昨日、ロンドンとSkypeをしました。
その時に、いただいた言葉がこれ。
Do Things That Don’t Scale
なんのことか、おわかりでしょうか?
横文字ですよ、横文字。。。
私は、初めて知りました。
スケールしないことをしよう
原文は、こちらなのだとか。
Do Things That Don’t Scale
シードファンディングを提供することを目的とした
Y Combinator を創立した
ポール・グレアム氏の言葉なのだとか。
スケールしないことって?
人は、お金があるとついつい楽をしようとします。
とりわけ、今はWEBの時代。
よって、広告費をガツっと掛けてお金を払って
Webマーケティングをしたりします。
Facebook広告で認知度を高めるぞ、とか
Google Adsense の枠を買う、とか
新聞広告で影響力を高める、とか
TVCMをうって、インパクトを与える、とか
リーチ数が20万人とか1,000万人とか
そういう視点での取り組みが
スケールのあることだ。
大きな規模になったら
スケールする事も必要だろう。
なぜなら、限界があるから。
が、
創業時期は、スケールしないことをする。
そして、
できる限り長い期間スケールしないことをする。
これがポイントなのだとか。
深い。
この期間が必ず必要なのだという。
成功している企業は必ずここを通っているのだとか。
スケールしないことを選ぶ理由
確かに 巨額の資金を投じて
認知度を高めるのは効果的だろう。
●●支援金・●●補助金なんてもらうと
よっしゃ、やったろうか!
と、広告宣伝なんかに走ったりする。
しかし、その広告では
おそらく隣人には勝てない。
いや、そんなスケールのちっちゃいことを
チマチマやっててもしゃーないやん。。。
と、ついつい思ってしまうことこそ
長い目で見て、効いてくるのだとか。
例えば、1件1件 お宅訪問をする、とか
選挙でいえば、一人一人握手する、とか
そういう小さなスケールしないひとつひとつが
効いてくるのだという。
資金力があると、
そうしたことをバカにしてやらない。
いやいや、認知度高めるんだったら
広告2発やったらいいやん、とか
TVCMでインパクトあるのやろうや、とか
そういう思想になる。
でもそこであえて
スケールしない小さなことを
きっちりとやっていくのが
創業期には大切なのだとか。
創業期は、仕事がないのが普通だ。
そういう時期に、いかに地道に足で稼ぎ
スケールしないことをやるか、
これこそが重要なのだという。
ほんまその通りだなぁ。
ついつい、楽しようとか思ったり
もっと効率的な方法はないかとか考えたり
そっちに時間を使うことが多い。
それはそれで大事な視点である。
しかし、それだけではダメで
スケールしないことをやる。
思いついた事をすべてやってみる。
それくらいの覚悟でやるのだ。
これが大切で、地道で、効果的なこと。
楽しようとすることも大事だが
その反面で
楽しないことも大事。
地道にやっていくべし。