KGYのミャンマー現地人脈を活用した
ミャンマー語勉強中の、とある日本人による
ミャンマー新聞翻訳、不定期掲載シリーズ、第9弾。
【ミャンマーニュース#009】バガンを訪れる外国人観光客が減少
ミャンマーを訪れる外国人観光客は年々増加を続けているが、
バガンを観光する外国人が昨年より減っていると
文化省考古・国立博物館局のテインルィン副局長が
明らかにした。
昨年の観光シーズンは1日に約2,000人が訪れていたが、
現在はその半分ほどに減少。
ミャンマーで総選挙が開催されたことのほか、
それぞれの国の経済状況なども関連しているとみられる。
同副局長は
「バガンを訪れる外国人観光客は、
年々少しづつ減少している。
特にフランス人が減った。
フランスの経済状況の影響があると思う。
バガンの特産品である漆器の販売店や職人は
厳しい状況になっている。
今後の収入は輸出に頼ることになるだろう」
と話した。
現在、外国人のバガンの入域料は1人20ドルだが、
11月1日 から 2万5,000チャットに変更されている。
バガン考古博物館の入館料は5,000チャットで変わらない。
(12月23日分 The Voice)
入域料、またも値上げ
2013年6月に、それまでのUS$10からUS$15に値上げ。
2015年1月より再度、US$20に値上げ。
からの、今回 2万 5,000KSへの変更。
チャット・ベースでいえば、実質値下げか?
(※2015年 12/26 現在 1ドル=約1,300KSのため)
なんだか、バガンが慌ただしい。
コロコロ料金を変えるのって
なんだか悪影響な気もするが、
どういうもんなんだろうか。
急速な 開国 の影響もあって
周囲が慌ただしいのはあるだろう。
外貨を獲得したい、というのもあったのかも。
しかし今はインフレが心配で
国内の通貨を流通させたいニーズも強い。
そういう背景なのだろうか?
それにしても
ビザ代 50USD+バガン入域料 20USD
これだけで70USD。
しかも宿泊費も安くない、ときている。
そうなると、訪問者が減るのもやむなし?
なんて思ってしまったりもする。
フランスの経済状況の影響という言葉の通り
そもそも「訪問する人の事情」も
当然あるだろう。
それでも、年々少しずつ減っている
というのはなんとも寂しい。
本当にいいところなだけに。
ぜひミャンマーお越しくださいませ!
ミャンマー遊びに来るなら今のうちです。
バガンが世界遺産になる前に。