革命のファンファーレを読んで
あーやっぱ、西野さんの考え方好きだわ。
と、思ったので、あえて書いてみる。
物言いがハッキリしてるのが、好き。
おれも、そうあろう、と思える。
ブログでも人生でも。
革命のファンファーレ
西野亮廣さんの本だ。
私は、西野さんの物言いが好きだ。
気に食わん、と
言う人も少なくないだろう。
でも、私は好きだ。
最近、ようやく読んだ本
革命のファンファーレ
なかなか面白かった。
いくつか言葉を紹介したい。
「既得権益を守りはじめた人間から
終わりが始まる。」
本当に、これを思う。
まぁ世の中、だいたいが
既得権益で出来上がってる。
政治家とかいい事例だ。
まぁここ、語りだしたら
それで終わるから、一旦無視。
カケイだ、モリトモだ、とか
言うてるけど
世の中、だいたいそういうもんだろ。。
既得権益は、持つ側になって
うまく使えばいい。
これは、本当に思う。
うまく利用すればいいのだ。
(当然、善悪の判断は必要だが)
ただ、問題はその先だ。
そこにあぐらをかいたら終わる。
ここだ、ここ。
既得権益を守りはじめる。
これをやったら
衰退がはじまるのである。
市場は大きく動いているし
どんどん環境は変わる。
競合もやってきたり
力をつけてきたり
あれよ、あれよ、という間に
ひっくり返される事もある。
既得権益を守るために
必死で、嘘をついたりなんかして
結果的にそれがバレて
いらん 損失まで被る事になる。
既存の取引先の要望に応えようと
嘘をついて、
世間からの評判がガタ落ちになった
会社の事例もあったように。
どこか大口の取引のみで
食ってる会社とか、痛い目にあってる。
ある意味では
その既得権益に甘えてしまったから
生じた現象であろう。
既得権益に甘えるな!
ってことだ。
環境の変化に適応せよ、と。
これがまずは
個人的にガッツリ来た。
広告してもらう
で、他にも
面白いところはたくさんあるが
大きく3箇所、紹介したい。
「自分一人で広告をしてはいけない。
“広告させる”ことが大切だ。」
これはSNS時代
つまり、総クリエイター時代の今
避けては通れないこと。
冒頭の言葉と
繋がる部分もあるだろう。
予算をふんだんに使って
ガンガン
一方的に届ける方法もある。
それも必要だろう。
人が集まる場所で
告知をするのはやっぱり効く。
例えば、10代向けのサービスなら
田舎で10代が1人の場所で
広告を出したって効果はない。
澁谷で出した方が効く。
でも、消費者は
広告には飽きてる。
特にわかりやすい広告とか
場合によっては うざい と思われる。
時にはそれでも
認知度が高まるから
いいのかもしれないが。。
しかし、基本的には
うざがられないための工夫
も必要となるのだ。
そのための方法が
「うまく巻き込む」である。
西野さんの絵本がいい例だ。
本当に、あれは天才的だと思う。
SNS時代のマーケティングとして
口を開かせること
と、言ってた人もいる。
SNSは、仕組み上
シェアとかコメントとかを通じて
知り合いの知り合いや
そのまた知り合いに広がっていく。
だから、その仕組みを
うまく利用してあげるのだ。
どこの誰ともわからん人10人の紹介より
信頼できる1人の紹介の方が
圧倒的に、行動に繋がりやすい。
それもあって
人を巻き込むのは重要だ。
プラットフォームも重要だが
多くの人を巻き込むことが重要なのだ。
1人の先にある、薄い100の繋がりで100
(1人 x 100繋がり)
よりも
50人の先にある、濃い2つの繋がりで100
(50人 x 2繋がり)
の方が濃く効くのだ、きっと。
私は、そんな気がしているし
きっとそうだと思う。
自分を強く打ち出そう
「自分の個性というのは編集結果だ。」
これまた、なんか、いい。
そうそう「編集」なんだろう、きっと。
個性って
あれと、これと、それと
ってのがたっくさんあって
それを組み合わせて
見せ方を工夫したものなのだ。
似たような経験してても
それをどう組み合わせて
どう見せるかで
まったく変わる。
つまり編集の仕方で変わるのだ。
甲子園準優勝投手を
悲劇のヒーロー とするか
リベンジを胸に高みを目指す挑戦者 とするか
編集の仕方は自由なのである。
ただ編集は極めて重要な意味を持つ。
「アイデア(他人の脳ミソ)の
待ち合わせ場所になった者勝ちで、
では、どういう人間が
待ち合わせ場所として重宝されるか
というと、とにかく行動する人間だ。
アイデアの“良い実験台”になってくれる人間だ。」
「情報は、行動する人間に集まり、
更なる行動を生み、また情報が集まってくる。
行動の連鎖だ。」
これには、激しく同意。
アイデアの待ち合わせ場所になる
そんな言葉を西野さんは使ってるが
場を持つ事の価値は大きい。
その場に
情報と人が集まり出せば
さらに人も情報も集まり出す。
そういうものだ。
行列が行列を呼ぶ。
これは大衆心理なのだ。
だから人が集まる場をつくる。
そのためには
自分が 良い実験台であることが必要だ、と
西野さんは語る。
この部分、私は弱い。
もっと実験台になっていこう。
失敗を自ら拾いにいこう。
情報を集めて行動して
その行動を見て
さらに人から情報が集まる。
そんな存在になるべく
どんどん情報発信だ。
特に尖った情報発信。
個性的な情報発信だ。
自由にいこう。
それにしても
西野さんの物言いは心地よい。
おれはこうだ!
が、強く出ている。
反対も賛成も出る。
それでいい、と割り切って
強く自分を打ち出している。
この強さこそが
西野さんの強さでもあろう。
自分をうまく編集しよう。
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