マーケティング本。
なんだかんだしっかり読んだのは初かも。
それっぽいのはたくさん読んできたが。
こんな本を日曜と月曜に、読みました。
この本を手にとった背景。
この本を買ったのは、1年ほど前。
母校である大学での講演のため
日本に一時帰国した時に
大阪・梅田の蔦屋書店で購入。
自分でビジネスをやっていく上で
大切な要素になるだろう、と
そう考えて購入しました。
フリーランス系の本、数冊と
共に買いました。
2016年1月からフリーになりました。
で、何もしないまま半年以上を過ごし
9月19日からミャンマー入り。
知り合いのお仕事を手伝わせて頂きつつ
「自分のビジネスも」と動いている今。
ちょうど別件でマーケティングの事とか
考えるタイミングでもあったので
読み始めました。
で、読みつつ、メモしたら
かなりの分量になりました。
本を読み始めて
結構、早めの段階で
マーケティングとは
「買ってもらえる仕組みをつくること」
この言葉にグッと来て、
そこから読み始めたらどうにも止まらず。
あっという間に読み切りました。
鮒谷さんがいつもいつも
「売らずに売る。」とか
表現を変えて伝えてたことが
ようやくスッと腹落ち。
今更かい!
と怒られそうですが。。
すごく気になった2箇所
本を通じて
マーケティングの基礎を
改めて学んでいました。
セグメント、ターゲット、ポジショニング
リサーチ、ブランド、マーケティング
なんだか、そんな言葉がグルグル。
今まで聞いたことある言葉だし
意識して取り組んでた事もありましたが
改めて体系的に学んでグッときました。
中でも強く感じたのは
ブランドの重要性。
発信者側の意思「自分がどうしたいのか」
受け手側の意思「どう思うのか」
この部分。
ここをしっかり考えねば、と。
どう位置づけるのか、と。
ブランドとセットで
マーケティングの中身も
やり方も変わります。
言われてみると、当たり前だが
そのことを改めて認識した次第。
また
・顧客は合理的であると同時に情緒的。
・購買時の顧客経験価値も大切。
といった言葉も引っかかりました。
情緒的なつながりを生む
販売後のサポート体制の充実や
ユーザーフォローの重要性を
改めて感じた次第。
感情がやっぱりモノを言うのだ、と。
機能だけでは買わないのだ、と。
機能を知って、感情が揺れて
「欲しい!」となって
はじめて買ってもらえるのだ、と。
マーケティング、というと
「売り込み」のイメージが
どうしても強くなっていた。
しかし、
売り込みではなくて
売れる仕組みをつくる。
買ってもらえる仕組みをつくる。
きっと使い古された言葉だろうけれど
改めてここがストンと落ちました。
そのために
感情へのアプローチも重要なのです。
味気ないメールやネット対応だけでなく
お客様の声とか経営者の顔とか
感情を動かす仕掛けが必要なのです。
リサーチは本当に重要。
そして、この本で説かれていたのは
リサーチの重要性。
私もここは深く同意。
売れる仕組みをつくる上では
リサーチは欠かせません。
でも、ついついおろそかにしがち。
だって集めるの大変ですもん。
ミャンマーだと特にそうです。
情報が少ないから
と諦めて
エイヤッと
とりあえずやる。
で、やってみたら
アレッと失敗する。
そんなケースをいくつも見ています。
・開始前のリサーチ
・スタート後のリサーチ
やれることは本当はたくさんあります。
リサーチを完璧にやるのは難しくて
100%じゃないとは思います。
それでも
きちんと仮説を立てて
仮説に基づいて検証する。
その方法を考える事はできます。
そして、実際に調査もできます。
ミャンマーならではの方法もあります。
ネットを使ったり
街角で対応したり。
当然、手間とお金は掛かりますけど
これをやらないところは多いかと。
売れない理由すらわからないまま
ジリ貧に陥っていくことが多いかと。
売れない理由が
・値段設定なのか
・プロモーションなのか
・出店場所なのか
・サービス品質なのか
・商品自体なのか
どこに課題があったのか
それすらわからないまま
もっと言えば
探ろうとすらしないまま
ただズルズルと
赤字を続けて
どうしようもなくなって
消えていく。
そんなケースが多々あります。
よって感じるのは
リサーチにはニーズがあります。
そして深い使命もあります。
リサーチを手掛けている会社は
いくつかあります。
しかし、
料金が異常に高かったり
結果が十分でなかったり
対応が追いつかなかったり
まだまだ困っている領域です。
最近、引き合いを頂いて
ちょっとしたリサーチを
掛けたこともありました。
やはり現地ならではの
生の情報には価値があるのです。
現地のナマの情報を絡めて
リサーチし、分析をかければ
また違った角度から見えるでしょう。
ミャンマーにいるからこそできて
私が好きな仕事であって
多くの人が困っていること。
やっぱりそれ(リサーチ)をやりたいな
と思った次第。
まだまだ
これでは守備範囲が広いので
もっと、グッと絞りますが
リサーチ、相談には乗れます。
過去実績もありますし
幾つかのリソースもあります。
それらを含めて提案可能です。
まずはスカイプ相談を
無料で承ります。