これは、私の独断と偏見による投稿です。
ミャンマーにいると
色んな変わった学生が来ます。
(いい意味で。)
今の時期のミャンマーに来る学生は
将来、何者かになる人が多そうな気がします。
基本的には、かなり熱量の高い学生。
エネルギー溢れる、といった表現が
しっくり来るかもしれません。
大学の3回生(関東:3年生)を
1年間休学してインターンとして
ミャンマーにやってくる。
そんな方と接する機会が多く
長く滞在する人達とは
なんだかんだ、接点が生まれやすく
社会人と学生の距離を隔てて
付き合う事が多くなります。
(これ、ヤンゴンでインターンする魅力の
1つでもあると思ってます。)
そんな彼らについて思うこと。
帰国したら就活!
この時期、帰国組が増えます。
で、彼らと話していて
KGY「帰ってどうすんの?」
と尋ねると
だいたいが
「とりあえず、日本で就活します!」
って、人が多いこと多いこと。
「どんな業界?」「どんな会社?」
と、尋ねてみると
「格好いいんで、商社です!」
とか
「まずは大手で社会人としての、、、」
とか
そんな感じの回答がほとんど。
「ベンチャーで」
なんて声も一部ありますが
だいたい、大手狙いです。
せっかく外に飛び出して
貴重な1年を費やして
ミャンマーで揉まれたのに、、、
なんで、そっちに戻るの?
と、思ってしまう事もしばしば。
まぁ当然、人によって違いますが。
そんなエネルギーあるなら
自分でやっちゃえばいいのに。
と、想う人も少なくありません。
とりわけ
ヤンゴンでの事業立ち上げとか経験して
いい感じに盛り上がって来てて
なんてのを見ていると
んー、今じゃなくても、、、
と、思ってしまうことも。
と、まぁそんな事を言っても
本人としては
「就職しなきゃ」
とか
「親の事を考えると」
とか
「大学まで行かせてもらったのに」
とか
色々と考えてしまうわけです。
思考してしまうわけです。
思考が曲者(くせもの)
この「思考」ってやつが曲者。
だと思っています。
とりわけ
「やろうか、やらまいか」的な思考。
これ、完全に時間も労力もムダ。
「やろう」ってなって
縁とか運とかがあれば
勝手に動いてたり
周りに後押しされたり
していくもんです。
「やろうか、やらまいか」
なんて考えてる間もなく
気付いたら
「いかにやろうか」
に思考が動くもんです。
(縁とか運とかが、あれば。)
その思考はあり、です。
制約条件があって
使える資源は、これとこれ。
残された時間は、何時間。
となると、、、
なんて、思考は
生産的なものであり、有効です。
一方で
「やろうか、やらまいか」的思考は
やった場合・やらなかった場合
メリット・デメリットを考えて、、、
なんて やるんで
その思考の8割はムダです。
だって
だいたい思い通りにいかないし
計画通りにいくわけもないし
まぁ想定したうちの2割も
その通りだったら、よし、でしょう。
やってみたら全然違うやん!
なんてことも山ほどあります。
「予期せぬ成功」もあれば
杞憂に終わることも多い。
そんなもんです。
だから、パッと
「やろう!」と思えるものを
サクッと選んだらいいのです。
誰かが言ってました。
「自分で選んだら、自分の選択を
正しいものにすればいいだけ」
格好いい言葉です。
市場環境から考えても、、。
今、日本は深刻な人手不足です。
そんな状況の中ながら
新卒の獲得競争も激しく
大手企業にはなかなか入れない。
なんてのが、実態でしょう。
でも、ですよ。
もう少し先を考えてみてください。
どこの企業も人が不足します。
でも、事業は回さなきゃいけない。
となると
中途採用も考え出すでしょう。
外国人の採用もはじまっています。
てことは、新卒でなくても
大手企業に入れるチャンスは
どんどん出てくるでしょう。
てか、もっといえば
大企業は、今は利益があって
そこそこの投資ができる。
人がいらない仕組みを構築するため
AIへの投資とかもできます。
てなると
大企業こそ、人がいらなくなる。
なんてのが、実態かもしれません。
現に国内大手銀行は
どんどん人減らしに入ってますし。
ま、代替可能な業務かどうか。
そんな判断軸が
前提には、あるわけですが。
と、なるとですよ。
どんな会社にいこうが
どんな部署にいようが
「こいつは 必要だ」
と、言われる存在になればいい。
ただそれしかありません。
もっと広く
世界を捉えれば
会社の中だけでなく
社会の中で
機能発揮をして
「この会社の存在が必要だ」
とか
「お前の存在が必要だ」
と、なればいいのです。
そのためには、、、
と、ムダに一生懸命 思考して
こんなスキルが必要だから
こんな経験が必要だから
とか、そんな事を考えても
あんま意味ない気がするんです。
どうせ思い通りにいかないから。
それよりも
自分がエネルギーを注げるモノが
ある程度、見つかったのなら
そこに向けて取り組んでいけば
勝手に
スキルも経験もついていくし
必要となれば
その後から、とか
走りながら学べばいい
と思うのです。
それでも
遅くないと思うのです。
「なくてはならない存在」
になってから
動いていってもいいんじゃないかな。
年齢とか経験とか関係なくさ。
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