KGYのミャンマー現地人脈を活用した
ミャンマー語勉強中の、とある日本人による
ミャンマー新聞翻訳、不定期掲載シリーズ、第11弾。
【ミャンマーニュース#011】YCDC(ヤンゴン市開発委員会)が所有する墓地での火葬料金を2倍に値上げ
ヤンゴン市開発委員会(YCDC)は12月22日、
YCDCが所有する墓地での火葬料金を
来年1月1日から2倍に値上げすると発表した。
YCDCが所有している墓地は全7ヵ所。
現在の火葬料金は
大人2,000チャット、子ども1,000チャット。
来年からは大人4,000チャット、子ども2,000チャットに。
値上げの理由は、使用する燃料価格の高騰だという。
YCDC関係者は
「燃料は、大人1体を燃やすのに5ガロン、子どもは4ガロン使う。
このごろ値上がりが続き、今は1ガロン3,000チャット以上する。
つまり、大人1体に1万5,000チャット以上かかるということだ。
これまでYCDCがかなり負担してきたが、
赤字が続いて厳しい。
今後、墓地の整備や建物の拡張工事なども行いたいと
考えているので、資金が必要になる。
マンダレーやネピドーでは、ずっと前から
1万~2万チャットぐらいの料金をとっているので、
ヤンゴンは値上げしてもかなり安いほうだ」
と説明し、理解を求めた。
火葬料金の捻出が困難な貧しい人々は無料になる。
居住する郡区の郡区長に
推薦状を書いてもらうだけでOKで、
それ以外の難しい手続きなどは一切必要ない。
(12月23日発行 Pyi Myanmar)
燃料の高騰の影響を受けて
こうしたところにも派生があるんだ、と
思いがけない繋がりを感じました。
それにしても倍額っていうと
ドラスティックな印象を受けますが
それでも
日本円換算で 200円 が 400円
と、それほどのインパクトではない
ようには見えるが、そうではない。
やはりミャンマーに暮らす人から見れば
なかなか大きな影響であろう。
ちなみに、ミャンマーでは
お墓代が高い、という理由で
お墓を持たない人もいるという。
先日、少し田舎にいった際に聞いた話がある。
ふと、
田んぼの中に お墓がある。なんでだろう?
と、思っていると
ずっとその土地を耕してきた方が
その土地から離れたくない
という想いで
その土地に残りたい、ということで
お墓を自分の土地の中に建てるそうだ。
自分が大切にしてきた土地を守り続けたい。
そういう想いなのだろう。
さて、私はどうだろうか?
死んだら、後腐れない状態でありたい。
後に遺恨を残すような事はしたくない。
サクッと
迷惑を掛けずに死にたいものだ。
過去に思っていたことがある。
63歳で死にたい
と。
その理由としては、
60歳まで働くだろう。
だからこそ定年退職したら
3年くらいでグワーっと遊びまくり
多少のお金を残した上で
人に迷惑を掛けずに
健康なうちにサクッと死にたい。笑
そう思っていたから。
しかし、今 私は働き方を変えた。
ずっとサラリーマンでいる。
その可能性はないだろう。
よって
60歳で定年退職
なんてものもない。
そんな世界に足を踏み入れる。
よって
63歳で死にたい も 変わっていくのかも。
未だにあまり長生きしたい、とは思わないが。
なんとなく死生観の話をば。