ミャンマーで 雲に架かる橋 という
映画を観て、たくさん思うことがあった。
遅すぎる事はない。
コミットが重要だ。
そんな感じの事を感じた。
本当、いい映画でしたよ!
映画チケットはチャットボットで予約。
ミャンマー、ドンドン 変わってます!
縁あってみた映画
今日は、ミャンマーの祝日。
てなわけで、映画を見てきました。
ちなみに、映画のチケットは
FBメッセンジャーの
JCGV の チャットボットで予約可能。
めっちゃくちゃ便利ですよ。
以前に、仕事をさせていただき
(まだ公開されてませんが、、、)
その後、一緒にお食事もさせて頂いた
女優さんが 出演してる って事もあり
見てきました。
てか、ガッツリ 主役でした。笑
※この方が出てます。キンウィンワーさん。超かわいい。
ネタバレになるので
観ようと思ってる方は
ここから先、読まないように!
おそらく
ほとんどの日本人の方は
ミャンマー映画を見ないと思うので
無視して書きますね。
タイトルは
「Bridge of the cloud」
この映画は、英語字幕付きで
かなり見やすい映画でした。
字幕も比較的 読みやすかったし。
以前に見たインド映画は
全然 ついていけませんでしたが
今回のは、なんとかいけました。
ミャンマー語音声ってのも
影響として大きいかもですが。
雲に架かる橋(ストーリー)※ネタバレ
さて肝心の内容。
マラリアに感染してフラフラになり
ある荒天の夜、山奥の村に
辿り着いた30代と思われる男性。
その村で医者として勤務する女医。
この2人が主役。
とりあえず命は救うことができた。
しかし、名前を聞いても
答える事ができない。
そう、記憶喪失なのだ。
そのため
どこから来たのかもわからない。
近くの村に尋ねても
誰なのか、ヒントも掴めない。
名前は「虹」と名付けられる。
雨の後に出るが、すぐに見えなくなる。
客人である、彼に ぴったし だ。
記憶が戻るまでどうしよう?
そんな中で、近所のおっちゃんの家で
共同生活をさせてもらえることに。
健康に戻ったため地域のため
献身的に働く男性。
まったく知らない村に来た
いわば、客人のような存在だが
持ち前の明るさ と 献身的態度で
村の人達からも信頼を得る。
村で生活をする中で、
元気のない子を力づけたり
時には英語を教えたり。
どうも子供の扱いに慣れているらしい。
そして、
女医がサポートをお願いしても
かなり 器用にこなし
知識レベルが高い事が伺える。
医療関係の知識なり経験が
ありそうなことも見えてくる。
生活をしていくに連れて
色んな事が見え始めてくる。
そして
女医と、記憶喪失の男性は
互いに惹かれ合ってもいく。
しかし、主人公の男性の
記憶は戻らないままだ。
信頼を勝ち得て
完全に村の一員となりつつあり
祭りにも参加して踊った男性。
そんな時、写真がSNSで
オーストラリアに届く。
それを見たのは、、、
「婚約者の女性」の同僚。
そう、彼は 婚約していたのだ。
同僚から写真を見せられた婚約者は
写真を頼りにミャンマーまでやってくる。
そして、紆余曲折を経ながらも
意外とサクッと 再会を果たす。笑
「戻って来て欲しい、愛してる。」
と訴える婚約者。
しかし、彼は記憶にないのだ。
彼女の話によれば、
小さい頃にミャンマーの難民キャンプで
親をなくした彼は
オーストラリア人の医師に連れられて
オーストラリアへ渡航し、生活。
医師となり、子供向けの外科医として
活躍していたそうだ。
結婚を前に、ミャンマーの難民キャンプで
活動したい、とオーストラリアを離れて
かれこれ1年が経っていたそうだ。
が、彼には、記憶はない。
「知らない場所には戻りたくない。
今はこの町を愛している。」
と考える主人公の男性。
婚約者は、女医に
「彼に、元の地に戻るように
あなたからも伝えてほしい」
と、訴える。
それを受けて、翌日
女医 と 記憶喪失の男性は
2人で話す。
涙を流しながら
「この土地に愛する人がいる。
この土地を離れたくない。
俺に出ていってほしいのか?」
と語る記憶喪失の男性。
女医は、泣きながら
「あなたは元の地に戻るべき。」
と伝える。
「好きだ」との想いを、伝えられないままに、、、
帰るか帰らないか、を決めるには
あと1日しか残されていない。
その夜、お世話になっている家で
おっちゃんと会話。
「お前は元いた場所に戻るべきだ。
客人のようなものだ。」
そう言われて複雑な想いで
それを聞く主人公。
と、その時、大きな地震が村を襲う。
すぐに 村の人を助けに向かう主人公。
なんとか女医とも会えたが
不運も重なり
目の前で、女医が命を落とす。
そして、その翌日は
婚約者と空港へ。
「何か言うことはない?」
「何もない」
そう告げて、送り出し
去り際に
「俺の事は忘れてくれ」
と、告げて、すぐに村へ戻る。
愛する女医はいなくなったが
それでも村に戻る主人公。
女医の後を継いで
村の病院を守ることにしたのだ。
1年が経って
「この村が好きだから、一生ここに残る」
そう語る彼。
「きっと天国の彼女も喜んでいるだろう。」
と、友人が語り、映画は終わりを迎える。
そんな感じの映画だった。
人生、そして、生活とは何か?
2度ほど泣いて、3度ほど笑った。
心揺さぶられる、素敵な映画だった。
そして、色んな事を考えさせられた。
特に
今の自分がミャンマーにいること
について。
「いつか 戻るんだろうな。
一生は、いないんだろうな。」
そうした想いでミャンマーにいるが
「こんな中途半端でいいのだろうか?」
と、思わずにいられなかった。
記憶喪失で
過去をすべて無くした男は
その地で、人々に貢献しながら
そこにいる人々を愛して暮らしている。
文字通り、ほぼゼロから
生活基盤をつくりあげたわけだ。
ゼロリセットしても
きちんと受け入れられるのだ。
これは、1つの真実だろう。
私もこれまでの人生で
何度か、ほぼ ゼロリセットしてきた。
高校、大学、社会人の金沢、東京、ミャンマー。
これらは、ほんと、ほぼゼロからだった。
それでも、なんとか 生活基盤はできるものだ。
なんだか、そんな事を思い出した。
つまり、遅すぎる事はない、のだ。
その土地に
本気でコミットすれば、だが。
そして、この映画を見ていて
これが人生 なのかもしれない。
なんてことを、思ったわけである。
自分で、生活基盤を作っていく。
それが人生であり、生活なのだ。
今の私は、といえば
とりあえず、ミャンマーで生活している。
生活できている。
でも、何かにコミットしたり
誰かの役に立てているか、といえば
ちょっとそこんとこ、自信がない。
きっと役には立ってる部分もあるけど
なんか、違うような、、、
と、自信がない。
ただミャンマーで生活しているだけ
になって いないか?
と、ちょっと不安にも感じるほどに。
なんだかわからないけれど
心に深く響くものがあった。
コミットして動こう、と。
本気になって動こう、と。
中途半端はダメだし、嫌だ。
なんだか
そんな想いが腹の底から湧いてきた。
そして、こうして筆を取っている。
それが
どこに、どう向かうのか、は
わからないけれど
今、目の前にある仕事の
1つ1つを大切に扱う。
まずは、そこから、やろう。
そして
ミャンマーを盛り上げる。
日本人として、やれることをやろう。
ほんと、ここから、やろう。
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