2014年 1月 9日
29歳の私は
ヤンゴン空港にいた。
これから
はじまるヤンゴン生活に
ワクワク
ドキドキしながら。
今はもう改修され
圧倒的にキレイになった
あの古ぼけた
どこか懐かしい感じのする
まるで
地方空港のような
ヤンゴン “国際” 空港の
ターミナルに着いたのだ。
その当時の写真がこれ。
6年前 の 1月 9日。
なんとなく
「この日付だけは覚えておこう。」
そう胸に誓ったから
あまり日付を覚えるのは得意じゃないけど
この日付は覚えている。
私にとって大切な日付。
あれからちょうど6年。
私は、6年前のあの日と
変わらずヤンゴンにいる。
いや、嘘だ。
色々と変わった。
住んでいる場所も
8回くらい変わった。
(めっちゃ多いなw)
あの時、ミャンマーで
働くきっかけをいただいた会社に
私は もういない。
あの時あった貯金は
見事なまでに消えたw
あの当時
この地に知り合いは
1人もいなかった。
※だから私はミャンマーを選んだ。
あの頃の私は
英語はまったく話せなかった。
勤務初日に
「英語でインタビューして」
と言われてマジ焦って
質問内容を全部
日本語で書き出し
その下に英語を書いて
読んで対応したのが懐かしい。
もちろんミャンマー語も
まったく話せなかった。
地理感もなかった。
どこに何があるのか、
空港からダウンタウンが
どれくらい遠いのか、
そんなことも
一切わからなかった。
それでも、
あの頃の私は
右も左もわからないことに
ドキドキしながらも、
「新しい生活がはじまる!」
そんな状況を前に
ワクワクしていた。
・空港の中
・空港から市内へ向かう道
・家の入口
・家の鍵
・町並み
・謎の香り
・耳から入ってくる雑音
・一切理解できないミャンマー語
目に入るもの
耳に入る音
触れるもの
すべてが新鮮で
「はじめてだらけ」
だった。
2020年 1月 9日、あれから6年
あれから6年。
6つ歳を取って
35歳になった私。
この6年
ほぼミャンマーにいて
多くの変化を見てきた。
6年も住んでいるので
ミャンマーには、かなり慣れた。
今は、ローカルアパートに
かなりお得な金額で住んでいる。
今の建物は かれこれ3年目。
あっという間の6年で
ミャンマーはその間に
大きく変わった。
なかった施設がたくさんできた。
通信インフラ整備など
めちゃくちゃ進んだし、
停電も超減った。
便利なサービスやお店が
たくさんできた。
プライベート含めて
友達は たくさんできた。
人脈 0(ゼロ) から
ミャンマーに限らず
東南アジア全域
さらには
世界中に
交友関係も広がった。
当時 付き合っていた友人の
多くと ほぼ連絡を取ってない。
付き合う人は
驚くほど変わった。
ミャンマーの地で
「みゃんこん」という
コミュニティづくりをしてる。
たった6年前には
ミャンマーに友達ゼロだったのに。
これまで色々な仕事をやってきた。
あの時 入社した会社は2年で辞めて
フリーランスになっている。
かれこれ 4年ほど
フリーランスとして
ミャンマーで生きている。
1,000名以上の
ミャンマー人を面接したおかげで
英語力もそこそこ伸びた。
ミャンマー語も勉強して
日常会話くらいは
できるようになっている。
時間の使い方は
驚くほどに変わった。
仕事感とか
世の中の捉え方とか
マインドセットとか
思考の癖とか
驚くほどに変わった。
そして今、
次の挑戦に向けて
動き出そうとしている。
てか動き出すために
アクセルを
ベタ踏みしかけている。
この6年で
大きく変わったんだけど
ここから
もっともっと大きく変わる。
そんな予感がしている。
あれから6年
また違ったワクワクが
目の前に広がっている。
楽しむぞ。人生を。
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