ブータンで見るべき場所といえば
タクツァン僧院。
ブータン仏教の聖地 タクツァン僧院へは
往復7時間の長旅となった。
その前には奇跡的にヒマラヤ山脈も見えた。
なんとラッキーなブータンツアーだろう。
ヤッホーのバチを除いては。。。
最後の見所 タクツァン僧院
民泊先を朝7時に出発。
お世話になった家の方とパシャリ。
※一番 右が私
ブータンの旅 5日目は
タクツァン僧院の見学。
ここはブータン観光では外せない場所
として知られている場所だとか。
辿り着くのには
僧院での滞在時間1時間を含め
往復で7時間ほど掛かるという。
軽い山登りというかハイキングというか
そんなプチ・イベントである。
朝1に、宿泊先のホテルに立ち寄り
荷物を降ろして、目的地へ向かう。
ここでサットさんから靴下をお借りして
クロックスではなく 靴で登る事に切り替え。
途中、天気がよければ
「ヒマラヤ山脈が見えるかも」
スポットに立ち寄ったところ
運よく 見事に 雲の隙間から
ヒマラヤ山脈の一部が見えた。
女神の住む山 ジョモラリ だそうだ。
わかりますか?
望遠で撮影したらハッキリ見える。
これがヒマラヤ山脈の一部。
いやー、美しい。
いつまでも眺めていたい。
なんて、思っていたら
すぐに雲に隠れてしまった。
本当にこの一瞬だけ見えた。
なんともラッキーであった。
ヒマラヤを見たい!
と、参加されてた方もいたし
2回のド・チュラ(峠)を越える際に
見えなかったので、本当に幸運。
雨季にも関わらずヒマラヤまで見えるとは
超ラッキーなブータン旅行。
タクツァン僧院へと向かう。
その後、目的地タクツァン僧院の
登り口の駐車場に到着。
8時19分出発。
少しだけ歩いたら、そこには
崖沿いにたたずむタクツァン僧院。
雲のちょうど下、中央やや左に見える
白い建物がそれ。
途中まではロバでも登れるらしい。
それほど遠くは見えないが
3時間で辿り着けるようにも見えない。
なんて思いながら歩いていく。
ところどころからタクツァン僧院が見え
それがまたテンションを上げてくれる。
そして旗がやっぱり美しい!
道中では色んな人と色んな話をしながら
進んでいく。それがまたよかった。
これは、ツアーバスの中でもそうだ。
自分が知らない世界を知る事ができて
それがなんとも楽しくて心地よかった。
結構、自分が喋ってた事も少なくなかったがw
のぼりはじめて1時間ちょっとして
ようやく第1展望台へと到着。
めちゃくちゃ景色がキレイ。
天気もよくなってきて
タクツァン僧院がキレイに見渡せる。
近付いて見ると、崖の上 感がすごい。
ここからはちょっと坂が面白いw
展望台を見下ろすとこんな感じ。
その後は、ちょっと休憩所で休憩。
ミルクティー飲み放題。
お茶請けのビスケット食べ放題。
のんびり喋りながら
足を休めながら紅茶を3杯ほど頂いた。
そしてまだまだ先なので移動開始。
うん、美しい。
旗の合間からタクツァン僧院。
旗、旗、旗、旗、旗。なんかいい。笑
野生の山山羊?鹿?も発見。
気付いたら タクツァン僧院を
見下ろすような高さまで来た。
登りはじめて2時間20分ほど経過。
空が広くて、自然が多くて気持ちいい。
そこでしばし休憩してまた歩き出す。
しばらく階段をくだる。
タクツァン僧院と旗。笑
第2展望台は意外とすぐに着いた。
そしてここからの光景は最高!
めちゃくちゃ絵になる。
せっかくなのでロボオも登場。
ここからは階段をひたすらくだる。
んー旗の数が半端ない。
滝の真横を通ってから
もう1度のぼっていく。
左側にタクツァン僧院。右が来た道。
タクツァン僧院はすぐそこだ。
そして入り口近くに到着!
約3時間でここまで来た。
神聖な場所で「ヤッホー!」
ここで長袖長ズボンに着替える。
ここはかなり神聖な場所であり
携帯もカメラも持ち込み禁止。
かなり山に登ってきていたし
目の前も山で響きそうな場所。
「ヤッホー」
ってやつをみんなでやってたら
警備員が飛んできて怒られてしまった。
「雨が降るからダメだ。」
と。
雨が降るかどうかは別として
確かに、神聖な場所で大声を出すのは良くない。
反省し、大人しく全員の到着を待つ。
全員揃ってから中に入る。
タイの貿易商の大臣だかが
ブータンに来ているとの事で
ちょっとVIP対応待ちもあったが
中をじっくりと見て回る。
といってもかなり広いようで
時間の関係もあり、
主なところ3つほどを見学。
にしても
やっぱり ガイドのプブさんの
情報量がハンパない。
かなりありがたい場所を見学。
ブータンに仏教をもたらした方が
はじめにお寺をつくった場所で
ブータン仏教の聖地
それがタクツァン僧院。
仏教だけでなく密教もあるようで
神秘的な場所であった。
そして帰り道。
ちょっと山をおりはじめたら
かなりの風。
雨が降りそうな気配、と思っていたら
ポツポツと
雨が降ってきた。
すぐやむかな?
なんて思ってたら
意外と強く降り出してしまい
傘をさしながらのくだり道となった。
ある方に言わせれば
修行のようで楽しい、と。笑
途中で休憩 兼 食事タイム。
意外と寒かったので
この休憩でのあたたかいご飯や
あたたかい紅茶が嬉しかった。
ゆっくりと休憩をしてから
またさらに山をくだる。
行きに比べるとスイスイ進める。
地面が滑りやすいので注意しつつおりる。
数名が足を取られて転んでいた。
クロックスだったら
私も何度も転んでいただろう。
靴下を借りて、靴で来て正解だった。
サットさん、ありがとう!
終始 雨が降りっぱなしだったが
なんとか無事に駐車場まで戻る。
雨はこの頃にはやみはじめた。
「ヤッホー」のせいで
本当に山の神に怒られたような
そんな不思議な雨であった。
お土産屋さんを眺めつつ
のんびりと時間を過ごす。
ただ座ってのんびりしていた。
みんながゾロゾロと山からおりてきて
ついにバスが町へと走り出す。
7時間強、掛かった計算。
8時間弱かも?
なかなか多くの時間を費やしたが
それだけに濃く記憶に残った。
ヤッホーで雨も降ったしw
これでタクツァン僧院ともお別れ。
なかなか激しい道だった。
2度目は、、、あるのだろうか?笑
ちなみにガイドのプブさんは
この3ヵ月で20回以上 登り
累計では1000回以上 登っているとか。
そう考えるとガイドさんって大変だ。。。
その後、もう1箇所だけ立ち寄り。
ブータン最古の寺院 キチュ・ラカン
確かブータン最古の寺院の1つ。
キチュ・ラカン のはず。。
法要中 とのことで
7世紀の仏像が納められている
部屋に入ることができ、
すぐ近くで見る事が出来た。
※写真撮影は厳禁
普段は柵の向こう側からしか見えないが
この日は近くに寄ってみる事ができた。
本当にラッキー続きな度だ。
魔女の力を抑え込むために
つくられた108?の お寺の1つ
とのことで、なんとも神秘的。
あの魔女の絵が欲しかったが
どこにも見当たらなかった。
当然、寺院内は撮影禁止。
みんなでマニ車を回して戻る。
そうして夕方にはホテルに到着。
サクッとシャワーだけ浴びて
町の散策に出掛けた。
買い物とかをしてみる。
意外とオシャレな店が多い。
そして車が多い。
ポストカードなんかを求めて
町に繰り出していった。
求めていたデザインのモノはなくて
そこだけはちょっと残念だったが
なかなかいいのも手に入れられた。
ちゃんとハガキを書いて日本に送ろう。
なんてことを思いながらハガキを購入。
もう届いた頃だろうか?
それほど時間もなくホテルへ戻る。
この日は、夜としては最終日。
さよならパーティーが待っている。
もうブータンの旅も終わり、なのだ。
なんとも寂しい限りである。
途中からは、なんとなく
グループみたいなのが出来上がっていて
移動中はひたすら笑い合っていた。
はじめて出会ったのが5日前。
それがこんなに打ち解けるなんて
ツアーの面白さだなぁ、と感じる。
だからこそ、なんとも寂しさも感じる。
もうすぐさよならパーティー。
つまりみんなで食べる夕食は最後。
なんだか、切なさもこみ上げてくる。
長くなってきたので
さよならパーティー以降は次回に。
コメントを残す