昨日、人と話すことの重要性を書きました。
いやー本当に人と話すって刺激が多いんです。
元々は、ビザの件でホームページを見て頂き
そこから、Wi-Fiの話等をお伝えさせて頂き
ヤンゴンに来られた方でした。
で、「会いませんか?」と連絡をしたところ
ご快諾いただき、会うことができました。
ホテルのロビーにて
ちょっとしたいいホテルのロビーで
お会いしました。
なんだか、ホテルのロビーカフェでのお食事って
セルフイメージが高まります。
別に自分が何か変わったわけでもないのに
いる空間が錯覚を与えてくれます。笑
コーヒー1杯5ドルとかいう
異常な空間ですけれどもね、、、苦笑
そして、ご馳走になってしまいまして
ありがとうございました!
そんな空間でお会いして1時間半ほど
お話をさせていただきました。
どんな方なのか?
某大学の経営学科の助教授。
リサイクルについて研究しており、
スポーツなんかも担当。
教授になる前は、
自動車会社にて、CSR等を担当。
で、今は車のリサイクル等について研究。
大学2年の娘さんも同行。
自身が英語ができず、苦労した経験から
娘は早いうちから海外経験を積ませようと
インドにも連れていったのだとか。。すごい。
(なんだか、今年は女子大生運があるようで
今年3人目の女子大生との遭遇。笑)
どんな話をしたのか?
ミャンマーの事情についてあれこれと
質問を受けて答えるようなカタチで対応。
私が聞いていて面白かった話。
ミャンマーは、日本からの中古車の輸出が多い。
世界で1番・2番といった勢い。
ちょっと調べてみました。
2015年 1-4月
1位がミャンマー、2位がU.A.E.、3位がニュージーランド、4位がチリ、5位がケニア
2014年
1位ミャンマー、2位ロシア、3位U.A.E.、4位ニュージーランド、5位チリ
2013年との比較ではロシアとミャンマーの順位が入れ替わりましたが、
同じ5カ国がトップ5(つまり、ここ2年トップ、2013年は2位)
ということで、今や
世界一の日本からの中古車輸入国、ミャンマー。
で、車のリサイクル事情についても
今後を睨むとウォッチしておく必要がある、との事で
そんな自動車事情のあれこれをお話。
確かに、気になるのは、車のリサイクル。
人に言われるのは、
「3年前と比べて、車がきれいになった」
といった類の話。
私は、3年前は知らないのですが、
確かにきれいな車が増えております。
ということは、古い車はどこかに消えています。
さて、どこにいったのでしょうか?
というのが、研究対象になるのかと。
なかなか興味深いお話です。
これからの課題にもなるでしょうし。
日本の10年落ちの車をミャンマーに運び
ミャンマーで乗り倒します。
で、その後の行き先は?って話。
日本だと、
一部は鉄になり
レアメタルを取り出したり
といった解体がきっちりなされるそうで。
ミャンマーはどうなっているのか?
なーんてお話をあれこれしてました。
ミャンマーの車市場は
中古車が中心。
新車はまだまだマーケットが小さい。
(というかほとんどない。)
そうした中で、5年後、10年後には
一定程度 中古車の廃車が生まれてくる。
そうした「車たち」がどこへ行くのか?
ただ廃棄されて悲惨なことになるのではなく
好循環の中に放り込めればいいな、と
そんなことを感じさせていただきました。
これまでまったく考えたことがなかったけれど
新たな気づきをいただきました。
確かに、今は車が増えてるから、中古車輸出だー
中古車から次は新車の時代だー
というその先にはまた
別のビジネスチャンスがあるのです。
ハッとさせられた会話でした。
大学生の話すハッとする言葉
また大学生の娘さんとも少し話をさせて頂き、
「どんな仕事があるかまったくわからない。」と
さらっと話していた言葉が印象的でした。
その通りなのだろな、と思いました。
仕事を考える機会は、日本だと多いです。
ミャンマーだとほぼありません。
一部、お医者さん等 特殊なケースを除き
仕事について考えるのは、
大学を卒業して、しばらくしてから。
日本だと、大学選択時から
結構 強く意識しています。
法律家になりたいから法学部とか
税理士・会計士になるため経済・経営・商学とか。
それでも「知らないことばかり」が基本。
日本との違いも多いミャンマーですが
やっぱり共通点もあるなぁ、と。
そういう意味では若いうちから海外に出るとか
非常に貴重な経験をしているってのは
本当にうらやましい限りです。
海外インターンとかが当たり前(?)の時代。
リクルートさんも運営してます。
GLIP (Global Leadership Intern Program)
こういうの、ドンドンやって欲しいです。
そしてドンドン参加して欲しいです。
海外に出たからこそ見えるものが必ずあります。
タイミング
で、話をしながらつくづく感じたのは
物事に大切なのは タイミング。
という話。
今、リサイクルで来たら最先端でしょう。
でもそこをやるには、早過ぎるかもしれない。
なーんていうジレンマの中で
決めて動いていく必要があるのです。
私自身も、そこをしっかり見据えながら
取り組んでいかなければ。
そんなことを考える時間ともなりました。
本当は、もっともっとこちらから聞きたいことも
たくさんあったのですが、それはまたの機会に。
ぜひまたお会いできることを
楽しみにしております!
新たな気付きをありがとうございました!
というわけで、ヤンゴン渡航者からのご連絡も
お待ちしております!