ヤンゴンで、一部上場企業社長のお話を聞く。
こんな機会は、何度かありました。
日系企業の開業式典などで
日本のトップがミャンマーにやってきて
スピーチを行う、そんな機会が何度か。
しかし今回は、一部上場企業の中でも
ちょっと特殊なあの方が。
しかも1時間も話を聞けるという
貴重な機会を頂くことができました。
あの、ミドリムシの方がやってきました。
ミャンマーは、ヤンゴンに。
あのミドリムシの会社「ユーグレナ」
そうです
あの ユーグレナ社の出雲社長が
ミャンマーにお越しになり
たった24時間の
限られた滞在時間のうち
貴重な2時間を割いて頂き
ミャンマーで働く方々に
語りかけてくださいました。
こんな本も出されている
東証一部上場企業の社長です。
熱い熱いメッセージを
語っていただきました。
この場を設定いただいた
CUE社の小坂さんにも
大きく感謝!
さてお話いただいたのは
およそ45分間。
質疑応答合わせて1時間。
さすが、ミドリムシの会社
全身ミドリでの登場でした。
写真がなくて残念。。。
その中で
あのミドリムシの会社が
ここまでに至る経緯を
お聞かせいただきました。
とても
ユーモア溢れる方でして
笑わせてもいただきました。
にしてもすごい。
「ミドリムシ」が上場。
1,000万円からはじめた
「ミドリムシ」が
今や 1,000億円。
2年で500社に断られ
501社目で救われた話とか
超 ドラマチックでした。
その分野に携わる人の中では
定説ともされ
「ミドリムシに関わったら死ぬ」
とまで恐れられていた
アンタッチャブル領域に踏み込み
まさかの一部上場まで果たした
ユーグレナ社 出雲社長の話は
とても刺激的でした。
たくさん
書きたいことはあるけれども
ちょっと絞って紹介します。
イノベーションを生む秘訣
とりわけ、面白かったのは
1,000万円でスタートした当時を
振り返っての言葉でした。
「当時、もっとお金があれば
イノベーションは生まれなかった。
だから、結果として良かった。
今は、そう思っている」
とのお話がグッと来ました。
本当、その通りだろうな、と。
100億円あれば
100億円ある、なりの
お金の使い方をして
無駄遣いもしたかもしれない、と。
そのお話には激しく同意。
「あれがない」「これがない。」
どうしても
そう嘆きがちです。
「もっと◯◯があれば」
これも同じこと。
お金がない
時間がない
暇がない
勇気がない
は?勝手に言ってろ!
と。
ないならないで考えろ、と。
なんだか
そう言われてるような気がしました。
まったくそんな事を
言う方ではありませんでしたが。笑
ついつい
あれがない、これがない と
ないものに目がいきがち。
ない、に目がいくと
どうしても
言い訳がちになります。
ない から
手に入れるために努力する
てな発想になればいいのに
どうしても
「ない」から無理。
諦める。
ってなりがちで
言い訳しがち。
本当よくあるパターン。
お金がゼロじゃないのに
お金がない、と言い
時間がゼロじゃないのに
時間がない、と言う。
「ある」に目を向ければ
お金はあるし
時間もあるのです。
寝る時間はあるし
ご飯を食べるお金はあるのです。
本当にない、わけではないのです、
だいたいの場合においては。
どうしても
「ないから無理。」
と、考えがちですが
目のつけどころが違うのです。
ここにこそ、
イノベーションの秘訣があるのです。
ない に感謝を、ある に感謝を
あるのです、実は。
「ない」ではなく「ある」に
目を向けてやるのです。
何かは「ある」のです。
命はあるし
コレを読む時間はあるのです。
だからこそ
「ある」に目を向けて
やれることをやる。
そこに目を向ければ
驚くほど視野が広がります。
例えば、ミャンマーでは
ないもの、足りてないもの
たくさんあります。
電車、ありません。
電気、足りてません。
便利な決済機能、ありません。
安い不動産、足りてません。
他にも
挙げだしたらキリがないほど
足りてないもの、とか
あったらいいのに、とか
いうものがあります。
「あると便利」だと思うモノ
たくさんあります。笑
だからこそ
そこにチャンスがあるのです。
外国にあってミャンマーにないもの。
ミャンマーにあって外国にないもの。
いずれも、たくさんあります。
「ない」を見ることも大切です。
チャンスを見出すには
「ない」を見出さないといけません。
でも
「ない」からと諦めず
いかに「ない」を「ある」に変えるかを
「ある」モノに目を向けて
考えてみればいいのです。
やる気はある。
1日30分ならある。
お金ならある。
とかとか。
世の中には
色んな遊休資産があります。
そういったものに
目を向けてみても
いいかもしれません。
「ない」をクリアするために
「ある」に目を向ける。
ここに面白さもあると思うのです。
「イノベーション」は
「ない」から生まれる。
これが真実でしょう。
すべて満ち満ちていたら
イノベーションは起きません。
これが1つの真実。
だから
「ない」ことは
実は恵まれているのです。
考えるチャンスなのです。
制約があるから考えるのです。
考えるからこそ
イノベーションが生まれるのです。
「ない」ことはありがたいのです。
「ない」からこそ
「ある」ことへの感謝が生まれます。
「ない」に感謝を。
そして、
何よりも
「あること」に感謝。
ミャンマーでミドリムシの話が聞ける。
こんな機会に巡り会えて
感謝、感謝、感謝です。
私が今、やろうとしてることは
経験もないし
お金もないし
コネもないし
業界知識もない。
だからこそ
今の状況に感謝して、
イノベーションを生み出すべく
動いていこうと思います!
せっかくなら
面白いことをしたいですからね。
「ない」中で面白いことを
考えてやっていきます!
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