は

待てども待てども復活しない。

 

かれこれ３時間経っても

電気は復活しません。

 

その間の私は

ひたすら寝ていたわけです。

 

昨晩は、存分に眠ったから

眠気があるわけじゃないのに。

 

「電気が復活したら」との

条件付きで待ってたせいで

時間を無駄にしたわけです。

 

「電気が復活したら」

と、待ってたけれど

「電気が復活しないから」

いつまでも動けませんでした。

 

そして

ふと、気付いたのです。

「条件付き」はあかんねや。

と。

 

制約条件の中でやれることを

そう気付いてからは

キレッキレですよ、もう。

 

シャワーが浴びられないなら？

と

 

水とタオルで身体を拭いて

デオドラントペーパーでも

重ねて身体を拭いて

準備を整えました。

 

今あるもので

なんとかこなそう、と

動いたわけです。

 

１０分もたたずして

ずっと放置してたゴミ捨てまで

一緒に行うために

家を飛び出したわけです。

 

そりゃ色々と多少は

気になるけどやむなしです。

 

だって

「条件つけてたら」

その条件が満たされない限り

いつまでも前に進めません。

 

いわば、他人任せになります。

環境任せになります。

 

当然、自分で

コントロール権を握れる条件なら

「条件付き」としてもいいでしょう。

 

自分の強い意志でもって

条件を満たせばいいわけです。

自分が動けばいいのです。

 

しかし、その条件が

自分でコントロールできないものだと

ただただ待つしかなくなります。

 

そして、待ち続けた後、

条件が満たされた時に

同じテンションが維持できてるかは

はっきり言ってわかりません。

 

随分時間が経っていれば

その時の熱は冷めてしまって

結局 動けなくなるかもしれません。

 

では、どうしたらいいのか？

 

前にすすめるためには

何かしら足りないとしても

制約がある中で

その時なりに動いてみる。

 

それしかありません。

 

停電で、電気が来ない。

 

その条件下で

できることをするしかありません。

 

シャワーの代わりに

なんとか身体を拭く、とか。

 

そうしないと

ただただ無駄な時間を過ごす。

そうした結果になり兼ねません。

 

本日の私のケースでは

無駄にした時間は

せいぜい３時間程度。

（とはいえ大きいですが。）

 

しかし、これって

人生の色んな場面で

繰り返してる可能性があります。

 

「条件付き●●」は

本当に、よくやりますからね。

 

「今はまだ●●だから、●●になってから」

とか、やっちゃいますよね？

 

「あと２年経ったら」

「●●が●●したら」

条件付き　にして

先送りにしたい気持ちはわかります。

 

しかし、

今の条件（制約）の下で

今の自分にできることをする。

 

これが、なんだかんだで

１番の近道だったりします。

 

条件が揃ったら

すべてが計画通りに進むのか？

 

といったら

そんなことはないですよね？

 

思っていた通りにいかなかった。

なんてことは山ほどあります。

 

ここは、言うまでもないでしょう。

 

だから、

条件が整うのを待つのではなく

今ある条件の下で

まずは動いてみましょう。

 

停電のヤンゴンからの学び。

 

日本にいたら

間違いなく気付かなかったでしょう。

 

ヤンゴンは、私に、

いろいろなことを教えてくれます。

この環境に感謝！

 

ちなみに、停電になったら

カフェに逃げ込む。

 

それが今のところの

私の最適解です。