KGYのミャンマー現地人脈を活用した
ミャンマー語勉強中の、とある日本人による
ミャンマー新聞翻訳、不定期掲載シリーズ、第12弾。
【ミャンマーニュース#012】元カノの写真および中傷文をFacebookに載せたとして男を立件
4年間付き合って別れた
彼女の写真および誹謗中傷する文章を
Facebookに載せたとして、
ヤンゴン市マヤンゴン郡区に住む男が
通信法違反で立件された。
女性は26歳の銀行員で、
男とは2011年から今年5月まで交際していた。
双方が話し合い、合意した上で別れたという。
その後連絡をとっていなかった間に、
男が別名でアカウントを作成し、
女性の写真と中傷文を掲載。
さらに、女性の家族や友人に、
女性のプライベートな写真を送り続けていたという。
これを知った女性は、名誉毀損であるとして
警察に相談していた。
今年に入り、Facebookに関する
個人間、団体間のトラブルが後を絶たない。
国軍や政府を侮辱するような投稿をした者は
逮捕されている。
(12月28日分 The Voice)
メディア・リテラシー向上のプロセス
Facebookだからって
なんでも許される。
そういうわけではない。
これを国民に知らしめた
いいニュース、だと感じた。
さらっと下に書かれてますけど
「国軍や政府を侮辱するような
投稿をした者は逮捕」
と、注意喚起・牽制も忘れない。
さすがです。笑
そして、こういう犯罪で捕まるってのは
一般的になりつつある。
そして、法律が整備されていた。
というあたり、ちょっと驚き。
先進国の後追いだからこそ
「こういう事が起きるよ」
ってのは読めるわけで
だからこそ
「タイムマシン経営」
とかが効くわけです。
それは法律でも同じなのだろう。
そういういい事例かと。
Facebookにミャンマーの友人も多く
見ていると、えぐい写真アップしたり
個人情報だとかも気にしてなかったり
という事を感じる事がしばしば。
某銀行の給料水準一覧表の公開も有名なやつだ。
個人情報保護法的なものはたぶんない。
なんとも情報の扱いが雑である。
でもこういう「Facebookで逮捕」
という類いの情報が発信され、
それが国民に伝わっていけば
それなりの抑止効果となるのは間違いない。
こうして人々のメディア・リテラシーが
高まっていけばいいな、と
他人事ながら思ってみたり。
ただ仕組みは知っておく
このプロセスは
日本でも同じようなもんである。
LINEを利用した事件が起きた。
LINEでのいじめが原因だった。
これがあってはじめて
多くの人々が事の重大性に気付く。
きっとこんなのって山ほど起きてて
表に出るのは氷山の一角だ。
それでも、報道されなかったら
報道で LINE のワードが出なければ
多くの人は気付かないままに終わる。
別に LINE が悪いわけではない。
それなのに、その瞬間から人々は
LINE 批判をはじめたりしてみる。苦笑
こういうのは、もうどうしようもない。。
報道で出ても、自分の身の回りに
危険が迫っている、とは皆気付かない。
そういうものである。
ただ大切なのは、
そういう仕組み全体をわかっておく。
この事の重要性だろう。
わからないけれど、
LINE が 超大物の既得権益で
守られていて、報道規制がかかり
LINE というワードが報道に出なければ
きっと人々は気付かない。
事件が起きた。 以上。
これで終わってしまう。
いわゆる揉み消しというやつだ。
きっとこんな世界も日常茶飯事。
電力関係とか超根深そう。
一昔前に比べたら、内部告発とか
コンプライアンスとか色んな制度が整い
隠すのは難しくなっているだろうが
それでも隠されている世界は山ほどあるだろう。
最近、話題になっている
東芝 とか シャープ とか 三菱東京UFJ銀行 とか
なんか、そういう風な目で見れば、そうも見える。
どこまで本当かは、本人のみぞ知るところ。
意図の有無とかもわからない。
でも、そういうものだ、ということ。
ただそれだけ。
エネルギーを使うかどうか
そして、それ硫黄に大切なのは
そういう情報を知る事に
エネルギーを使うかどうかは
自分で決められる、ということ。
ふーん って流すも選択。
なんだこれは?調べてやる!
って踏み込むのも選択。
どちらも選べる。
私は、大きな構造を学ぶ、という意味で
交渉術を学ぶ、という意味で学ぶ。
しかし、だからって ●●が悪い!
とかいうとこには入らない。
そこにはエネルギーを使わない。
そのスタンスで臨むつもりだ。
web上にはものすごい数の情報が流れる。
私もこうして情報を発信するし
情報を収集する事もとても多い。
発信する側として「捕まらないように」
収集する側として「エネルギー使い過ぎない」
ここを大切にしつつ
うまく付き合っていこう。